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Walk With God Ministries


17 10月

30年前の預言の実現  ジェフ・ジェンセン         2011年10月18日


30年前の預言の実現

 

ジェフ・ジェンセン

 

 

ボブ・ジョーンズの1979年のヴィジョン

 

私たちが皆、すでに気づいているように、今は地上の国々が大きく揺れ動いている時です。未来への明確な判断ができないので、 不安感と緊張感が漂っています。それと同時に私たちは今、 霊的に最も重要で画期的pivotalなシーズンに入っています。皆が霊的断層のプレートが複数のレベルで、リバイバルなどの新しいシーズンへと今にも激しく動き出すのを感じています。緊張が大きければ大きいほど、そこには大きな力が蓄積されており、それが爆発します。

 

さて、私たちが今どのような時にいるのかを計る預言的メーターが、信頼できる預言者を通してすでに与えられています。そして常に変らず最も信頼できる預言者の一人は ボブ・ジョーンズであり、それには議論の余地のないところです。もう何十年間にも渡り、ボブ・ジョーンズは主からの言葉を、教会や都市、地域、 リーダー、そして世界に向け細部に至まで正確に主のみことばを伝えてきました。ここにボブの30年前の預言があり、それが今実現しようとしています。これは多くの人々を奮起させるものであり、私たちがこの預言に耳を傾け、理解することは今最も重要かつ緊急なことであると感じます。

 

1979年1月、主はボブをヴィジョンで「時の砂」と呼ばれる海辺に連れていかれました。ボブはその時代を代表するような偉大なリーダー、使徒、預言者たちがそこにいるのを見ました。彼らは砂の中に手を突っ込んで、古い靴の箱のように見えるものを掘り出していました。 彼らは次々にそうしながら「今がその時ですか?約束は今のためですか?」と言っているのがボブに聞こえました。しかし、彼らの箱には何も入っていませんでした。約束は彼らの世代のためではなかったからです。

 

すると主がボブに「時の砂」の中に手をいれて箱を掘り出すように言われました。ボブは「主よ、(他の預言者たちの)どの箱も空っぽです。」と言いましたが、主は兎に角開けてみなさいと言われました。ボブが彼の箱を開けると、驚いたことには、中には招集状(複数)が入っていました。そこには「ご挨拶 あなたは神の軍隊に招聘されました。」と書かれていました。主がボブに言われました。

 

「わたしは、郵便の切手代が20セントになったときに、これらの手紙をわたしのリーダーたちに送りはじめます。」ボブがこのヴィジョンを見た時、郵便切手は11セントに値上がりしたばかりで、又値上がりあるなどとは誰も思いもしなかったのです。しかし、1981年10月13日に切手は20セントになったのです。主が言われました。

 

「妊られて今胎にいるもの、又9ヶ月前に妊られたもの(今生まれようとしている者)はまさに神の軍隊です。

最初に産まれて来る者たちはリーダーであり、二番目の者たちは、何ものによっても止められることのない偉大な軍隊となるでしょう。彼らが成人したとき、わたしは彼らに力を授け始めます。わたしは天にあるわたしの兵器倉のもので彼らを武装します。彼らが望むどのような賜物をもわたしは決して否みません。彼らは文字通り神の倉庫を地上に引き下ろします。彼らは敵を全く恐れません。彼らは今まで起こった何にもまして、わたしに栄光を与えます。彼らはわたしの聖さとあわれみにおいてわたしを表すものとなるでしょう。」

 

成人になる年齢

 

2011年10月13日は、その日から丁度30年目に当たります。30という年齢は十分成熟した大人の年齢を表します。イエスが公的生活を始めようとされていた時、主はヨハネが洗礼を授けていたヨルダン川に行かれました。私たちは聖書にはっきりと書かれているように、イエスが「神のことば」であることを知っています。

「初めにことばがあった。ことばは神と共にあった。ことばは神であった。———この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。この方はご自分のくにに来られたのに、ご自分の民は受け入れなかった。」ヨハネ1;1、10、11

 

イエスは成長されるとき、神と人から愛されました。主は成人されるまでは母親とヨセフに従いました。主は神の御子でしたが、人から指導を受けておられ、ご自分の保護者に従われました。「Son 息子」という言葉はギリシャ語で「Teknon」と言い、丁度親と子のように、愛と友情と信頼の帯で結ばれた人間の 関係を表す言葉です。これは保護者や助け手、 先生が愛をこめて「私の子よ」と呼ぶときに使います。生徒や弟子たちは先生の「子供」と言われます。それは先生の指導によって彼らの心が養われ、人格が形造られるからです。

 

ガリラヤの結婚式でのイエスと母マリアとの関係はこれでした。ワインがなくなった時、母マリアはイエスに助けを求めました。主ははっきりと今はまだその時ではないと言われました。マリアは、イエスがこの世に顕される時がせまっていることを悟り、しもべらに「あの方が言われることを、何でもしてあげてください。」と告げました。しもべが聞き従うべき言葉は、最早マリアの言葉ではなかったのです。そしてこれがイエスの公的ミニストリーの始まりでした。しかし主が公的ミニストリーに入る前に、先ず「Son 息子」として成人する必要がありました。

「そのころ、イエスはガリラヤのナザレから来て、ヨルダン川でヨハネから洗礼を受けられた。水の中から上がるとすぐ、天が裂けて、霊が鳩のように御自分に降って来るのを、御覧になった。すると『あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者』という声が、天から聞こえた。」マルコ1:9−11

 

ここで「あなたはわたしの愛する子  You are My Beloved Son」と言われている 「Son」という言葉は、ギリシャ語で「Huios」といい、これは「成熟した、成長した」という意味です。イエスがヨルダン川に降りたときは「神のことば」としてでしたが、まだ「Teknon」の息子、子供としてでした。バプテスマを受けて水から上がられると、ヨハネは天が裂け聖霊が鳩のようにイエスに降り留まられるのを見ました。そして天から声がして「あなたはわたしの愛する子(Huios 成熟した子)わたしの心に適う者」と言ったのです。

 

終末の神の軍隊は今のシーズンに成熟し、史上最大のリバイバルのために準備されています。イエスがされたように、彼らは御ことばと聖霊によってバプテスマを受けて「成人する年齢」になろうとしているのです。主は神のことばとしてヨルダン川でバプテスマを受けるために入り、そこから上がったときには神の御霊が主を満たし、主はその日、成熟した神の子、Huiosとなったのです。御ことばと御霊が一つとなったのです。私たちは今までにもすばらしい神のムーブを経験し、それによって町、州、地域、或いは国さえも影響を受けるのを見てきました。しかし地上に成熟した子どもたちの家族が現れ、それは栄光ある世代となり神の御ことばと御霊に満たされていて、この世に終末の偉大なリバイバル―それは世界が未だかって見たことがない程の―をもたらすのです。

 

スミス・ウイグルワースの1947年の預言

 

1947年にスミス・ウイグルワースは、 御言葉と御霊が共に一つとなるとき、その世代のクリスチャンを通して偉大なリバイバルが起こると預言しました。以下がその全文です。

 

「これからの数十年間に、二つのはっきりした聖霊のムーブがイギリスの教会で起こるでしょう。最初のムーブは、それを受け取る用意のあるすべての教会に影響を与え、その特徴は「聖霊のバプテスマと賜物の回復」でしょう。第二の聖霊のムーブは、人々を既存の歴史のある教会から離れさせ、新しい教会を興すようにさせるでしょう。この二つのムーブの期間、それに関与した人々は『これは偉大なリバイバルだ』というでしょう。しかし主は『いや、これは二つとも偉大なリバイバルではなく、単に偉大なリバイバルへのステップにすぎない』といわれます。

 

「新しい教会をつくる」という動きが弱まっていくとき、以前にはなかった何かが教会の中に現れます。それは御ことばを強調する者たちと御霊を強調する者たちが一つになることです。

 

「御ことばと御霊が一つとなるとき、今までこの国、そして世界が見たこともないような最大の聖霊のムーブメントが起こるでしょう。それが、この国で以前起こったウエスレーやウエールズのリバイバルさえも遙に凌駕するリバイバルの始まりとなるでしょう。神の御霊の傾注は、イギリスから ヨーロッパ大陸へと溢れ流れ、そこから地の果てまでの宣教活動が始まるでしょう。」

 

スミス・ウイグルワースは1947年にこの預言をしました。その時以来、私たちは多くのすばらしいリバイバルや神のムーブを見てきました。しかし、この次に来る神のムーブは、 御ことばと御霊において成熟した終末の神の軍隊の中に、またそれを通して、神の御臨在そのものが顕れ注ぎ出されるものとなると私は信じています。それは世界規模の収穫となり、世界的リバイバルとなり、かつてなかった大々的な魂の救い、奇跡、いやし、しるしと奇跡が起こるでしょう。私たちは今まで見た事もなかったような規模で天が地上に解き放たれるのを見るようにと備えられているのです。何百万人という人たちが、神の栄光が超自然的爆発的に顕れることを通してキリストの下に来て、その中から収穫する者の収穫が起こるでしょう。私たちは新しい事が起こるシーズンに入っていて、今こそ敵に恐れられる将軍たちの軍隊が立ち上がり顕れる時です。教会は今、目を覚ましはじめました。今は終末の神の軍隊が立ち上がる時です!(終わり)

 

Jeff Jansen
Global Fire Ministries International

 


10 10月

シッド・ロスとチャック・ピアース師の対談             2011年10月10日


Sid Roth interviews Chuck Pierce

最近、シッド・ロス師(S)が自分の番組にチャック・ピアース師(C)を招いてインタビューした時の会話です。

 

S:私がチャック師と初めて会ったのは、15年前にイスラエルで行われたリーダーのための集会に於いてでしたが、私は彼の預言の正確さに深く感銘しました。彼は預言者です。彼は私のことは何も知りませんでしたので、私が悩み苦しんでいることなど知りませんでした。私は神から新しい啓示を与えられて、その 啓示をいたるところで話していたのですが、それは最悪の抵抗、反対をもって迎えられました。私はイスラエルでチャック氏がゲスト・スピーカーである集会に行きました。私が席に座ると、チャックさん、あなたが私に話されたのですが、一番最初の言葉が何であったか覚えておられますか?

C:覚えています。私はあなたを見たとき、あなたが何で悩み苦しんでいるのかがわかりました。そして、神がキリストのからだを全く新しい思考の領域へと導くために、すばらしい計画をあなたのために持っておられることを知りました。

S:あなたは「新しい一人のひと、One New Man」という言葉を私に言われましたね。

C:全くその通りです。

S:私は本当に励まされ勇気を与えられました。あなたは私に「あなたは一人の新しい人をもたらすのです。」と言われました。初めてお会いしたとき、あなたが 本物の真の預言の賜物を持っていることがわかりました。預言の賜物がどのようにあなたに与えられたのかもお聞きしたいのですが、その前に、2005年にアメリカ大統領に関する預言の言葉を聞かれたそうですが、どういう言葉だったのですか? これはちゃんと記録されているということで、そのことが起こった後で言ったことではないのですね。

C:私はダッチ・シーツ師と二人でアメリカの全州を回っていましたが、アラバマ州バーミンバム、モントゴメリーと移動していました。モントゴメリーの教会で、神の御霊が「次の大統領はアフロ・アメリカン、黒人であると預言しなさい。」と言われたので、私はそう預言しました。

S:それはとても勇気のいることでしたね。

C:本当にそうでした。それだけはっきりと言うのは勇気がいりました。2008年(大統領選挙の年)になればそれが真実かどうかは明らかになることでしたから。

S:そればかりでなく、あなたは黒人が大統領になってアメリカの奴隷制度ののろいは無効になるということも知りました。しかし、そののろいの根本的な根は処理されないまま残るということでしたね。それはどういう意味があるのでしょうか。

 

C:のろいの基本的な根が解決されないまま残されると、それが伸びてきて普通私たちが考えるような実ではなく、異質な実がなるということです。根はどんどん活発になるのです。あらゆる奴隷制度の根は反ユダヤ主義から来ています。即ち、マモンの概念と結びついているのです。私が見たのは、神はアメリカをこれまで分裂させてきた奴隷制度は取り扱われますが、しかし反ユダヤ主義という根が、3年以内(主が私にそのように見せてくださったと思いますが)に立ち上がり始めるのです。

 

S:ちょっとここで、預言者がどのように立てられるのかをお聞きしたいと思います。あなたは 衰弱して入院していたときに、となりのベッドにペンテコステの牧師がいたそうですね。それは全く神が計ったことですね。(笑い)

C:それは私が18歳の時でしたが、本当に神の時でした。その牧師は私の知らなかった方を紹介してくださいました。聖霊です。聖霊は私を退院させ、3日間私を訪れてくださいました。

 

S:その3日間で2つの大きなことがなされましたね。最初に起こったことは何でしたか?

C:まず初めに、聖霊は私に聖書を読むようにと言われました。聖霊がそこにおられましたから聖霊によって私は聖書に惹き付けられました。私は創世記を読み始めましたが、創世記を読めば、契約という問題を知りそれを理解せざるをえません。聖霊が共おられ、 私を根底から変え、御ことばを用いてイスラエルの神と契約について理解をさせてくださったのです。イスラエルの神が私を訪れてくださったと思います。イエス・キリストの父なる神の御霊が私を訪れ、イスラエルの神を啓示してくださったのだと思います。私がイスラエルについて理解し始めたとき、ミュンヘンでオリンピックが開催されていましたが、そこで反ユダヤの事件が勃発しました。私のイスラエルに関する理解は深まって行きました。

 

S:聖霊とのものすごい出会いによって、第一にイスラエルに関する啓示が与えられたのですね。そしてあなたは聖霊に満たされて預言するようになりました。2008年にオバマ大統領に関する言葉をあなたは神から受けましたね。3年以内にアメリカを大きく変えていくことを大統領がするということですね。

C:それは彼が民主党の大統領候補者として選ばれるまだ前だったのです。(私は神からの言葉で分かっていましたが)「アメリカを分裂させていた人種問題はよくなるけれど、それによってかえって悪くなる事柄がある、というのは私たちはもっと深い根の問題を取り扱わねばならなくなり、反ユダヤ主義が表面にあらわれてくる。」と神は言われました。神は私の霊を捉え上げられて、すごいヴィジョンを見せてくださいました。それはリバティー公園で1500人ほどの大きな集会をしている時だったのですが、私はゲスト・スピーカーでした。神は私にそれからの3年間に起こることを見せ、アメリカがどのようにイスラエルと一致するかどうかによって、神はアメリカをどのように見られるかを決められることを教えてくださいました。

 

S:それが2011年5月にオバマ大統領が、イスラエルは1967年時点の国境まで退去せねばならないといったことですね。そのときに目に見えない領域でアメリカに何が起こったのでしょうか。

C:神は霊的にアメリカを1967年の時点に戻すということです。人種差別の問題もその時点まで戻されるのです。勿論それは現在の世の中で起こりますから、1967年に顕れたようには見えないのですが、アメリカが今までに戦い取って来た悪魔的な人種差別の問題と又戦い、自由のために戦わねばならない羽目になるのです。すべての国の契約はイスラエルとの関係を中心にして動いています。もし1967年の時点までイスラエルにもどれというならば、そう言う国もその時点まで戻るのです。

 

S:オバマ大統領が5月にそのような発言をした後に起こったことは、発言と関係があるのでしょうか? ミズリー州ジョプリンは、この70年間で最も死者を出した竜巻に襲われました。

C:ミズリー州とアラバマ州がすごい竜巻に襲われました。アラバマ州に先週行っていましたが、400人の死者を出しました。ジョプリンは街全体がなくなってしまいました。関係があります。神は風を支配されている方です。大自然の災害を起されました。聖書的に言えば預言的に言って、風は敵に支配された逆風の時もあり、又神によって送られることもあります。敵のストラクチャーがこの地に来たと私は思います。今、神が私たちの願っておられることは、私たちが神の契約と一致して、この地の契約をイスラエルの神と一致させることだと思います。

聖書には、もし私たちが神の声に聞き従わないならば、神は私たちの注意を引くように語られることが出来ることが書かれています。

 

S:イスラエルがエジプトで奴隷であったときに、災害がエジプト人を襲ったときにも、イスラエル人は災害に合わずにすんだように、私たちも神の守りの中にいることができます。これから起ころうとしている混乱期に守られる方法があります。チャック師はこれからの5年間にアメリカで起こることを見ました。私はずっとマタイ25章に書いてあることに興味を持って来ました。そこには羊とやぎが分けられることが書いてあります。やぎの国と羊の国があるということです。やぎの国は勝手気ままに行動し、羊の国は羊飼いに従います。マタイ25:40に、私たちがやぎの国になってしまう一つの罪が書かれています。「あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。」一つ質問があります。アメリカの各州の間でいろいろな意見の相違があります。州によって神の取り扱いが異なることがあるのでしょうか。

C:神は回復の神だと信じます。もともとのご自分の契約の計画に回復させようと思っておられます。「地とそれに満ちているものは、主のもの」なのです。神は天の祝福が地の祝福と一致するように願っておられます。神はもともと計画された園を地上に作りたいと思っておられます。けれどもその最中に人間は神に反抗するのです。アメリカにおいて本当に問題になるのは、それぞれの州がイスラエルとどのような関係になるかということだと思います。

国としてイスラエルとどのような関係を持つかだけではなく、それぞれの州がイスラエルとの関係に基づいて祝福を受けるようになり、それが明らかになってきます。例えばテキサス州の経済は今発展しています。テキサスはイスラエルと一致する宣言をしています。テキサスの経済が他の州と違う道を取るのを見ることになるでしょう。

 

S:国もイスラエルとの関係によって変えられているのを見ます。カナダはイスラエルに関して最近大変すばらしいことをしました。

C:神は私をイスラエルからのダブル・タリート(幅広の祈りのショール)をもってカナダに行くようにと遣わされました。新しい祈りのマントルをカナダは必要としていると神が言われました。それは5年前のことです。私たちはカナダのバンクーバーから始め、祈りのショールをデイビッド・デミアンさんに差し上げました。彼はそれを持ってカナダ中を回りました。この5月にイスラエルに関して起こった問題に対し、カナダはイスラエルにしっかりと一致していくという宣言をしたのです。「カナダ はイスラエルの神と一致する」と宣言したのです。

 

S:のろいも祝福に変えられることができますよね。ドイツがその例です。歴史上最悪ののろい、600万人のユダヤ人を殺しました。しかし、今ドイツは祝福されています。何故ですか?

C:まず、彼らがイスラエルの人々から奪った財産をすべて返しました。記録に残っているものは全部返したのです。他の国々が反イスラエルのときに、ドイツはイスラエルと一致すると宣言したのです。

 

S:中国に関して神はあなたに何を示されましたか?

C:神は、中国がもっとも影響力のある国になることを見せて下さいました。確かに中国は共産主義国です。しかし中国はイスラエルに対して最大の動きを見せます。経済においてイスラエルと一致します。これはある期間だけです。そして軍事の技術テクノロジーをイスラエルから得ます。これはすごい一致となり、1986年に神は私に、「2016年までに中国は世界一の経済国になるであろう」と言われました。

 

S:アメリカでは退廃がすすみ、霊が苦しんでいるといわれましたが、それについてお話ください。

C:義人ロトの霊が苦しんだように、あなたの回りの環境、霊的空気はあなたの霊を苦しませます。そして、やがて回りにコントロールされて同調していきます。ロマ12:1、2にあります。でもあなたは選択できるのです。クリスチャンは出発点にもどって神の完全なご計画である新しい一人の人、ユダヤ人と異邦人が一つとなり、勝利する残りの者たちが霊の人となり、弱さを克服していくのです。私たちを弱めようとするものの中から私たちは立ち上がり、力強い声を持つ残りの者となるのです。ダニエル12章に書かれているようにです。

 

S:とてもすばらしいです。これからは地上では最も困難な時代にはいりますが、それと同時に神を信じる者には最もすばらしいエキサイティングな時となります。最後になりますが、私たちや家族を祝福から遠ざけているものがあります。それは反ユダヤ主義です。私たち一人ひとりが持っている反ユダヤ主義を悔い改めるように導いてください。

C:神が私たちの霊の父です。あなたがどのような血筋を引き継いでいるとしても、あなたは父なる神の御子イエスの血潮によって清められることができます。「イエス、ヨシュアの血潮によりあなたは反ユダヤの霊の支配から解放される」と宣言いたします。今までは預言を拒絶していた人も、これからは神を聞くようになります。人々を支配し利用しようとしていた人も、今までなかったように人々を愛するようになります。反ユダヤ主義があなたを支配することなく、長子の国イスラエルを造られたイスラエルの神、イスラエルと契約を結ばれた神が、神の契約を理解させてくださいますように。アメリカのマインドセットを悔い改めます。今私たちの思いは変わりはじめ、神の契約のご計画を理解し、そのために堅く立つことを宣言します。(終わり)

 

 


08 10月

ワイマナロの山と浜辺             2011年10月9日


ワイマナロの山と浜辺

ワイマナロはオワフ島の東海岸の南端に近い辺りで海とてもきれいな場所です。この辺りはワイキキとか町中から離れてのんびりしており、私たちも時々浜辺に散歩に行きます。山はハワイ独特のそそり立った岩山で眺めていても飽きません。

砂浜の砂がとてもきれいです。子供たちがよく遊んでいますが、いつもは人がまばらで静かなところです。浜辺で結婚式を終えたカップルが

写真を撮っている風景に出くわしました。カメラマンも含めて日本からのグループでした。

 

 

 


04 10月

大いなる霊の大波  リック・ジョイナー       2011年10月5日


大いなる霊の大波

 

リック・ジョイナー

 

1987年に私は二日半に及ぶ預言的体験をし、これから起こる出来事のパノラマを主から見せられました。私はそこで見たことを「The Harvest」という本に著しました。私がその時見たことの多くはすでに現実となっておりますが、最も大いなる出来事であるこの時代の終りに起こる魂の収穫は、まだ起こっていません。しかしそれが今近づいています。

 

イエスは「収穫とはこの世の終りのことです。(マタイ13:39 )」と言われました。これは歴史上最大の魂の収穫であり、これまでのすべての収穫を合わせたものよりも大きなものとなるでしょう。私が見たヴィジョンの中で、収穫は2つの大波として現れました。第一の波は今まででは一番大きなものでしたが、それは来るべき最大の収穫のための働き人として神に召された人たちが刈り取られたに過ぎません。

 

この第一の波は、私がヴィジョンを見た直後から始まり、20年近く続きました。その20年間で、それまでの時代に救われたすべての人よりももっと多くの人たちがキリストを信じるようになりました。ピーク時には一日平均40万人もの人がキリストの下に来たという概算もあります。赤ちゃんが生まれる数よりもボーンアゲインする人の方が多かった国々もありました。アフリカや中南米、アジアで何千万人という人たちが救われました。

 

この波は北アメリカやヨーロッパにはほとんど達しなかったように見えますが、しかし、そこから多くの伝道者や働き人が世界中の大きなリバイバルのために遣わされました。そして、今、北アメリカやヨーロッパにも波が来ようとしています。一番目の波の後、神の最大の動きが始まる前に、しばしの 穏やかな期間があるのを私はヴィジョンの中で見ました。私たちは今穏やかな期間の最後に近づいていて、今まで地上でなかったようなリバイバルの波をまさに迎えようとしているのです。

巨大な収穫

 

津波が大海原の上を渡っているときは、さざ波のようにしか見えません。しかし陸に近づくと急激に高くなり、時として百メートルを越える高さに達します。数分のうちに穏やかだった海が高くうねり、行く手にあるものをすべて押し流していきます。 今は霊的に何も起こっていないように見えますが、霊の津波が来ようとしているのです。ですから私たちはそのために備えをせねばなりません。

 

ほとんどの教会が直面するであろう一番大きな問題は、爆発的な教会成長にどのように対処するかということです。ヴィジョンの中で、私は100人以下の小さな教会に時には一週間に千人もの新しいメンバーが加わるのを見ました。勿論、同じことがペンテコステの日に起こりましたし、他にも一日に何千人もが救われる事がありました。主から個人的に訓練を受けた12人の使徒にとっても、これはストレスとなりました。そのプレッシャーが最大になったとき、ディーコン(長老、監督)という新たなミニストリーが誕生しました。ここで生み出された教会生活の基礎組織は今もよいモデルであり、来るべきリバイバルを扱うために私たちはその機能的なシンプルさに戻る必要があります。

 

ヴィジョンの中で私は、教会が非常に大きくなり、フットボールやサッカー競技場を借りて礼拝をするようになるのを見ました。時には何千人、何万人という人たちが公園や大きな野外集会所に集り、聖書の教えを聞き、祈り、ワーシップをするようになります。全市をあげて、又、国全体がキリストに来るということが多く起こり、その国全体が一つの巨大な教会のようになります。

 

数年前、私は一週間 、一日に数時間ニュースを見ることに決め、良いニュースがどのくらいの割合であるかを調べました。そして一週間、私は一つも良いニュースを見なかったのです。ニュースはすべて難問 、危機、災害、苦難についてでした。それはまだ経済的にかなり繁栄していた頃のことです。今はもっと悪化しています。しかし変化がやってきます。次の波が来るときには世界中で良いニュースがほとんどになるのです。

 

何千、何万という人たちが、 祈りとワーシップのために計画もないのに自然に集まるというような出来事が起こり、それがその日一番のニュースになるでしょう。マスコミは、今は政治家や実業家たちを追っていますが、その時は使徒グループや伝道者たちを追うようになります。 主が「突然主の宮に来られるとき」には一番のニュースとなり、世界中の人がそれを知ることになるでしょう。

 

キリスト教の放送が今までに キリストに導いた人よりも、一般の放送局の人がもっと多くの人々を導くようになるでしょう。これはキリスト教の放送局の今までの働きを否定するということではなく、このリバイバルの 影響力のすごさを表しているのです。神がしておられる偉大な出来事のニュースのために、他のほとんどすべてのニュースは取り上げられないという期間が世界中で起こるでしょう。

 

ウェールズ地方やアズサ・ストリートでのリバイバルは、起こってから2年近く 世界中で繰り返し一面記事となりました。けれどもそれは来るべきリバイバルの前味であり、蒔かれた種であったに過ぎません。来るべき神のムーブはある面では過去に起こった沢山の神の偉大なムーブを一つにしたようなものと言えますが、しかし基本的に一つのことが異なっています。これは「神のムーブ a move of God」であるばかりではなく、「神が動いておられる God moving」ということになるからです。

 

これは単なる言葉のあやではありません。すべて真の神のムーブは 神が始められることだけは確かですが、神がその中におられない事が多く起こっても神は祝福してくださいます。しかし、これから起こることの中には神の顕在と臨在が非常に顕著であるので、人々は個々の真理とか神の業とかを追いかけるのではなく、主ご自身を追いかけるようになります。神のなされる業だけではなく、神ご自身のことを人々が話すようになります。このムーブはイエスを高く上げるものとなります。イエスが高く上げられるとき、すべての者が主に惹き付けられます。教義やプロジェクト、ミッションにではなく、主ご自身にです。

 

教義は勿論必要です。健全な聖書的教義を新しい信者に教えることは非常に必要とされていますし、すべてのクリスチャンが神の真理に堅く基礎を置くためにも教義は必要です。神の御心のプロジェクトやミッションの必要もあります。しかし、「最も大事なことを大事にしておくのが大事なこと the main thing is to keep the main thing the main thing」であり、「最も大事なこと」とはイエスです。真の使徒が伝えた福音はイエスでした。「彼らはイエスと死人のよみがえりを説いた。」のです。イエスが再びメッセージとなるでしょう。そして人々は主ご自身がしておられることに注意を向けるでしょう。

 

来るべきものは、使徒的福音の再来です。「道 The Way」とは一人のお方です。真理も一人のお方であり、もしそのお方を自分の命として知ることがなかったならば、実際のところ私たちは道も真理も知らないのです。主はご自分の教会の中で当然着かれるべき地位に着かれる(主個人が教会の中心となる)ために来られます。主がそうされるとき、教会は根底から変えられます。 「乞い願うものはただ主イエスです」と私たちが言うようになるとき(本来そうあるべきなのです)、教会は地上で究極の集団社会となり、大勢の人たちが流れ込んでくるでしょう。真のクリスチャン人生ほど偉大な冒険はなく、宗教ほど退屈なものはありません。宗教は真のクリスチャン人生によって取って代わられ、制度化した宗教は偉大な冒険によって押しやられるでしょう。

 

波を捉えよ キャッチ・ザ・ウエーブ

 

私たちは歴史上最もわくわくする時代に入ってきています。しかしこれは又警告でもあります。来るべきものに対する備えが出来ていないと、その犠牲になってしまいます。この世界的リバイバルは今までで最もチャレンジの多い出来事の一つとなるでしょう。神のムーブはこれまでもよく波に喩えられてきました。それは波が的確な喩えだからです。サーファーにとって大波に乗ることほどすばらしいことはあまりありません。しかし、あなたが波にただ漂っているときに大波が急に襲って来たら、砂を食み海水を沢山飲むはめになるでしょう。備えのない教会やミニストリーに対して、大リバイバルはそれと同じことをするのです。

 

波に乗るためには、波を捉えることの出来る正しいポジションで待っていなければなりません。波を捉えるためには、波がどこで砕けるかを見極めねばなりません。そして正しい位置で待機するのです。そして波が来たら正しい方向にむかって動き始めねばなりません。今はすべてのことが穏やかのように見えても、私たちは来るべきもののために、位置について波が来たときに正しい方向に動ける準備を整えておく必要があるのです。

 

私たちが正しい位置に付くために最も大切なことは、私たちの初めの愛—イエスへの愛―を回復し強めることです。私たちは皆、よい教えとかより良い生き方とかのためだけにではなく(これらも受け取りはしますが)、主のためにクリスチャンになったのです。 主のそば近くにいる人よりも 影響力の強い人は地上にありません。「主と共にいた」人たちは、今まで以上に人々の間で顕著になってきます。私たちは王なる主のうちに宿った分だけ真の霊的権威を持つことができます。来るべき大リバイバルに於いてリーダーとなるのは、主に最も近かった者たちでしょう。

 

来るべきものは、人間的なリーダーシップとか戦略でコントロールするには、あまりにも大きすぎるものです。万軍の将だけが率いることがお出来になり、そうされるのです。それはただ主の御ことば(書かれた御言葉から)聞くというだけではなく、御ことばなる主ご自身を聞くことなのです。来たるべきものに対する主な戦略は、主の御声を知り主に従うということです。主は御自分の民には個人的に指示を与えられるでしょう。これが使徒2:17−18の「終りの日に、わたしの霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたがたの息子や娘は預言し、青年は幻を見、老人は夢を見る。」と言われている理由であり、 すべての人がこの中に含まれているのは明らかです。それは来るべきもののためには、このような導きが必要になる故であり、主を求める者にはこれまでもしてくださったように,私たちにもそのような導きを与えてくださるのです。

 

来るべき神のムーブは私たちが面する最大のチャレンジとなるでしょう。しかしそれはまた私たちの人生の最高の時ともなるでしょう。古き時代の預言者たちでさえ見たいと望んだものなのです。主は最高のぶどう酒を最後までとって置かれました。今これを読んで下さっている人の多くが、歴史上最大の神のムーブをその目で見ることになるでしょう。

 

私たちはそういう時代に生かされていることを感謝するべきですが、それと共にそれを大きな責任として受け取るべきでもあります。多く与えられた者からは多くが求められます。そしてこれからは多くの働きが必要とされるでしょう。しかし、マタイ11:28—30にあるように、くびきを主と共に負うとき、私たちは働きの中にも休息と安らぎを見出すことができるのです。

 

「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」

 

くびきは寝るときにつけるのではなく働くためにつけます。しかし、私たちが主の働きの中で主と共にくびきを負うときには最高の休息と安らぎを得ることができます。主がこの世が始まる前から私たちのために備えていてくださった業をすること以上に、私たちを満ち足らせる職業はありません。それは人がほとんど経験したことがないようなレベルのエキサイティングで充実した人生となるでしょう。そして主にある安息を知り、そのなかに留まることがすべての人にとって最も重要なこととなります。大勢の人が新しく信仰に入ると、多くの働きが必要になります。その際、人間的に奮起し努力することに陥らないように気をつけねばなりません。御国の真の働きの中では、人間(肉)的な奮闘や努力はかえって働きを妨げることになるからです。

 

主は超自然なお方

 

私たちは霊なる神と交わりをもつように創造されました。ですから、霊的なもの、超自然的なものを深く慕う思いがすべての人の内にあるのです。多くの人はそれを抑え隠そうとしますが、神との霊的交わり無しに私たちが真に満たされ平安であることは決してありません。イエスはヨハネ4:23−25で次のように言われました。

 

「しかし、真の礼拝者たちが霊とまことによって父を礼拝する時が来ます。今がその時です。父はこのような人々を礼拝者として求めておられるからです。神は霊ですから、神を礼拝する者は、霊とまことによって礼拝しなければなりません。」

 

使徒パウロは「私たちが肉体にいる間は(肉のからだを居心地の良い住みかとしているかぎり)主から離れている(第二コリント5:6−9参照)」と言っています。私たちは霊によって生まれた新しい創造なのですから、肉よりももっと霊的領域を住みかとするべきです。このことも来るべきものにおいては現実となるでしょう。また、山にむかって移れと言い、山が動くような「もっと大きな業」さえ起こり、神の御ことばが真実であることを証明することとなるでしょう。

 

真のクリスチャン生活は超自然的な生活であり、来るべきものにおいてはそれが現実となります。しかし、そのような奇跡を見るということは、そのような奇跡が必要な時代に生きるということです。人々は、主がなされる偉大な業への絶え間ない畏敬と驚嘆の中に生きるか、それとも世界の出来事に絶え間ない恐怖を抱いて生きるかのどちらかになるでしょう。使徒パウロは使徒行伝14:22で「私たちが神の国にはいるには、多くの苦しみを経なければならない。」と言っています。これは個人的にも、又世界にも当てはまる真理です。すべての試煉には御国への入口があり、全世界の究極的試煉の中には全世界が御国に入る入口があるのです。

 

ここで良いことは、艱難はいつかは終るものであり、それに反して御国は永遠に続くということです。主のおそば近くに留まる人たちは、艱難を通っているということさえほとんど気が付かないでしょう。預言的体験の中で、私はある時霊で上げられ、自分が戦艦のレーダースクリーンの前に立ち、主ご自身が横にいるのを発見しました。スクリーン上にこちらに向かって 真正面からブリップ(反射波信号)がきたので、私は船に90度方向転換するよう指示しました。船は方向転換しましたが、相変わらずブリップは正面から来て、それがだんだん近づいてきました。私は船にもう一度方向転換をするように伝えましたが、 結果は同じでした。私は衝突すると思い身構えましたが、突然ブリップ消え、何事も起こりませんでした。私は 一体何が起こったのかと主に尋ねました。主は、レイダースクリーン上のブリップは大きな災いの時を表すと言われました。それは必ずやってきて、それを避けることはできない、しかし私たちが主の近くに留まれば、それを感じることすらないのだ、と言われました。

 

自分の真の目的の中を歩んでいる者にとっては、大艱難さえも小さな出来事となるでしょう。反キリストがしていることよりもキリストがしておられることにもっと関心が寄せられるでしょう。イザヤ60にあるように「やみが地をおおい、暗やみが諸国の民をおおう」まさにその時、主の栄光が御民に現れます。そして3節にあるように、国々も又栄光の中を歩むのです。光が勝利するのです!私たちはサタンの策略を知る必要があります。しかし真の保証はキリストが何をしておられるかを知り、主の目的において主と一つになることから与えられます。

 

ダニエル書2章にあるように、人間のすべての国々はことごとく砕かれて塵のように滅びますが、神の御国は大きくなり、全土に満ちるまでになるのです。「神の国をまず第一に求めよ(マタイ6:33)」という主の命令に従う者は終りのない発展を経験します。しかし、この世のものを第一に求める者は困難が増し加わるでしょう。そして年ごとに両者の差ははっきりしてくるのです。今は私たちの追い求めるすべてのものを越えて、御国を第一とする時です。

 

来るべき波を捉えるための最も重要な準備の一つは、私たちのために備えられている聖霊の賜物とその働きを知り、実際にその中を歩み始めることです。エペソ4章に書かれている新約時代の真のミニストリーへの指令 は、自分でミニストリーをするだけではなく、他の人々をミニストリーのために整えることです。この指令に従わない者は教会のリーダーシップからやがて姿を消すことになるでしょうし、人々を訓練し整える者はキリストのからだの将来のリーダーとなるでしょう。彼らは自分に委ねられた人々の能力を埋もれさせないで、それを育て大きく成長させていくのです。キリストのからだのすべての部分が各自の任務を果たすことなしに、 この時代にするべき私たちの任務を達成することはできません。

 

まとめ

 

私は過去5年間に渡り、 多くの困難、苦難が来ようとしていることをお話してきました。そして今までのところ、それらが正確であったことが証明されています。 私たちがお伝えせねばならなかったことを聞き信じた人は多くはありませんでしたし、正直なところ多くの厳しい言葉を言うのは私にとって楽しいことではありませんでした。ですが、これらすべての困難、試煉は御国に入る入口であり、私たちはそこを今通って行かねばならないのです。警告を聞いてそれに応じて備えた人たちはよい対処ができました。備えのある者はどんなときでも繁栄します。今の時のために私たちができる最も大切な準備の一つは、生活の簡素化です。

 

その日には、物を手に入れたり失ったりという事柄は、私たちが真の目的のために整えられて正しい位置についている事に較べれば重要なことではありません。持っているものを全部失ったとしても、来るべき最大の霊的機会を見過ごすことに較べれば、大したことではありません。私たちが人生で達成できる最も価値あることは、裁きの日に「よくやった。良い忠実なしもべだ。(マタイ25:23)」という最高の言葉を主から聞くことです。その日にこの言葉を聞くことを、自分がした すべてのことと喜んで交換しない人はないでしょう。今から私たちはその言葉を聞けるように生きるべきです。そのようにする人は最も幸せな人であり、その喜びは永遠に無くなることはないのです。(終わり)