WWGM

Walk With God Ministries

06 03月

2017年 WWGM の計画と献金のお願い     坂  達 也  2017年3月6日


 

2017年 WWGM の計画と献金のお願い

 

                  坂  達 也

 

 

一粒の種が地に落ちて死ねば、豊かな実を結ぶ

 

 すべてのことに豊かになることを望まない人はいません。第一に主ご自身が私たちがそうなることを望まれています。その豊かになる秘訣は唯一つです。それは「神と人に与える」ことによってです。しかも、あなたの「与え方の度合い」が「主があなたに与える度合い」を決めます。それはすなわち、私たちの「霊的成熟の度合いがその人の人生におけるすべての繁栄の度合いを決める」のです。

 

 私たちのミニストリーでは昨年から、一年に一度「献金のお願い」のキャンペーンをさせていただくことにしました。昨年は一月にそれをお願いしましたが、その結果を先ずご報告させていただきます。

 目標額として皆様にお願いしましたのは、月平均額10万円、すなわち年間百二十万円でした。これに対して昨年一年間で、約その半額の60万円を頂戴しました。これは本当にすばらしい恵みです。心から感謝申し上げます。

 私たちとしましては皆様からのご献金の額が少なかったとは決して申し上げません。なぜなら、私たちの必要はすべて主が与えてくださっているからです。

 

 主は、私たち自身が一年にどれだけの献金を主の御国のため喜んで捧げているかを見ておられます。私たちの属する教会は、全収入の10%を教会に、加えてその他への特別献金として5%=合計15%を献金するよう奨めており、私たちはそれに従っています。その結果、私たちは昨年一年を通して、主が私たちの必要を有り余る程に充たしてくださった一年であったことを、皆様にご報告させていただきます。

 従って、「皆様がなさる主へのご献金」の中から、これ程たくさんのものを私たちのミニストリーに頂戴いただけましたことは、唯只主と皆様に感謝あるのみですし、心からお喜び申し上げます。

 

 ですから私たちは、皆様が、何をさておいても、先ず十一献金を主に捧げることをお薦めします。その捧げ方は主にうかがってください。周りに貧しい人がおられたら助けてください。これは立派な主へのささげもので(主にお金を貸すことになり)主は喜んでその人にふんだんにお返しになられます。

地域の教会に属し、その教会を支えることを主にコミットしておられる方はどうぞそこへ献金してください。又、二人三人が集まるところは教会(コイノニア)ですから、広い意味で私たちのミニストリーに参加してくださることも主にうかがってみてみてください。私たちのミニストリーのブログを継続的に読んでくださる方、そして経済的支援をして下さる皆様は私たちにとって霊的な「パートナー」であると心より感謝しております。

 主とその教会に捧げることはよく種まきに例えられます。一粒の種から少なくとも30、60,100倍に実ります。それどころではありません。主ご自身が一粒の種としてご自分をお捧げになり、私たちという何千万何億と言う「実り」を刈り取られたのです。であれば、私たちが自らを主に捧げることによってものすごく豊かな実りをいただけると信じます。

 「・・・一粒の種がもし地に落ちて死ななければ、それは一粒のままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。自分のいのちを愛する者はそれを失い、この世でそのいのちを憎む(死ぬ)ものはそれを保って永遠のいのちに至るのです。わたしに仕えるというのなら、その人はわたしについて来なさい。わたしがいる所に、わたしに仕える者もいるべきです。もしわたしに仕えるなら、父はその人に報いてくださいます。」(ヨハネ12:24ー26)

 

 私たち主に刈り取られた者は「主に仕えるもの」になったのですから「わたしについて来なさい。」と主はいわれます。それはすなわち「自分に死んで、主のいる所に常にいるもの」となることです。私はこのことを今年の1月9日のWWGMで、主が私に「2017年はヨハネ17章の年」であると示されたことを書きましたが、その17:24節で「わたしがいる所に、わたしに仕える者もおらせてください。」と主は父にお願いしています。その意味は、私たちが個人的に主と親密な関係に入ることです。そして主と完全につながり abiding「毎日御声を聞きながら 主に忠実に従って生きる」ーこれが私たちの「御国の生き方」の最終目標であり、究極の繁栄をもたらします。

 又、献金に関しては、もう一つの霊的法則があります。それは「霊的成熟の度合いがその人の人生におけるすべての繁栄の度合いを決める」ことです。その基本は旧約聖書に出て来る神を求める王たちが「主を求めていた間、神は王を栄えさせた。」と2歴代誌26:5に書いてある通りです。その他、「エルサレムのために平安を祈れ。エルサレムを愛する者は栄える。・・・」とも詩篇の122篇に書かれています。

 

WWGMの2017年の目標

 

 私たちのミニストリーは、皆様の「霊的成熟」に少しでも多く貢献することを第一の目標としています。なぜなら、クリスチャンが霊的に成熟すれば「神の国とその義とをまず第一に求める人」になり、そのような人を主は、御国をこの地に建て上げるために大いに用います。そうすれば、「それに加えてすべてのものが与えられて繁栄」するからです。

 そうであれば、主は私たちのミニストリーが、皆様の霊的成熟にどれほど貢献させていただいているかを見ておられます。

 そして私たちの WWGM が主に従って忠実により良い「霊的な糧」を皆様に提供し続ける限り、主は私たちのミニストリーをより充実させ、それによって皆様ばかりではなく、私たちをも大いに祝福してくださると信じます。

 

 従って、私たちの今年の目標は、一にも二にも私たちのミニストリーをより充実させ、拡張することにあります。なぜなら、終末の時代には、主が私たちを通して「天の御国」を地にもたらす御計画であるからです。

 すなわち、イエスキリストの福音とは、単に人の罪を赦すだけでなく、天にあるあらゆる超自然の恩恵を、地にもたらすことにあります。それは「主の祈り」に書かれている通りです。そのために

(一)私たちは今1週間に一度のメッセージをお送りしていますが、これをもっと増やし、より幅広く充実した内容にすること、そして出来れば、日本での集会を増やし、皆様とのお交わりを深めたいと願っております。その点どうぞ皆様からのご要望をぜひお聞かせくだされば幸いです。

 ですからもし私たちのミニストリーの目標にご賛同される皆様には、パートナーとして積極的にご参加とご支援をいただき、それによって主からのより豊かな実りを共に分かち合わせていただくことが私たちの切なる願いです。

 

(二)私の量子論に関連した本も今年はぜひ書き上げて出版させていただきたいと願っております。ぜひお祈りください。

(三)昨年は出来ませんでしたが、今年は日本ばかりでなく、アメリカ各地の主要な教会とミニストリーの拠点、それにリバイバルが起こる気配が既に出て来ている場所を訪ねたい願いを持っております。

(四)私たちは昨年末(年始)にご報告しましたように、後2−3ヶ月でニューヨークに移住します。私たちのニューヨーク移動は主の御心・ご計画として受け取っておりますので、どうぞ皆様のお祈りに加えていただきますようお願い申し上げます。

 

 以上のようなビジョンを与えられていますので、今年の皆様からのご支援目標を出来れば、昨年の二倍の月額20万円を目標とさせていただきたいと願っております。ぜひとも私たちのミニストリーへ、パートナーとしてご参加くださいますようお願い申し上げます。

 

献金を御希望の皆様は下記にお願い致します。

 

 私たちへの献金の振込先:

 ゆうちょ銀行 記号番号 12120−78497141 バン タツヤ

 

 尚、ご送金の際は、どうぞ皆様のお名前と金額をEメールで私たち宛にお知らせいただければ幸いです。それによって、私たちは皆様とのコミュニケーションを取らせていただきます。私たちのメール・アドレスは tatsuyayumiko@gmail.com です。ご質問があればどうぞこのアドレスにメールを頂戴したくよろしくお願いします。(終り)


04 03月

危機を迎えたかに見えるトランプ政権(二)      坂 達 也      2017年3月4日


危機を迎えたかに見えるトランプ政権(二)

 

 坂 達 也

 

「共和党は、幾つかの主要な州で党の大統領候補を勝たせるための特別な努力をした結果、州毎の選挙人による全体集計でかろうじて過半数を獲得し、大統領選に勝利しました。しかし、一人ひとりの投票者による人気票は僅か40%しか獲得できなかったため、民主党側の不満は爆発し大混乱となりました。選ばれた大統領がワシントンに到着するに当り、あまりにも多くの暗殺の脅迫状を受け取ったため、選ばれた共和党大統領のワシントン入りは秘密裏のうちに行われました。就任式は、街の主なビルに軍隊を配置させるほどの緊張のうちに、未だかってない程の警備体制の中で行われました。多くのコングレスの議員たちは式に参列するのを拒否しました。」

 

 以上を読まれた方の多くは、私も含めて、てっきり今回のトランプ大統領のことかと思われたに違いありません。しかし実は上記の文章の最後は次のように結ばれています。

「このような事態の中で1861年3月4日、アブラハム・リンカーンは第16代大統領に就任しました。」

 

 上記はリック・ジョイナー師がフェイスブックに載せた記事ですが、彼が言わんとしていることは、今のアメリカで起こっていることは、建国以来、同じことが既に二度三度と起こったことが多く、特に驚き、慌て恐れることではない、と言うことのようです。

 

リック・ジョイナー師と「モーニングスター・ミニストリーズ」

 

 ここで皆様は、私が頻繁にリック・ジョイナー師を引き合いに出すことにお気付きかと思いますが、 今回その理由をご説明させていただきます。

 率直に言って、今トランプという新大統領が突如現れて困惑しているのはアメリカ国民だけではありません。むしろ世界中の人々が彼をどう考えたらよいのかを全く扱いかねているというのが正直な状況であると思います。私は昨年来、そのような型破りなトランプ大統領のことを頻繁に書かせていただいておりますが、それは私がたまたまアメリカに住んでいるからという理由で興味半分の「時事解説」をしているつもりは全くないことをお断りしておきます。第一、私にはそれだけの知識も資格もありません。しかし唯一つだけ確信していることは,トランプ大統領は神が選んで今のアメリカに送った人であること、しかも、彼は最近ボーンアゲインしたクリスチャンであること、そしてその意味を真に理解出来る人はクリスチャンに限られることです。とは言っても、残念ながらアメリカのクリスチャンの多くがトランプ氏に強く反感を持っていることも厳粛な事実です。

 

 それではトランプ大統領を信頼出来る人とはどんなクリスチャンなのでしょうか。それは聖書に書かれた神、イエス・キリストを真に正しく理解し、その「創造者の神」に絶対の信頼を置く、揺るがない信仰の人でなければならないと私は思います。参考になる聖書箇所の一つは詩篇46章です。ぜひお読み下さい。

 

 私たち WWGM では最近、ジョイナー師の他にマイク・ビクル師のメッセージをご紹介しましたが、これからビル・ジョンソン師のものを掲載する予定です。それは主が多くの使徒的預言的なリーダーをアメリカに立て、その人たちにそれぞれ違った見方、考え方を持たせることによって、御国全体を建て上げるための違った任務をそれぞれのリーダーに与えておられることを皆様にお知らせして行きたいと思うからです。

 そのようなクリスチャンの中でも、私は、リック・ジョイナーという人は、神が最後の時代のために特別に用意された「政治・経済」を担当する特別な「御国の使徒・預言者」の一人であると信じております。そのリック師のミニストリーを今回はご紹介させていただきます。

 

 リック師は、マタイ24:45ー46をモットーとして掲げ、モーニングスター・ミニストリー(以下MSMと略します)を確立して30余年、直下に4つの教会を持ち、それぞれに確立した牧師を立て(師自身も説教をします)、その他、助けを必要とする世界中の教会に手を差し伸べ、何千人と言うミショナリーを世界50カ国に送っています。そして師は、主に示されて特に教育に力を入れ、幼稚園から大学迄一貫した学校を設立し、それにワーシップリーダーを育てる学校を加え、ほぼすべての分野でのリーダーを使徒訓練することに専心して来た人です。その彼に主が直接多くのビジョンを与え、そに従って書かせた本が50冊以上にもなります。

 主は又、そのためにボブ・ジョーンズ師のような卓越した預言者を送り、ジョーンズ師は、リック師のミニストリー形成の過程のほとんどを逐次神の預言によって指導しました。それによってMSMは、今では世界中のクリスチャンを対象にしたインターネットチャーチ、ビデオ・ミニストリーを発信し、又、年間を通じて多くのテーマを強調する種々のカンファレンスを主催しております。

 それだけではありません。御国における政治・経済・社会・教育等の広い分野で「主の御国の達成」のための具体的な活動を組織し、助け、それぞれの分野でリーダーを育成する「オーク・イニシャティブ」というユニークな活動も行っています。このMSMの経営理事の中には預言者、軍人、ビジネスマン、教育の分野で活躍するそうそうたる経歴を持つ社会人の権威者が集められており、リック師の「御国を建て上げる」ミニストリーを助けております。

 私たちはここ数年、リック師のMSMのパートナー・メンバーとなっていますが、それによって、アメリカの現状を皆様にご報告する色々な貴重な資料を得ることができます。勿論MSM以外にも広く情報収集に務めていますが、今回は次の四つの理由により、リック師の意見を特に重視していることをお伝えします。

 

(一)彼はほぼすべてのことに主からの預言的指示を受けている人であること。私はこれは大変重要なことであると思います。

(二)主が来られる直前の終末の時代に起こることと、その時に具体的に主がクリスチャンに期待する「御国達成」の仕事が何であるかをしっかりと把握している。

(三)彼はアメリカの歴史、特にクリスチャン国としての政治形態の歴史と憲法に精通していて、又、人間の歴史、世界の歴史に関する聖書解釈の権威者でもあります。その基本的聖書解釈は下記の通りです。

 

 「神は人を、ご自分のかたちに似るように造られた」という聖書の意味するところは「それぞれ違った人種が違った文化を持って集り、国を造り、それぞれが仲良く神と共存するように造られた」のであって、そのような国はそれぞれが国境を定め維持する(使徒行伝17:26等)のが神の考え方であると彼は言います。

 その意味で皆が同じ考えと同じ生き方だけに統一され、それによって「世界統一」を目標とするようなグローバリズムは元来の神の考え方ではありません。むしろ悪魔こそ「世界統一構想New (One) World Order による世界統一」を目指しています。

 アメリカの歴史はそのような神の考え方を基に世界中から集まった移民の集合体であり、主な最初の移民は英国から逃れて来たプロテスタント・クリスチャンたちでした。それ以降は、世界中からの移民によって国が形成され、中でも奴隷として連れて来られた黒人が人種的には大きな要素を構成しています。そのような形成課程を持つアメリカ合衆国では、国の指導者(大統領)は最初から常に多くの反対者に囲まれ、国が二分して保守派とリベラルの二派が戦うことは、建国以来の民主共和国としてのユニークな伝統であると云えます。

 

 続いて、リック師とMSMグループの「トランプ大統領に対する考え方と、それを支える主な預言の数例をお伝えします。

(一)トランプ氏は「イザヤ書45章のシラス王のような人物」で、前代未聞、桁外れの行動力を持つ大統領として、主が使命を持たせて送られた人物であること。

(二)トランプ氏は、都会の裏路地で四方八方から来る敵と戦う「路地ファイター」に似て喧嘩に強い人。アメリカはそのようなリーダーがある一時期(今)必要であることを示されたのです。

(三)トランプ氏の考えはポピュリズム(大衆迎合主義)とか、「アメリカ第一」を主張することが非難されますが、 むしろ今の時は、主の愛に基づく「愛国心を持つ者 patriots 」によって国を建て上げることが重要であると主から知らされて来たと言います。

(四)ボブ・ジョーンズ師の最後の預言が「アメリカはリベラルな左翼が(選挙に破れ)大きな傷を受けた『手負いの獣』となってあばれる。」であった通り、今はそれが現実となったとリック師は言います。

 

リック・ジョイナー師の終末に関する基本的な理念

 

 トランプ新大統領に反対する過激勢力の急激な台頭によって、今のアメリカは国全体がまるで二派に分かれて戦う混乱状態にあります。リック師はそれを「第二の南北戦争(市民戦争)」に例える一方で、根本的にこの争いは、罪を犯したアダムとエバの最初の子どもたちアベルとカインの間で始まった争いと何ら変わりはない、今は、主を迎える直前の「終末の時代」に入っており、この時代には、人間が蒔いた良いこと、悪いこと両方の種が最終的に最大限に実る時である、そのすべての実りを私たちが刈り取る時であるといい、それがイザヤ書60:2−3に書かれていると指摘します。

 「・・・見よ。やみが地をおおい、暗やみが諸国の民をおおっている。しかし、あなたの上には主が輝き、その栄光があなたの上に現れる。国々はあなたの光のうちに歩み、王たちはあなたの輝きに照らされて歩む。」

 

 その意味を私は次のように解釈したいと思います。すなわち、「先ず悪い種の実りが地上に満ち溢れ時が来る。その時は闇が地上をおおう時となる。しかしその時に御国の民の上に主が輝き、主の御国の民であるクリスチャンが闇を制し、彼らの勝利の上に主の栄光が現れる。その時に私たちは良い種が実る最大最高のリバイバルが来る。」

 

 リック師は「今大変な事態がトランプ大統領とアメリカの上に起こっているが、それは戦いの始まりに過ぎない。この戦いはこれから益々激しくなるーしかし私たちは最終的には間違いなく圧倒的に勝利し、そして最後の大収穫のリバイバルを刈り取る時がやって来ます。」と言い、今起こっていることのすべてに非常に楽観的です。主がそうであるように、私たちも、何が起こっても常に喜びに溢れ、絶えず祈り(主との交わり)すべての事に感謝し、主の臨在と平安の中で生きることを提唱しています。

 

アメリカ合衆国議会合同会議での大統領演説

 

 最後に、2月28日にアメリカ合衆国議会下院議事堂で行われた会議において、上下両院議員と、最高裁判事、軍の首脳メンバー、大統領閣僚等(それに家族を含む多数の招待者が観客席に参列)の前でトランプ大統領が演説しましたが、それについての反響をご報告します。

 これは大統領が国民とその国民が選んだ議会に対して、大統領としての施政方針を発表する恒例の行事の一つですが、今回の演説は、折から国を二分して激しく争って来た共和・民主二党に対して、トランプ大統領自身が今迄の激しい喧嘩口調とは打って変わって、大統領にふさわしい格調のある落ち着いた声で国の危機を力説し、両党並びに国民へ「小さなことで争うのを止め」国の再建のために「一致と協調」を呼び掛けたのです。しかも彼はこのような演説にありがちな内容のない美辞麗句を全く並べず、単刀直入に実質的で内容が充満した提案をしたのです。これにはさすがのリベラルなCNNでさえ「すばらしい演説であった」と誉め称えました。ある人たちはアメリカ史上最高の大統領演説ではなかったかと評価する程の内容でした。

 特に新大統領命令による最初の犠牲者として、イエーメンにおける対テロとの戦いで戦死した海軍軍人ライヤン・オーエンズ海軍シール特殊部隊員の未亡人が、二階席の大統領家族の席に招かれており、彼女に向かって戦死した夫を「英雄ライヤン」と呼んで大統領が称えた時には、会場は騒然となって全員が立ち上がり万雷の拍手を未亡人に送りました。オーエンズ夫人は抑えようとする涙が抑えきれず、ついに天を見上げてむせび泣く姿を見上げた観衆の拍手は2分近くも続きました。恐らく会場で涙を流さなかった人は一人もいなかったと思いましたが、私たちも含めテレビで見ていた人の多くも目頭が熱くなるのを止めることが出来なかったと思います。敗戦国日本で育った私には、アメリカに渡った時初めて日本では味わえない「国を愛すること」のすばらしさに遭遇しましたが、今回もその感激を改めて味わうことができました。

 翌日の電話による世論調査の結果は、トランプ大統領の演説をポジテイブ(良かった)と答えた人が78%、ネガテイブな人は僅か21%、又、これでアメリカの先行きは楽観的と答えた人が69%であったそうです。これで極端にリベラルなメデイアとか左翼政治家たちから国民が離反するようになることを切に望みます。

 

 しかし戦いは始まったばかりです。最後のあがきに入った悪魔の攻撃は世界中でこれから益々激しくなることを覚悟しなければなりません。

 ですから、今最も必要なことは日本のクリスチャンの皆様が、日本と共にアメリカのため、そして世界のため、特に最終的に世界中を巻き込んでの戦場となるイスラエルの為にとりなして祈っていただくことではないでしょうか。どうぞ引き続きお祈りください。(終り)


02 03月

神の優先順位 (その2)   マイク・ビクル            2017年2月27日


神の優先順位 (その2)

          

            マイク・ビクル

 

イエスがご自分の徳について自ら語られたのは、聖書の中で一回だけで、それは「わたしは柔和で、へりくだっている I am gentle and lowly in heart (マタイ11:29)です。勿論主はすべての徳を豊かに備えておられますが、ご自分では「わたしは愛である」とか「わたしは知恵がある」とかは言われませんでした。

私たちがこれを知るのは大変重要です。今アメリカが直面している危機の解決を持っておられる唯一の方が、「柔和でへりくだっていることが私の徳です。」と言われているのです。

 

主は「わたしは柔和で、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。」と言われます。いと高き神であられる方がこころがへりくだっていると言われているのです。「わたしのくびきを負って」とは、イエスと同じくびきにつながれて歩くということです。「わたしと並んでへりくだりのくびきを負い、わたしからへりくだりを学びなさい。」と言われているのです。そしてそうすれば「たましいに安らぎを得られる」と約束してくださっています。私たちの心の嵐がおさまるのです。イエスに信頼し、へりくだりのくびきを共に負い、イエスにすべてを委ねるとき、私たちはたましいに平安を受けるのです。

 

詩編45はイエスの再臨について語っています。2節に「あなたは(主は)人の子らにまさって麗しい。あなたのくちびるからは優しさが流れ出る。」とあります。イエスの麗しさが柔和な言葉と関連していることがわかります。

 

マタイ5:5でイエスは「柔和な者は幸いです。その人は地を相続するからです。」と言われました。これは現在にも当てはまりますが、特に終末のための言葉であり、終末において完全に成就されます。闇の攻撃が激しくなり始めた今の世の中で柔和であり続ける人は、権力や地位がなくてもこの地を統治するようになるのです。

 

2005年5月に主は私に力強い預言の言葉をくださいました。私はベッドでぐっすり眠っていたのですが、突然目を覚まして主の言葉を宣言したのです。「柔和は神の恵みを引き寄せる磁石である!」と。そして主の霊が私の上に留まるのを感じました。主は「マイク、これはあなたへのメッセージです。これはあなたの人生とあなたのミニストリーにとって非常に重要です。」と言われました。これはヤコブ4:6に「神は、高ぶる者を退け、へりくだる者に恵みをお授けになる。」とあるのと同じだと思います。

 

1984年4月にも私は強烈な霊的経験をしました。私は目を覚ましていたのですが、主の御声をはっきり肉の耳で聞きました。土曜日の朝でしたが、威厳に満ちた権威ある大きな声で、主は「わたしはあなたに告げることがある。」と言われました。それは50キロ先から聞こえるようでもあり、私のお腹の中から聞こえるようでもありました。主は「ボブ・ジョーンズに電話をしなさい。」と言われました。不思議なことに私が電話をする前にボブが私に電話をかけてきました。彼は「主がマイクに電話をして伝えるようにと言われた。」と言いました。彼のメッセージは次のようなものでした。

「主は『へりくだり』を強調されるが、キリストのからだの多くの者はそのメッセージを拒絶するであろう。あなたが『へりくだり』を強調することは非常に重要なことだ。多くのクリスチャンは『そんなことはしたくない』と言うであろうが、決して退いてはならない。将来起こることに対してこれは非常に重要である。」これが主からの言葉であることは明白でした。

 

イエスはマタイ24で 有名な終末の預言を与えられましたが、現在私たちはその時代の始まりにいると私は思います。イエスは10節で「また、そのときは、人々が大ぜいつまずき、」と言われました。つまづく(腹を立てる、怒る)ことが「新しい標準」になるのです。家族、友人に対して腹を立て憎しみ合うのです。しかし、イエスはそのような時に教会がどのように備えられているべきかを話しておられます。憎しみが横行する中でクリスチャンもうな垂れて信仰を捨ててしまうのかと思います。しかしその時にこそ、ラオデキヤのような生ぬるい教会が熱心な教会に変えられるのです。サタンの企みを主は良きことのために用いてくださるのです。「憎しみで満ちる世の中をわたしは用いてわたしの民を訓練する。」と主は言われるのです。ですから今私たちがへりくだりと忍耐の筋肉のトレーニングをすることは絶対に不可欠です。フェイスブックとか集会とかの多くの人に見られる場所ではなく、自分の妻とか夫、子どもに対する時のことです。あるいは、いつもあなたをいじめる上司に対して柔和さを発達させるのです。家庭において子どもたちにキリストの徳である柔和さの重要さを教えることは、これから10年、20年先に何十億という人たちが怒りの渦に巻き込まれていくときに、その子どもたちを神の御国の輝く星とするのです。

 

神の民はキリストが帰ってこられるときには「用意ができている」のです。

箴言31:10に「しっかりした妻をだれが見つけることができよう。彼女の値うちは真珠よりもはるかに尊い。」と書かれています。そして彼女の徳の一つが26節に書かれていますが、それは「彼女は口を開いて知恵深く語り、その舌には恵みのおしえがある。She opens her mouth with wisdom, and on her tongue is the law of kindness」ということです。これは妻に限らず、すべての御国の民のあるべき姿です。

 

愛する皆さん、良い知らせがあります。イエスは「しっかりした(徳のある)妻」を見つけられたのです!主は彼女を建て上げ、主が戻られる日のために整えられるのです。あなたが様々な人々が激しい口調で相手を攻めるのを聞くとき、それに対してあなたの意見を言わねばなりません。どちらの味方であれ、あなたは「恵みのおしえ、law of kindness」で語らねばなりません。この世の「新しい標準」で語ってはなりません。あなたは世の光だからです。

 

神の優先順位はアメリカのリバイバルです。アメリカが幸福になることではありません。勿論私はアメリカを愛していますので、軍隊が強固になり、経済が栄えてアメリカが幸福になることを願っていますし祈っています。しかし、それが神の第一の課題ではないのです。勿論そのことを全く語ってはいけないということではありませんが、神は一番大切なことを忘れないようにと言われます。神は神の民を麗しくすることが一番の課題であるのです。これから来ようとしている困難な時代の中で輝けるように、キリストのからだが「柔和でへりくだっている」という徳をもって麗しくされるのです。

 

政治に携わるどのような人達も、報道関係者もすべて私たちと同じ罪人であり、イエスはすべての人を愛しておられます。あなたがある政治家に反対であったとしても、イエスが罪人にしたと同じように「親切と優しさ」をもって語るのです。今こそマタイ5章にあるイエスの「山上の教え」を実行する時です。イエスとくびきを共にし、「わたしは柔和でへりくだっている」と言われる主に学ぼうではありませんか。(終り)


20 02月

神の優先順位 (その1)     マイク・ビクル           2017年2月20日


神の優先順位 (その1)

 

マイク・ビクル

 

今アメリカの人々の中にある大きな怒りの感情について話したいと思います。警戒すべき速度で怒りが増し加わっています。そのことに入る前に、神の大きなご計画をまず見てみたいと思います。今起こっていることに注意を奪われて、神のご計画を見失う危険があるからです。

 

神はキリストの花嫁を麗しく飾るご計画を持っておられます。神はその目的を真剣に情熱的に考えておられます。キリストは完全に成熟した麗しい花嫁のところに戻ってこられるのです。黙示録19:7には「小羊の婚姻の時が来て、花嫁はその用意ができたのだから。」とあります。これは天でのことではなく、主が帰ってこられるときに地上にいる人々が成熟して麗しさの中を歩んでいることを示しています。今の教会の現状を見ると、その姿とはあまりにもかけ離れているので、「主よ、今から婚姻の時までに何が起こるのでしょうか?」と私たちは尋ねたくなります。教会が劇的に変えられる必要があるわけです。

 

主は花嫁を必ずそのように整えると約束されていて、その作業が遅れていると焦っておられるわけでもありません。主はすべてを把握しておられ、計画がちゃんと進んでいると言われます。

ダビデは詩編149で、最高に栄光に満ちた宣言をしています。4節に「主は、ご自分の民を愛し、救いをもって貧しい者を飾られる。」とあります。ダビデは当時「神は民を愛している the Lord takes pleasure in His people」と宣言した最初の人でした。彼は更に「救いをもって貧しい者を飾られる。He will beautify the humble with salvation.」と言っています。ですから神に麗しく飾っていただくには貧しいこと、即ち「へりくだり」が必要条件なのです。

 

現在のアメリカには明らかに問題があり、特に人々が両極に分かれお互いに憎しみに満ちた怒りの言葉を投げかけ合ってています。アメリカ中がこの怒りの応酬に巻き込まれています。そしてあなたがどちらの候補者に投票したとしても、この問題はどの政党にもどの政治的リーダーにも解決できるものではありません。これは明らかに主イエスにしか解決できないことです。主が教会の目を覚ましリバイブさせたいと考えておられるのは間違いのないことです。主は今の時代の教会に「へりくだり」が起って教会が麗しくなることを望んでおられます。

 

ある人達は「神が教会をリバイブすること」と、「神がアメリカを回復すること」とを同じことのように混同しています。確かに少しは重なる部分はありますが、この二つは違うことなのです。人々は私に「あなたは希望があると思いますか?」と訊くので、私は「何に対する希望ですか?」と訊き返します。「神がアメリカを回復させてくださるか、神が教会にリバイバルを起こしてくださるか、ということです。」と彼らは言います。しかし、この二つは必ずしも同じではありません。

 

神の一番の優先順位は、キリストの花嫁の目を覚ますことです。「アメリカが強くなる」と聞くと、人々は経済が豊かになり、軍隊が強くなり、暴力がおさまり、というようなことを考えます。そのようなことは起こるかもしれませんし、起こらないかもしれません。しかし教会がリバイブされることは、私は確信をもって保証します。教会がリバイブされたとき、それがアメリカ社会にどのような影響を与えられるかを、私は予測できません。しかしアメリカ社会を変えることは、神の一番の優先順位ではないのです。

 

今アメリカには「新しい標準的なこと(ニューノーム)」が現れていることに私たちは気づかねばなりません。怒り、憎しみ、党派心をむき出しにして語るのが当たり前になっているのです。これほどのことはアメリカ史上ありませんでした。数年前にこのような話し方をしたらそのままではすまず、必ず処罰を受けました。しかし今は、酷い憎しみに満ちた言葉を聞くと、それを喜び称賛する人達が必ずいるのです。それは政党にかかわらず、クリスチャン、ノンクリスチャンにかかわらずにそうなのです。

 

この「新しい標準」は共和党と民主党の大統領候補選びから始まり、両党の候補者の討論へと進んでいきました。その中でどんどんとその傾向は深まり、それが当たり前になって行ったのです。そしてハリウッドの俳優や歌手にも広がっていきました。このようなことはアメリカでは初めてですし、他の国でもこのようなことはないのではないかと思います。しかし、この「新しい標準」は神の御国の「標準」では決してないのです。神は「わたしの民はそのような言葉は使わない。」と言われます。「新しい標準」の持つ問題点は、それから完全に逃れることは誰にもできないことです。左翼でも右翼でも、クリスチャンでもノンクリスチャンでも大勢がそのような言葉の応酬に巻き込まれていき、それを受け入れて喜ぶ人たちがいるのです。

 

他の大勢の人はそのような事に巻き込まれたくないと考えています。しかしながら、社会全体に不安や心配、恐れの空気があり、いろいろな声が聞こえてきますし、怒りを持っている人たちを全部避けることはできません。このことは国としてとても危険です。人が恐れを持ったり、非常に不安になる時は間違った判断をしてしまうからです。しかしイエスもマタイ24章などではっきり言われていますが、これから敵の攻撃はますます増大するのです。今私たちはエスカレートしていく攻撃、不法の時代の入口にいます。10年前と較べても今はひどくなっていますが、それでもこの傾向はまだ始まったばかりなのです。

 

今でも十分にひどいと思うでしょうが、これからの時代に較べればまだまだなのです。ですから主は今私たちを訓練しているのです。『新しい標準』に合わせてはいけません。怒りの霊の口調に合わせてはいけません。へりくだりを訓練するよい機会としてください。不当な扱いを受けた時は、柔和を訓練する機会としてください。家庭の中、会社等で自分の意見が通らないとき、自分を抑えることを訓練してください。箴言16:32に「怒りをおそくする者は勇士にまさり、自分の心を治める者は町を攻め取る者にまさる。」とあります。エレミヤ12:5に「あなたは徒歩の人たちと走っても疲れるのに、どうして騎馬の人と競争できよう。」とあります。これは「まだそれほど時代が悪くない時に疲れていては、もっと厳しい時代になったときにあなたは立ち行かないでしょう。」という意味です。

 

このことをしっかり把握する必要があるのは、これが御国の発展のためにすばらしい機会となるからです。それは、エスカレートしている激しい怒りの風潮の中で、御国の民が柔和でへりくだった態度を示すならば、非常に特出(とくしゅつ)し人々を感銘させるのです。うわべや口先だけではなく、真のへりくだりをもってあなたを不当に扱ったり反対する人に対して優しく対応するならば、大きな影響を与えることができます。増大する怒りや攻撃の闇が広がるとき、真理の光は更に輝きを増すと主は言われるのです。

私たちは家庭の中では自分の肉的な部分を出しやすいものですが、そうではなくそこを訓練の場としてください。夫婦や親子関係の中で主に喜ばれるへりくだりの土壌をつちかってください。それは子どもたちを将来のために整えることにもなります。(続く)


15 02月

暗礁に乗り上げるかに見えるトランプ大統領(一) 坂  達 也 2017年2月15日


暗礁に乗り上げるかに見えるトランプ大統領(一)

 

                  坂  達 也

 

 

 今アメリカはトランプ大統領の行政が始まって未だ三週間が経ったばかりですが、早くもその行手を遮るかのような、少なくとも二つの大きな難艱が立ちふさがるという緊急事態に発展しております。

 

その一つはトランプ大統領がモスレム7カ国からの移民を一時的に中止するというエグゼクティブ・オーダー(大統領命令)を発令したのに対し、シアトルの一地方裁判官がそれを中止させ、その上、管轄のサンフランシスコにある連邦巡回裁判所がその中止に同意するという事態が起こったことです。

 

ご存知の通り、アメリカ国憲法 Constitution では厳格な「三権分立制度」が規定されております。三権とは、国民を代表する立法府としての連邦議会 Congress と、行政府とその長としての大統領、それに司法国家として独立した司法府(連邦最高裁判所とその下部組織)です。国民は連邦議会議員と大統領を選挙で選出し、司法裁判官は立法府連邦議会が任命権をもっています。

 大統領は外国との交渉において、あるいは国の安全が問われるような事態においては、大統領権限で緊急な軍の発動(最終的には連邦議会の承認が必要)とか外国からの移民を一時的にストップすることが出来ることが明確に規定されており、今迄でもオバマ大統領を含む多くの大統領が移民を一時的に差し止めた例が幾例もあります。従って今回の一地方巡回裁判所が大統領発令を阻止する権限は全くない、すなわち裁判官としては越権行為を行ったと考えられます。

 

 それがなぜこのような事態になったかといえば、一つの理由は裁判官が、入国する移民のビサには各種の種類があり、その広い範囲のすべての移民をストップしなくてもよいのではないかという判断により「物言いを」つけたからであると憶測されています。しかしその裏には、今はトランプ大統領のすることなすことすべてに反感を持つ多数の国民がおり、多くのリベラルなメディアがそれに火を付け、加えてestabulishment といわれる国会議員(特に民主党)自体もその風潮に不和雷同していること明白な事実としてあります。

言ってみれば、この10年間程世界中で流行した言葉に politically correct 「政治的に正しい」という言葉がありますが、まさにその風潮に裁判官までが乗った現象であると受け取れます。

三権分立制度は国の政治が健全に運営されるために必要な制度ですが、歴史上最も古くから「民主主義共和国」として栄え世界に模範を示して来た立法国アメリカにおいてすら、法が正しく施行されているかどうかをチェックする「厳然たる裁判官」自体が「政治的に正しい」ことになびき、合法的な大統領命令にすら反対するという、まさに「お前もか」という由々しき事態になってしまっています。

大統領命令が却下されたことで現実にテロの画策者たちがアメリカに流入するのを防ぐことができないという、国家として最も危険な状態にあります。それを大統領は憂えて、ただちに次の手段としての緊急対策を講ずると言ってから既に5日程経っていますが、未だに代案が出されていません。

 

 そんな中で、上記に加え、もう一つの大きな事件が起こったのです。それは最近議会で承認されたばかりのフリン国家安全保障担当の米大統領補佐官(閣僚級)が13日、突然辞任した事件です。この事件の内容については日本の新聞で既に報道されていますので、ここでは省かせていただきます。

 しかしお伝えしておかなければならないことは、この事件を機に「待ってました」とばかりに、劣勢になりかかっていたリベラルの「メディヤ」と「民主党」が一斉に大攻勢に出て来て、アメリカは今や蜂の巣を突っついたような、一見収拾ががつかないように見える混乱状態にあることです。

 

 

聖書が伝える終末の兆候そのものになって来た

 

 イエスの弟子たちが「世の終わりが来る前兆」を訊ねたとき(マタイ24:3)イエスは多くの具体的な兆しを4−12節で示しましたが、その最後の12節で「不法 Lawlessness がはびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなる。」と答えられ、その直後に「しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われます。この御国の福音は全世界に述べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、それから終りの日が来ます。」と述べられました。

 憲法を尊重する立法民主主義共和国であるアメリカが、特にオバマ政権になって大統領自身が憲法違反とか越権行為を平気で犯したことがきっかけとなり、今回の司法官の越権行為という法を無視する「不法」に繫がってはびこり、それが急速に国民全体に「愛が冷える」ことに発展しつつあると私には思えます。

 

それに関して、パウロが、1コリント13章の冒頭で「愛がないなら・・・どうなるか」についての警告が思い起こされます。

 

 異言でいくら話しても「愛がないなら」やかましいどらに過ぎない、

 あらゆる奥義、知識、たとえ山をも動かす信仰があっても「愛がないなら」何の値打ちもない、

 どんなに慈善行為をしても「愛がないなら」何の役にも立たない、

 愛は寛容(忍耐)親切、ねたまず、自慢せず、礼儀に反せず、自分の利益を

 求めず、怒らず、人のした悪を思わず、不正を喜ばず真理を喜ぶ、

 すべてを我慢し、信じ、期待し、耐え忍ぶ。(以上、筆者が聖書を要約して書く)

 

この「愛がない」傾向は今のアメリカで顕著に見られます。しかし、それ以上に世界にも急速に広がりつつあるように見受けられますがいかがでしょうか。

 

クリスチャンは政治に関係してよいのか

 

ここで一つ申し上げたいことは、私たちクリスチャンが「一国の政治のことに首をつっこんでとやかく言うのはおかしい」という批判がよく聞かれることです。クリスチャンは聖書の話をしていればよい、という人がもし日本にもいるとすれば、それは「宗教の霊」に完全にやられている人としか言えないと私には思えてなりません。そのような方は、今アメリカのみならず世界で起こっていることが「聖書的でない」とでも言われるのでしょうか。私たちクリスチャンは主である王の「御国の民」であり「この地に御国を来たらす」目的で主に仕えているとすれば、それは広義の意味で、政治活動そのものではないのでしょうか。

 

アメリカにはリック・ジョイナー師に代表されるような「国のために立てられた神の使徒」が存在し、預言的に主からの意向を受けて、それを国民と世界に伝え、主のご計画を実行するのを助けることに命がけで仕える「御国の使徒職」がいることを既に私は機会がある毎にお伝えして来ました。そのリック師はよく人から「あなたはいつ福音にもどるのか、なぜ政治のことにこれ程までに関わるのか」と聞かれるそうですが、師は明確に神からそのような召しを受けているからやっているまでで、神からの命令が変われば、喜んで牧師の召しに返ると言っています。

そしてこのところ連日フェイス・ブックで、国の一大事に関することやクリスチャンとして彼が憂うことを心から叫んでいます。その一大事とは、上記の二つに加えることになりますが、今アメリカで最も必要なことの一つが、昨年急死した最高裁判事アントニオ・スカリヤ氏の後を継ぐ判事に、聖書的に正しい立場を厳守する人(スカリオ氏はそうであった)を緊急に選ばねばならないことです。

なぜならリベラルと保守派の判事が現在4人対4人で拮抗しているからです。その人選のためにトランプ大統領はニール・ゴーサッチという人を既に指名し、これから上院での審査に入るところです。これに対し、共和党は大統領選にも出馬していた最も保守的なクルーズ氏を含むほとんどの議員がこのゴーサッチ氏を「これ以上よい候補者はいない」と称える中で、実はリック・ジョイナー師は、このゴーサッチ氏に一抹の懸念を持っていることを始めから語っておりました。その主な理由は彼が所属しているキリスト教会がリベラルな教会であるからと私は理解していますが、このゴーサッチ氏が、今回の移民を一時中止するリベラルな裁判官の判決をトランプ大統領が批判したことに対して不満の意を漏らしたのです。

大統領が持つ正統な権限により大統領が移民に関する行政発令をしたことを一裁判官が却下するという越権行為に対して、抗議の意味で、正当な異議・不満を大統領が表明したことに対し、最高裁判事の候補者たる人が、気軽に大統領を批判するようなコメントをしたこと自体が最高裁判事がすべきことではないと、ゴーサッチ氏の「軽率な政治的発言」を憂えたのです。

事実この大統領命令を却下した9th 巡回裁判所は、過去において、その判決の80%が上告された際にひっくり返されたというお粗末な記録を持つ全くリベラルな裁判所であることが今回分かりました。

すなわち、アメリカという国のお目付役である司法機関が、法が正しく施行されたかどうかよりも、自分たちの「政治的に正しい」私的な意見を優先するという、極端にリベラルになりさがってしまっていることが今回露見されたとリック師は言うのです。

このような事実を今回目の当たりに見て、私は主が「不法 Lawlessness がはびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなる。」といわれる終末の最後の時代に入っていることを今回ひしひしと感じている次第です。事実アメリカの社会は今どんどん「愛は冷たくなる」一方に進んでいるように見えます。(続く)


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