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Walk With God Ministries

10 10月

シッド・ロスとチャック・ピアース師の対談             2011年10月10日


Sid Roth interviews Chuck Pierce

最近、シッド・ロス師(S)が自分の番組にチャック・ピアース師(C)を招いてインタビューした時の会話です。

 

S:私がチャック師と初めて会ったのは、15年前にイスラエルで行われたリーダーのための集会に於いてでしたが、私は彼の預言の正確さに深く感銘しました。彼は預言者です。彼は私のことは何も知りませんでしたので、私が悩み苦しんでいることなど知りませんでした。私は神から新しい啓示を与えられて、その 啓示をいたるところで話していたのですが、それは最悪の抵抗、反対をもって迎えられました。私はイスラエルでチャック氏がゲスト・スピーカーである集会に行きました。私が席に座ると、チャックさん、あなたが私に話されたのですが、一番最初の言葉が何であったか覚えておられますか?

C:覚えています。私はあなたを見たとき、あなたが何で悩み苦しんでいるのかがわかりました。そして、神がキリストのからだを全く新しい思考の領域へと導くために、すばらしい計画をあなたのために持っておられることを知りました。

S:あなたは「新しい一人のひと、One New Man」という言葉を私に言われましたね。

C:全くその通りです。

S:私は本当に励まされ勇気を与えられました。あなたは私に「あなたは一人の新しい人をもたらすのです。」と言われました。初めてお会いしたとき、あなたが 本物の真の預言の賜物を持っていることがわかりました。預言の賜物がどのようにあなたに与えられたのかもお聞きしたいのですが、その前に、2005年にアメリカ大統領に関する預言の言葉を聞かれたそうですが、どういう言葉だったのですか? これはちゃんと記録されているということで、そのことが起こった後で言ったことではないのですね。

C:私はダッチ・シーツ師と二人でアメリカの全州を回っていましたが、アラバマ州バーミンバム、モントゴメリーと移動していました。モントゴメリーの教会で、神の御霊が「次の大統領はアフロ・アメリカン、黒人であると預言しなさい。」と言われたので、私はそう預言しました。

S:それはとても勇気のいることでしたね。

C:本当にそうでした。それだけはっきりと言うのは勇気がいりました。2008年(大統領選挙の年)になればそれが真実かどうかは明らかになることでしたから。

S:そればかりでなく、あなたは黒人が大統領になってアメリカの奴隷制度ののろいは無効になるということも知りました。しかし、そののろいの根本的な根は処理されないまま残るということでしたね。それはどういう意味があるのでしょうか。

 

C:のろいの基本的な根が解決されないまま残されると、それが伸びてきて普通私たちが考えるような実ではなく、異質な実がなるということです。根はどんどん活発になるのです。あらゆる奴隷制度の根は反ユダヤ主義から来ています。即ち、マモンの概念と結びついているのです。私が見たのは、神はアメリカをこれまで分裂させてきた奴隷制度は取り扱われますが、しかし反ユダヤ主義という根が、3年以内(主が私にそのように見せてくださったと思いますが)に立ち上がり始めるのです。

 

S:ちょっとここで、預言者がどのように立てられるのかをお聞きしたいと思います。あなたは 衰弱して入院していたときに、となりのベッドにペンテコステの牧師がいたそうですね。それは全く神が計ったことですね。(笑い)

C:それは私が18歳の時でしたが、本当に神の時でした。その牧師は私の知らなかった方を紹介してくださいました。聖霊です。聖霊は私を退院させ、3日間私を訪れてくださいました。

 

S:その3日間で2つの大きなことがなされましたね。最初に起こったことは何でしたか?

C:まず初めに、聖霊は私に聖書を読むようにと言われました。聖霊がそこにおられましたから聖霊によって私は聖書に惹き付けられました。私は創世記を読み始めましたが、創世記を読めば、契約という問題を知りそれを理解せざるをえません。聖霊が共おられ、 私を根底から変え、御ことばを用いてイスラエルの神と契約について理解をさせてくださったのです。イスラエルの神が私を訪れてくださったと思います。イエス・キリストの父なる神の御霊が私を訪れ、イスラエルの神を啓示してくださったのだと思います。私がイスラエルについて理解し始めたとき、ミュンヘンでオリンピックが開催されていましたが、そこで反ユダヤの事件が勃発しました。私のイスラエルに関する理解は深まって行きました。

 

S:聖霊とのものすごい出会いによって、第一にイスラエルに関する啓示が与えられたのですね。そしてあなたは聖霊に満たされて預言するようになりました。2008年にオバマ大統領に関する言葉をあなたは神から受けましたね。3年以内にアメリカを大きく変えていくことを大統領がするということですね。

C:それは彼が民主党の大統領候補者として選ばれるまだ前だったのです。(私は神からの言葉で分かっていましたが)「アメリカを分裂させていた人種問題はよくなるけれど、それによってかえって悪くなる事柄がある、というのは私たちはもっと深い根の問題を取り扱わねばならなくなり、反ユダヤ主義が表面にあらわれてくる。」と神は言われました。神は私の霊を捉え上げられて、すごいヴィジョンを見せてくださいました。それはリバティー公園で1500人ほどの大きな集会をしている時だったのですが、私はゲスト・スピーカーでした。神は私にそれからの3年間に起こることを見せ、アメリカがどのようにイスラエルと一致するかどうかによって、神はアメリカをどのように見られるかを決められることを教えてくださいました。

 

S:それが2011年5月にオバマ大統領が、イスラエルは1967年時点の国境まで退去せねばならないといったことですね。そのときに目に見えない領域でアメリカに何が起こったのでしょうか。

C:神は霊的にアメリカを1967年の時点に戻すということです。人種差別の問題もその時点まで戻されるのです。勿論それは現在の世の中で起こりますから、1967年に顕れたようには見えないのですが、アメリカが今までに戦い取って来た悪魔的な人種差別の問題と又戦い、自由のために戦わねばならない羽目になるのです。すべての国の契約はイスラエルとの関係を中心にして動いています。もし1967年の時点までイスラエルにもどれというならば、そう言う国もその時点まで戻るのです。

 

S:オバマ大統領が5月にそのような発言をした後に起こったことは、発言と関係があるのでしょうか? ミズリー州ジョプリンは、この70年間で最も死者を出した竜巻に襲われました。

C:ミズリー州とアラバマ州がすごい竜巻に襲われました。アラバマ州に先週行っていましたが、400人の死者を出しました。ジョプリンは街全体がなくなってしまいました。関係があります。神は風を支配されている方です。大自然の災害を起されました。聖書的に言えば預言的に言って、風は敵に支配された逆風の時もあり、又神によって送られることもあります。敵のストラクチャーがこの地に来たと私は思います。今、神が私たちの願っておられることは、私たちが神の契約と一致して、この地の契約をイスラエルの神と一致させることだと思います。

聖書には、もし私たちが神の声に聞き従わないならば、神は私たちの注意を引くように語られることが出来ることが書かれています。

 

S:イスラエルがエジプトで奴隷であったときに、災害がエジプト人を襲ったときにも、イスラエル人は災害に合わずにすんだように、私たちも神の守りの中にいることができます。これから起ころうとしている混乱期に守られる方法があります。チャック師はこれからの5年間にアメリカで起こることを見ました。私はずっとマタイ25章に書いてあることに興味を持って来ました。そこには羊とやぎが分けられることが書いてあります。やぎの国と羊の国があるということです。やぎの国は勝手気ままに行動し、羊の国は羊飼いに従います。マタイ25:40に、私たちがやぎの国になってしまう一つの罪が書かれています。「あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。」一つ質問があります。アメリカの各州の間でいろいろな意見の相違があります。州によって神の取り扱いが異なることがあるのでしょうか。

C:神は回復の神だと信じます。もともとのご自分の契約の計画に回復させようと思っておられます。「地とそれに満ちているものは、主のもの」なのです。神は天の祝福が地の祝福と一致するように願っておられます。神はもともと計画された園を地上に作りたいと思っておられます。けれどもその最中に人間は神に反抗するのです。アメリカにおいて本当に問題になるのは、それぞれの州がイスラエルとどのような関係になるかということだと思います。

国としてイスラエルとどのような関係を持つかだけではなく、それぞれの州がイスラエルとの関係に基づいて祝福を受けるようになり、それが明らかになってきます。例えばテキサス州の経済は今発展しています。テキサスはイスラエルと一致する宣言をしています。テキサスの経済が他の州と違う道を取るのを見ることになるでしょう。

 

S:国もイスラエルとの関係によって変えられているのを見ます。カナダはイスラエルに関して最近大変すばらしいことをしました。

C:神は私をイスラエルからのダブル・タリート(幅広の祈りのショール)をもってカナダに行くようにと遣わされました。新しい祈りのマントルをカナダは必要としていると神が言われました。それは5年前のことです。私たちはカナダのバンクーバーから始め、祈りのショールをデイビッド・デミアンさんに差し上げました。彼はそれを持ってカナダ中を回りました。この5月にイスラエルに関して起こった問題に対し、カナダはイスラエルにしっかりと一致していくという宣言をしたのです。「カナダ はイスラエルの神と一致する」と宣言したのです。

 

S:のろいも祝福に変えられることができますよね。ドイツがその例です。歴史上最悪ののろい、600万人のユダヤ人を殺しました。しかし、今ドイツは祝福されています。何故ですか?

C:まず、彼らがイスラエルの人々から奪った財産をすべて返しました。記録に残っているものは全部返したのです。他の国々が反イスラエルのときに、ドイツはイスラエルと一致すると宣言したのです。

 

S:中国に関して神はあなたに何を示されましたか?

C:神は、中国がもっとも影響力のある国になることを見せて下さいました。確かに中国は共産主義国です。しかし中国はイスラエルに対して最大の動きを見せます。経済においてイスラエルと一致します。これはある期間だけです。そして軍事の技術テクノロジーをイスラエルから得ます。これはすごい一致となり、1986年に神は私に、「2016年までに中国は世界一の経済国になるであろう」と言われました。

 

S:アメリカでは退廃がすすみ、霊が苦しんでいるといわれましたが、それについてお話ください。

C:義人ロトの霊が苦しんだように、あなたの回りの環境、霊的空気はあなたの霊を苦しませます。そして、やがて回りにコントロールされて同調していきます。ロマ12:1、2にあります。でもあなたは選択できるのです。クリスチャンは出発点にもどって神の完全なご計画である新しい一人の人、ユダヤ人と異邦人が一つとなり、勝利する残りの者たちが霊の人となり、弱さを克服していくのです。私たちを弱めようとするものの中から私たちは立ち上がり、力強い声を持つ残りの者となるのです。ダニエル12章に書かれているようにです。

 

S:とてもすばらしいです。これからは地上では最も困難な時代にはいりますが、それと同時に神を信じる者には最もすばらしいエキサイティングな時となります。最後になりますが、私たちや家族を祝福から遠ざけているものがあります。それは反ユダヤ主義です。私たち一人ひとりが持っている反ユダヤ主義を悔い改めるように導いてください。

C:神が私たちの霊の父です。あなたがどのような血筋を引き継いでいるとしても、あなたは父なる神の御子イエスの血潮によって清められることができます。「イエス、ヨシュアの血潮によりあなたは反ユダヤの霊の支配から解放される」と宣言いたします。今までは預言を拒絶していた人も、これからは神を聞くようになります。人々を支配し利用しようとしていた人も、今までなかったように人々を愛するようになります。反ユダヤ主義があなたを支配することなく、長子の国イスラエルを造られたイスラエルの神、イスラエルと契約を結ばれた神が、神の契約を理解させてくださいますように。アメリカのマインドセットを悔い改めます。今私たちの思いは変わりはじめ、神の契約のご計画を理解し、そのために堅く立つことを宣言します。(終わり)

 

 


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