WWGM

Walk With God Ministries


24 01月

執務を開始したビジネスマン大統領トランプ    坂  達 也     2017年1月24日


執務を開始したビジネスマン大統領トランプ

 

                   坂  達 也

 

 

 1月20日金曜日に就任式を無事終えて正式に大統領職を開始したトランプ大統領は、早速彼のビジネスマン・スタイルの本領を発揮し始めました。それについてレーガン大統領の長男である政治評論家のマイケル・レーガン氏は次のように語っています。

「トランプ大統領は就任後の土日も忙しく働き、最初の出勤日である23日月曜は、先ず内閣主要メンバーと打ち合わせた後、大統領限であるエクゼクティブ命令(複数)に署名をし、その後コングレス(上下院議会)のリーダーたち、大手労働組合のリーダーたちと会う、という多忙な執務を開始しました。」

 更にレーガン氏は「新大統領のために上下両院それぞれに大統領のための特別事務所を設けた方がよい」という提案をしています。

 というのは、これからしばらくトランプ大統領は、彼の掲げる政策を実現するための法案を両院で迅速に通すために、自らが出掛けて行って多くの議員を直接説得することが今、最も重要な仕事であると判断しているからです。彼はビジネスマンですから、一刻の時間を惜しみ、やらねばならないことをプライオリティー順に、最も効果的な方法でどんどん対処します。彼のコミュニケーションの方法はツイッターを始め最小の時間で最高の効果を得る方法で行います。オーバル・オフィースがよければホワイトハウスに呼び、こちらから出掛けて懇談をした方がよいと思えば直ぐ議事堂に向かいます。私自身も約40年間、スケールは小さいですが彼と同じワンマンのビジネス経営を経験しましたので、この大統領がやろうとしているやり方とペースが痛い程よく理解出来ます。ここにビジネスマン経営者トランプ氏のよさがあると思います。

 

 これに比べてオバマ大統領はビジネスの経験はあまりなく、理想と心の思いはすばらしいにしても、それを実現させるための金融政策とか、ビジネスセンス、マネージメント経験、それに最も必要で重要な「交渉のあやとかやり方」を知りませんでしたから、すべて彼の考えそのものはよいにしても、結果的にもの凄く高く付き(例えばオバマケア保険制度)そのツケが彼の後の大統領の時代に来るようになったとか、又、平和主義を唱えて外ずらがよく、世界的に人気を博してはいても、他国との交渉では軽くあしらわれるケースが多々あり、これも多くの場合アメリカの財政を圧迫する結果となっています。又、人々に仕事を与えるためにでしょうか、全く必要以上に多大な政府公務員を高級で雇い入れました。

 従ってトランプ大統領が「アメリカ第一」を唱える理由は、前大統領が残した大きなツケを払い、それでなくても既に破産状態のアメリカの財政を立て直すことが「第一」であるという、ビジネスマンとして当然の発想であることをご理解いただきたいと思います。つまりトランプ大統領の意図は、アメリカを立て直したら皆さんを助けるに全くやぶさかではないが、それが出来るようにアメリカを先ず立て直すことに協力して欲しい、というのが本音であり、真相でもあります。

 今朝のリック・ジョイナー師のフェイスブックで彼が言っていましたが、トランプ大統領が真っ先に指令を出したことの一つは、国家公務員の新規採用を凍結し、とりあえず全体の国家職員を一割減らすことを目標とせよと発令したことでした。これで次の10年間で10トリリヨン(兆)ドル節約できるというものですが、ビジネス経験があるジョイナー師は、今の国家公務員数は半分に減らせる、いや、一/三か一/四でも充分やって行けるはずだと言います。

 それに加えオバマ大統領は、彼の平和思想理念からかもしれませんが、ふくれあがった国家予算を縮小するためにでしょうか、この8年間で国の防衛が脅かされる程の極端な軍備縮小をしたのです。その結果、笑い話ではありませんが、戦闘機のパーツがなくなり、博物館に行って飾ってある飛行機の部品を外して使ったという嘘のような話さえ聞こえて来ます。

 

オバマ大統領のために祈る

 

 さて、私はトランプ大統領の就任式の実況をテレビで見ていて、ふと、主からオバマ大統領のために又祈り始めなさいという声を聞きました。これを家内に話すと、家内がショーン・ボルツ師もそういっていたと言いますので、私は大変励まされたのですが、翌日になって次のような考えを思いめぐらしたのです。

 

 今、アメリカは真っ二つに割れている――21日土曜日の女性のデモはワシントンだけで50万人、その他のアメリカ各地では100万以上の人が行進しました。問題はそれらの人の顔付きと叫ぶ内容の下品さが全く異常であったことです。これは明らかに「イザベルの霊」のなせる業であるとジョイナー師も言う通り、今アメリカのトランプ大統領への反対者は非常に感情的になっており、多くの人達に宗教の霊、政治の霊、それにイサベルの霊が働いて、まぎれもなくサタンの仕業であることが鮮明になって来ました。それはトランプ大統領が今は堂々と公衆の前で自分はクリスチャンであることを宣言していますし、就任式を見てもそれがよく反映されていましたが、サタンは今、必死にアメリカを攻撃しています。

 悪霊にやられている人たちは、教会に行っているクリスチャンの中にもかなり大勢いて、その人たちは、左派メデイヤと同じで、理屈ではなく感情的にトランプ大統領を頭から受け入れられないのです。これは悪霊の仕業です。

 私は今のアメリカの状態はまさに真のキリスト者と反キリスト勢力との戦いであると思います。そして、オバマ大統領を押す人たち(反トランプの人たち)とトランプ大統領を押す人たちが半々で国を二つに割っているという由々しき状態であると言って差し支えないと思います。

 そこで今、もし表向きはクリスチャンと言っていながら実質はアラブ系の生い立ちで、イスラエルを毛嫌いしている「反クリスチャン」のオバマ前大統領夫妻が主に導かれて救われ、真のクリスチャンになるとすれば、その影響力は大変なものであると信じます。それがアメリカに大きなリバイバルを引き起こすことも充分考えられます。

 そうであれば、先ずトランプ大統領が肉的にアメリカの国を立て直す者として主に用いられるのであれば、オバマ大統領夫妻は、自らがキリストによる救いの証人となることによって、アメリカを霊的に立て直す劇的な御国の立役者として主が用いられるのではないかという期待が心に浮かんで来たのです。

 

 オバマ氏は一旦は静かに身を引きましたが、これからは陰の政府を作って、反トランプ勢力の後ろ盾となることを画策しているといわれ、それによって自分の理念の正しいことを世界に知らせたいという野望を持っているようです。彼のためにもそれを私たちの祈りで阻止しなければならないと思います。

 

 私はアメリカという国は移民の国であり、最初の移民はヨーロッパからの神を信じる白人勢力でした。しかしそこに白人が自らの「奴隷」としてアフリカから連れて来た「黒人」が、今ではアフリカン・アメリカンと呼ばれる移民の第二勢力となりました。近年になって、その他の人種――中南米人、アジア人種、アラブ人等、世界中から続々入って来ておりますが、人種問題で一番問題となっているのは黒人です。私たち夫婦は黒人が牧師である教会にいますので、黒人問題が非常に根の深い深刻な問題であることを肌で感じて経験して参りました。黒人がどれほど傷ついて来たかは計り知れません。彼らが癒されることを心から祈っております。

 私は主に尋ねました。主が黒人であるオバマ氏夫婦を初めての黒人の大統領として立てておきながら、なぜこのような惨めな状態でオバマ大統領の時代を終わらせるのかを問うたのです。すると、はっきりした返事としていただいたのではありませんが、主がオバマ氏を救うことによって、彼を用いるのがもしかして神がオバマ大統領に与えた真のデスティニーではないかということに思い至ったのです。私は前から彼の心には国境をオープン・ボーダーにして隣国人を受け入れることがよいことと信じるような平和主義を持ち、国をしきるビジネスセンスはないにせよ、彼なりに誠心誠意頑張って来たことが分かっておりましたから、それに又、彼が黒人社会にどれ程の誇りと希望を与えて来たかを身に沁みて分かっていましたから、彼の救いを心から願うのです。どうぞ皆さん、彼らとアメリカのために、オバマ大統領夫妻が救われることを是非お祈りいただきたいと心からお祈りお願い申し上げます。(終り)


10 01月

2017年に何を期待するか           坂  達 也      2017年1月9日


 

2017年に何を期待するか
             坂  達 也
 日本における新年早々のテレビ・ニュースで話題をまいたものの一つに、東大の古澤明教授のグループによる「量子テレポーテーション」という技術を利用した超高速「量子コンピューター」に関する科学的進展とその成果の発表がありました。私たちもそれをコンピューターで見ておりました。
「量子テレポーテーション」とは、一言でいえば、物質の最も小さな素材をそっくり「瞬間移動 translation」させることです。量子テレポーテーションの説明として、古澤教授は非常に難解な物理用語による量子工学の理論を次のように分かり易く説明してくれています。それは、ある場所でブラック・ボックスに入れたもの=光とか電子というこれ以上分けられない最も小さな素粒子=量子(群のかたまり)をバラバラにして得た情報を使って、別の場所のブラック・ボックスの中に全く同じ物を粒子・量子から組み直し作り上げる技術です。
 ここでブラック・ボックスの中身が「一つの情報群」とすれば、それを個々に移動させて別のブラック・ボックスにそっくり同じものに作り上げるーそれが光の速度以上の高速でできるという「超高速量子コンピューター」による情報提供、あるいは計算機の作成が今では実現の可能性が現実のものとなったというお話なのですが、実はこのブラック・ボックスの中身を「素粒子の塊としてできている一人の人間」とすれば、その人間がバラバラの素材に分解されて、それぞれが瞬間的に他の場所に移動し、同じものがそこに組み立て上げられることが可能である」ということにもなるーこのような説明をすれば一番分かり易いと思います。
 事実「この瞬間的人間移動が現実に今どんどん行われているのです」と私がいえば多くの人は「エー、そんなの嘘!」と信じないかとも思いますが、実はほとんどそれが日常茶飯事になりつつあるのです。
 聖書には色々その例が出て来ます。有名なのは、先ず「死を見ることなく天に移されたエノクとエリヤ」の話しです。(ヘブル書11:5)使徒行伝8章の終りに出て来るピリポの話しもそうです。又、イエスご自身が弟子たちと一緒に乗った小船があっという間に向こう岸に着いたお話もあります。(ヨハネ6:21)
それに十字架に着かれて死んだイエスは、三日後によみがえって弟子たちの前に壁を通り抜けてスーッと現れたという話し(ヨハネ20:19−20)も本当です。それどころか「生きたままの人間が、何かをしていて急に霊と魂だけが天に行き、イエスとか色々な人に会った後、又、地上の身体に舞い戻った」という話しは一度や二度は聞かれたことはあると思います。
 皆さんの中には天の黄金の道を歩いたヘンリー•グルーバー師の話しを聞かれたことのある人は大勢いると思いますが、私のよく知っている人で同じような体験をした方が私たちのこちらの教会の関係者におりますので、今回はその方のお話をご紹介させていただきます。
 それは皆さんもよくご存知の、私たちの教会の正牧師ベンジャミン・ロビンソン牧師夫妻の「霊の親」として、ご自分の教会を持ちながら、私たちの教会の指導者でもあり、よくすばらしい霊の深いメッセージもされる方で、ロバート・ダニエルズ牧師夫妻です。奥様はすばらしい預言者で、このお二人は霊的にすばらしく成熟された方々です。
或るとき、ご主人が運転され、助手席に奥様、後ろの席に二人乗せた四人の乗用車がある交差点に向かって走っていると、突然横から大型トラックが猛スピードで走って来ました。それに全く気が付かなかったダニエルズ師の車はそのままトラックの横腹に突入し、あっという間に突き抜けて反対側に出ましたが、誰も何の怪我もなかったというのです。
2017年はヨハネ17章の年
 私は新年を迎えるに当って、今年の new year resolution として一つの決意をしました。それは朝起きて最初に必ず主の前に出ること、そして主を礼拝し、その日一日の自分のすることを主にうかがいつつ、それを主と親しく話し合うことに決めたのでした。そのきっかけとなったのは、前にもお分ちした詩編139:16にある「主は私たち人間を造るに当たって一人一人が生きる毎日を日毎に丁寧に創作され、その『神のバージョン』と、私たち自身の意志で実際に自分の人生を生きる(た)『現実のバージョン』の二つが書物として天の書庫に保管されてあること」が分かったことから来ております。又、主が私たちに教えてくださった「主の祈り」も「日毎に祈る」ことが基準になっていることに気が付いたからです。
 それにもう一つ挙げれば、最初の人間アダムとエバは、罪を犯す前は、何も書いたもので神に言われなくても、楽園で毎日する仕事が分かっており、「そこを耕させ、そこを守らせた」とあり(創世記2:15)ます。その上、そよ風が吹くころ、彼らは園を歩き回られる神である主と毎日会っていた」ことが創世記3:8に書かれていることも考慮しました。
 ヨハネの17章は、聖書の中でも、「私たちと神との関係」を明確に主が示された最も重要なことが書かれている箇所の一つです。それは、ヨハネ10:26、6:37、39にも書かれていますが、私たちをこの世に送って、人間を創造した最終目的を果たすための「コミッション任命」を申し渡されたのです。
 すなわち、21節にある「父よ、あなたがわたしにおられ、わたしがあなたにいるように彼らがみな一つとなるためです。また、かれらもわたしたちにおるようになるためです。またわたしは、あなたがわたしに遣わされたことを、世が信じるためなのです。またわたしは、あなたがわたしに下さった栄光を、彼らに与えました。それは、わたしたちがひとつであるように、彼らも一つであるためです。わたしは彼らにおり、あなたはわたしにおられます。それは彼らが全うされて一つとなるためです。・・・父よ。お願いします。あなたがわたしに下さったものをわたしのいる所にわたしといっしょにおらせてください。あなたがわたしを世の始まる前から愛しておられたためにわたしに下さったわたしの栄光を、彼らが見るようになるためです。・・・それは、あなたがわたしを愛してくださったその愛が彼らのなかにあり、わたしが彼らの中にいるためです。」
私は最近、「主が私の人生を生きて下さるように。」という祈りがよく口に出て来るようになりました。なぜなら、主が主のいのちを私たちにくださり、私たちが私たちのいのちと人生を主に差し出した関係ー差し違えの関係にあることを厳粛に思い起こし始めたからです。夜寝ていても何度もそれを口ずさんでいる自分に気が付きました。
私たちクリスチャンには、量子論的にいえば、二つの住所がある
私たちクリスチャンは、少なくとも二カ所に住まいの住所を持っていることを皆さんはよくご存知ですね。パウロが「罪過の中に(霊的に)死んでいた私たちをキリストとともに生かし、—―あなたがたが救われたのは、ただ恵みによるのです。キリスト・イエスにおいて、ともによみがえらせ、ともに天の所(右座)にすわらせてくださいました。」(エペソ2:6)これは過去形で書かれていますから将来起こるのではなく、既に現実に起こったことであるのです。又、1ヨハネ4:13には「神は私たちに御霊を与えてくださいました。それによって、私たちが神のうちにおり、神も私たちのうちにおられることがわかります。」 次に1ヨハネ4:15で「だれでも、イエスを神の御子と告白するなら、神はその人のうちにおられ、その人も神のうちにいます。」
 従ってクリスチャンは現在天におられる主イエスのうちに住み、又、キリストが私たちのうちにおられるのです。他にヨハネ15:4には「わたしにとどまりなさい。わたしも、あなたがたの中にとどまります。」とも書かれています
 そのことは量子論が科学的に証明しております。
 人間の身体を含むもすべての物質も小さく分解すれば量子素材にばらばらになるのですが、実はこの極微小の世界が量子論の世界であり、これが「霊の領域」そのものであるのです。実際に先述の「量子テレポーテーション」の原理は、たとえこの地上と宇宙の外の神が住まう天の領域であっても、「量子もつれ」の関係にある量子は同一と見なされ、一つとなっているという事実です。
 それは前述のヨハネ17章で主イエスが父なる神に祈られたわたしたちがひとつであるように、彼らも一つであるためです。わたしは彼らにおり、あなたはわたしにおられます。それは彼らが全うされて一つとなるためです。・・・父よ。お願いします。あなたがわたしに下さったものをわたしのいる所にわたしといっしょにおらせてください。あなたがわたしを世の始まる前から愛しておられたためにわたしに下さったわたしの栄光を、彼らが見るようになるためです。・・・それは、あなたがわたしを愛してくださったその愛が彼らのなかにあり、わたしが彼らの中にいるためです。」が成就するためであるのです
 これがクリスチャンの身分証明・アイデンティティーそのものであります。
今年から私たちクリスチャンの最終目的の時代が一段と大きく開け
 私は終末の世がいよいよ迫って来ていることを今年の始めにひしひしと感じています。それは、人間を造られた創造者の神が、「人間の完成」=「キリストのからだ」の完成=「教会」に仕上げを掛けておられることを意味しないでしょうか。すなわちそれは「御国の王」が間もなくこの世に帰って来る日が近づいているのです。それには、私たちクリスチャンが主ともっともっと密接な「量子もつれ」の関係に入ってゆかねばならないのです。それは私たちの霊性が益々強められねばならないことを意味します
 そのための最も重要なキーファクターは「十字架」です。主の十字架によって私たちは神に近づける恵みを与えられました。これに対してクリスチャンの私たちができる唯一の主への応答はやはり「十字架」をもってです。それは私たち自らが「イエスに似た者」となること—―そのためには、完全に私たちの霊魂肉のすべてが「量子もつれ」の状態に置き換えられねばならないーすなわち、それは私たちが「自分の十字架を背負って主の後に従う」ことこそ、今年の大目標であると信じます。 まさに私たちキリスト者のアイデンティティーとは究極的に「十字架」に自分をかけて「自分に死ぬ」ことによって、主と霊的「量子もつれ」の関係を深めることであると信じます。2017年を霊的な大飛躍の年としようではありませんか。(終り)
注: 尚「量子もつれ」の説明がもう一つ理解できない恐れがあります。この辺りの科学的説明を追って追加説明させていただきます。

31 12月

2016年を振り返って    坂  達 也       2016年12月31日


2016年を振り返って

 

                 坂  達 也

 

 間もなく2017年を迎えようとしております。就きましては、先ず2016年がどのような年であったかを私なりに振り返ってみたいと思います。

 

  第一に、2016年はアメリカの大統領選挙が行われ、それによってアメリカの政治と経済、それに一般のモラルの現状がどれ程凋落しているかがあばき出されたことが挙げられます。
 結果としてはトランプ氏が次期大統領になることが決まり、それが決まると同時にトランプ次期大統領はすかさず彼の政府関係の人事(未だかってない程の実力者をそろえる)に着手し、それと平行して政策面でも彼の所信がどんどんと発表されました。それで分かってきたのは、トランプ次期大統領とオバマ現大統領の考え方と政策がどれほど違うかという事です。
 最も顕著な違いは、両者のイスラエルに対する考え方であり、ここに至ってオバマ氏が親アラブであることが明白になり、一週間前の国連安保理事会でのイスラエル非難決議をアメリカが今迄の前例を破って「拒否権」を行使せず「棄権」したことです。それはトランプ氏のイスラエルを擁護する立場と完全に対立するもので、彼が大統領就任後は、場合によってはアメリカの国連分担金(最多)の支払いを拒否するとか、ひいてはそれが国連からの脱退に発展する可能性があることです。
 これはトランプ氏がクリスチャンとしてイスラエルを全面的に擁護する考え方から出ています。現オバマ政府の要職にはアラブ容認を主張するアラブ系の人たちが思いのほか多くいて、それによって、アメリカでは今、クリスチャンとしての伝統的活動と行為がなし崩しに統制禁止されつつあり、アメリカの歴史上クリスチャンと教会が最も肩身の狭い思いに追いやられています。
 「これがかってのクリスチャン国か?」と疑わざる得ない現状にあることを新大統領がどのように是正して行くか、新政権の行く手には多難が待ち受けていることは容易に察知できます。2017年はユダヤ暦で5777年、7は剣(神のことば)を意味し、特に闇の世界・悪霊との戦いが未だかってない程激しさを増すことでしょう。
 アメリカが変われば世界が変わります。私たちクリスチャンはいよいよ「御国」という考え方をする時が来ました。全世界のクリスチャンは真にイエス・キリストを個人的な救い主としてだけでなく「御国の王」として信じ、名実共に「光なる」王と一致して行動する時が近づいています。それはイスラエルとの同盟関係に入ることをも含むと考えられます。又、地境を堅く守り、国民が一致して戦う時でもありましょう。そのためには王なる主の御ことばを聞き、それに従うことが今程大切なシーズンはありません。
 私は2016年に WWGM で私自身が取り上げて書いたことの6割以上がアメリカの現状と大統領選挙に関してであることを知って、少々驚いていますが、それだけアメリカの動きが日本(のクリスチャン)にも影響すると信じます。 
私の「創造者の神」の本について
 この新しい年を迎えるに当り、先ず私自身の長年の念願である「創造者の神による創造」(仮題)の本の出版を2016年度で行うというのが今年年頭の計画でしたが、残念ながら今年も実現しませんでした。
 しかし、それには確固たる理由がありました。主が今迄私が書く予定がなかった「新しいこと」示して下さったからです。それは「創造者の神」を確実に裏付ける重要な内容のものでした。それは、詩編139:16−19に書かれていること――すなわち神はすべての人間の一生の「すべての日々に何をするか」を書いた本を天の書庫に貯蔵してあるという事実です。私はこれを実際に天で見て来た三人の証人の証しを知っています。このことは私がハーザー誌の9−12月号に書いて載せていますので、あるいはそれを読まれた方がおられると思います。
 小説家が小説を書くのに、始めだけ書き、後は「主人公が自分の好き勝手に生きなさい」というような「進化論的」な無責任な本は一つもないのと同じで、神なる小説家は毎日克明に創造者としての脚本・シナリオを原作として書いてあるというのです。但し人間は罪人で自由意志が与えられていますから、かなり自分で勝手に生きるので、神のオリジナルの創造の脚本とは違うように生きます。(神はその違った生き方の全貌も始めから知っていて、それも本になっており、それが最後の「さばき」の際に天にある二冊の本として開かれ、それによってさばかれるというものです。しかし、その人間がキリストを知り、彼に従って生きる決心をして、キリストとともに歩む人生をはじめると、段々に元の脚本に近く生きるようになるというのです。しかも神の原本の通りに生き通した人が一人だけいます。それはイエス・キリストで、彼はそれゆえに「信仰の創始者であり、完成者である」といわれるのにふさわしい人であると思います。(ヘブル12:2)
 皆さん、これは英語でいうところの、それぞれの人の「デスティニー」ですが、そのための道であり方法が、常に「 WALK WITH GOD 」であり、私はこれをモットー、目標として生きています。それで私たちのミニストリーに同じ名前を付けた次第です。「キリストの中にあなたが住み、あなたの中にキリストが住む」関係に入るのはそのためです。

 

 さて、もう一つ主からつい最近示されたことがあります。それは神が人間を造られたのは、園においてであり、その園の中央には二本の木が植わっています。一本はご存知の通り「いのちの実がなる木」もう一本は「善悪の知識の木」です。これは聖書の創世記の1−3章に書かれています。
 私は昔、救われて間もない頃リック・ジョイナー師の「園に植えられた二本の木」という本があるのを知ってそれを購入しむさぼるように読みました。小さな本です。私はこの本はクリスチャンとしての「必読書の一つ」であると信じますが、残念ながら日本語訳は出ていないと思います。
 そこでこの本の内容をご紹介したいと思います。それは私たちが2013年の2、3月頃の WWGMに 四回に渡って紹介した「宗教の霊に打ち勝つ」という同じリック・ジョイナー師の本から引用抜粋した文章に、この「二本の木」のことが出て来るからです。以下をご高覧ください。
「パウロはコリントのクリスチャンに「宗教の霊で働く者たちを警戒せよ」と言いましたが、それは始ったばかりの教会に律法主義というくびきを負わせようとする者たちに対する警告でした。彼は次にように説明しています。「こういう者たちは、にせ使徒であり、人を欺く働き人であって、キリストの使徒に変装しているのです。しかし、驚くには及びません。サタンさえ光の御使いに変装するのです。ですから、サタンの手下どもが義のしもべに変装したとしても、格別なことはありません。彼らの最後はそのしわざにふさわしいものとなります。」第二コリント11:13−15)
 サタンは聖書を引用し知恵を用いることに長けていますが、その知恵は知識の木の知恵であり、人を殺すものです。彼は人の欠点や落ち度を的確に指摘することが出来ますが、それはその人に解放といのちを与えるのではなく、その人をズタズタにしてしまうようなやり方でするのです。
 宗教の霊から力を得た「光の御使い」は、まず最初に人の正しいところではなく間違っているところを探そうとします。
 アダムとイブが善悪の知識によって生きることを選びとったとき、彼らは宗教の霊を受けたのです。その最初のあらわれは「自分中心」でした。即ち彼らは自分自身を見始めたのです。彼らがこの実を食べたあとカインが生まれましたが、カインは聖書の中で宗教の霊によって支配された者の最初のモデルです。
カインは「地を耕すもの(創世記4:2)」でした。彼の思いは「地」にあったのです。宗教の霊は、私たちを天の領域ではなく地の領域に焦点をおくように常に企むのです。「カインの子孫」は目に見えるものによって物事を判断し、「目に見えない方を見るようにして忍び通す者(ヘブル11:27)」を理解することができません。
 カインは又、自分の労働の実を主に捧げようとしました。主はその生け贄を拒絶し、アベルの血の生け贄は受け取られました。私たちの労働の実は、決して主への捧げものとして受け入れられることはできません。神が小羊の血だけを生け贄として受け入れられることは始めからの神の御こころでした。カインは訓戒を受け入れて悔い改めることをせず、アベルを嫉妬し殺害しました。自分の働きによって生きようと試みる者は、往々にして、小羊の義により頼む者に対して激しい怒りを抱くものです。
 パリサイ人の中のパリサイ人であったタルソのサウロが、クリスチャンに対して怒り狂ったのはこの理由によります。パリサイ人が人生をかけて築き上げてきたものを最大限に脅かす者、それがクリスチャンだったのです。それ故にパリサイ人たちはクリスチャンの存在に耐えることができなかったのです。自分の業を土台にしている宗教は、いとも簡単に暴力化します。キリスト教と称するセクトで、キリストの十字架の業を自分の業に置き換えてしまった教義をもつものも、これと同じです。
 使徒と預言者は、「建て上げ、また崩す権威」を与えられています。しかし、まず建て上げることをしないならば、崩す権利はないのです。霊的に人々を養い、建て上げてきた人以外には、私たちに責任のある人たちを正す権威を与えてはなりません。「預言者」と言われている人であっても、人々を建て上げる心を持たないならば、その人はミニストリーから取り除かれるべきだと私は思います。」
 以上ですが、「善悪の知識の木」の実を食べたアダムとイブは罪を犯しました。この木の実を食べるようにそそのかしたのはサタンです。サタンは、人をそそのかすために、すべての創造が行われる前に神によって造られた「被造物」です。サタンが先ず神に背いて罪を犯しました。それは神の最初からの御計画でした。又、アダムとイブが罪を犯すのも最初からの御計画でした。
 そうしてかなり後になって、多くの人が罪を犯すのが目に余る程になってからはじめて、神はイエス・キリストを「人間」として生まれさせ、彼が信仰の何たるかを見せた後に、人間たちが罪の全くない彼を十字架に着けました。そして彼が私たち罪人の罪を背負って死ぬことによって、もしその事実を信じる者は、その人間が犯すすべての罪が赦されるという高尚な「人間救出」の手段を神は設けてくださったのです。私たちクリスチャンはすべてこのキリストによる「救いの御業」を理解し、私たちは単に信じるだけでなく、「イエスと共に死に、イエスと共によみがえる」プロセスを経ることが必要であることを本当に理解しなければなりません。
 何故、創造者の神はこのようなプロセスを踏むようにされたのでしょうか。それはすべて自分の可愛い子どもを「神に似せて造り直し」自分の子ども育て上げるためです。すなわち、神は人間に地上で「弟子訓練」をしてキリストに似た者にしたいからです。
 以上の説明ではご理解いただけないと思いますが、私の目標はこのプロセスがすべて物理学者の発見、あるいは想像した「理論」で説明できることを最終目標としています。この辺りは、やはりハーザー誌をお借りして2016年の1、2、4月号に「見えるマクロの世界と見えないミクロの世界の探求」という題で書かせていただきましたのでご興味のある方はお読み下さい。尚、この3ヶ月の原稿で全部を説明できた訳ではありません、ほんの一端です。しかし、物理学の進歩発展は、「霊の世界」にやっと探求のメスを入れ始めておりますので、ぜひ私がこの本を完成することをお祈りいただきたいのです。
 従って、本年度中に完成させることができるかどうかは、ひとえに主のご計画と聖霊の助けがなければ全く不可能であると考えておりますので、確約はできませんが、最近、その実現が近いことを主によって導かれております。どうぞお祈りいただけますよう節にお願い申し上げます。
ニューヨーク移住のご報告
 さて次に、これは突然にこの1−2ヶ月の間に起こったことなのですが、私たちの息子の新しい仕事が急に決まり、家族で又ニューヨークに引っ越すことになりました。息子はこの数ヶ月前に今迄の会社がそっくり別の州に移転したため職を失っておりました。彼らはできればこのサンフランシスコ近辺に住むことを希望していましたので、失職後地元の色々な会社と仕事をしながら、よい勤め先を探して来ましたが、急に一月程前にニューヨークの会社から誘いがあり、しかも本人にはできるだけ早く出社するように乞われた結果、急遽この会社に就職することを決意し、息子本人はこの12月初旬から単身赴任をしております。
 今は家を売る準備をしながら、できれば1月末までに息子家族が移転し、とりあえずニューヨークにアパートを借りて、そこを仮住まいとしながら、適当な家を探して購入する計画です。私たちも、何の迷いもなく、息子家族と同じ町のできるだけ近い場所に移り住むことが未だ小さな二人の孫をかかえる家族全員の希望であり、それが主の御心であることをはっきりと示されましたので、移転の決意をしました。但し、私たち夫婦の移住は息子家族の家が決まってから探し始めますので、多分早くて4月、遅ければ夏頃になるかもしれません。
 私たちは現在、ここのベンジャミン・ロビンソン牧師の教会(リビング・ホープC.C.)の長老としてミニストリーに関わっておりますが、この教会のビジョンの一環として、将来ニューヨークに枝教会を設立する計画があり、もし御心なら、それに私たちが関わる可能性も充分あります。
 尚、ニュ―ヨークに移住しても日本向けのミニストリーには支障はありませんし、そこで私の本を書き上げることが主の御計画であることを望んでおります。しかしながら、ニューヨークは住む家の購入、あるいはアパート住まいにしても家賃が高いこと、それに生活費も高くなると思われますので、私たちの買える値段でよい家が見つかり、私たちが生活できますようにお祈りいただければ幸いです。
 それでは以上をご報告申し上げ、追ってニューヨーク行きと、私たちのミニストリーの新年度計画をお知らせ申し上げます。
 それではどうぞ皆様、よいお年をお迎え下さい。(終り)

05 12月

クロス王とトランプ次期大統領           坂   達  也    2016年12月5日


クロス王とトランプ次期大統領

 

                 坂   達  也

 

私は今回のアメリカの大統領選挙に際して、そのかなり以前から色々な人がオバマ氏とかトランプ氏に関する預言(その多くは預言というより個人的な予想、憶測であるというべきですが)をして来たことを知っております。その多くはYouTube 等に載っていますので、日本でも既に大勢の人がそのような預言が世に出回っていることを御存知であると思います。

特にオバマ大統領こそが反キリスト anti christであるとか、アメリカの最後の大統領であるとか、又、複数の預言者がトランプ氏が大統領になることを預言して来たことも私は知っております。

 

しかし私は最後の時代には大勢の偽預言者が出て来ることが聖書に預言されていますので、政治家への預言に触れることをできるだけ避けて来ました。というのは、人のいう預言とか予言まがいのことを取り上げ始めたらきりがないからです。そのような興味本位のまぎらわしいものの多くは肉のものですから、聖書から逸脱する危険性が大きいのです。従って今迄私が紹介して来た預言あるいは政治家に対する意見のほとんどは私が信頼するリック・ジョイナー師とチャック・ピアース師のものに限って来ました。

ところがこの春頃からでしょうか、ランス・ウオルナウ師はトランプ氏がアメリカの45代目の次期大統領になることを、聖書のイザヤ書45章に出て来るペルシャのクロス Cyrus 王に例え始めました。

 

そこでジョイナー師も指摘するクロス王とトランプ次期大統領の類似点を聖書で確かめてみたいと思います。

第一に、クロス王は最初未信者でしたがその後イスラエルの神、主を信じる信者になっていることです。聖書のイザヤ書45:4、5をみると、クロス王は、最初は「主が『あなたはわたしを知らないが』」と書かれている通り、主を信じない異邦人でした。しかし、エズラ書1:2では「ペルシャの王クロスは言う。『天の神、主は・・・』」と王自身の信仰告白のことばが書かれているのですから彼は信者になっています。加えて3節で王は「あなたがた、すべての主の民に属する者はだれでも、その神がその者とともにおられるように。」と言っているので間違いありません。

そしてイザヤ45:1では冒頭に「主は、油注がれた者クロスにこう仰せられた。」と記されていることからしても、神がクロス王を用いるために信者に導いたことが明らかであると私は信じます。

 

一方主なる神が、トランプ氏をアメリカの大統領に登用しようとしていることが神の御心にかなうことであることは選挙結果から明らかです。

そのトランプ氏はつい最近迄は未信者であったことと、その彼が最近信者になったことが2、3の方、特にジョイナー師がはっきりと証ししています。従ってその点において、クロスとトランプは似ていると云って差し支えないと私は思います。そしてトランプ氏が主の改革を担うリーダーであるのなら、クロスと同じように「主が油注がれる者」になって当然であると私は信じます。

 

次に主がこの二人を用いようとしている、その目的が類似しています。クロス王が神に召された目的は、エルサレムに宮殿を再建することでありました。又そのために「離散したイスラエルの民はエルサレムにもどってその再建に参加せよ、そして残る者はみな、その民を助けよ」と王が命令しているのです。(エズラ記1:2節の後半から4節のはじめを参照)

ジョイナー師は、現代の私たちクリスチャンにとっての宮殿建設とは「主の家」=「教会」を立て上げること、それは少なくとも一世紀の教会のレベルにまで再建することにあるとし、この点で二人の召命は類似していると言います。

 

特に世界中に散在する現在のクリスチャンの教会の姿は、一世紀の「初代教会」から比べれば零落し荒廃した状態にあることは明らかです。このばらばらで主の御国には程遠い現在の教会をクリスチャン主導の「主の御国」に立て上げることこそは、イスラエルに宮殿を建て上げることに匹敵すると信じます。それを主は、特に政治・経済、モラルや信仰も全くといってよい程頽廃したアメリカの国を先ず再建することから始められ、それによってアメリカの凋落したクリスチャン教会そのものを立て直すことをトランプ大統領に期待しておられる。それだけではありません。それが進んで、遂にはエルサレムに宮殿が再建されることにつながるのが主のご計画であるとしても私はおかしくないと思います。

 

 

そのために必要なものはクリスチャンの信仰のサポート

 

私は今回の大統領選挙が、たとえ数は少なくともクリスチャンの懸命な祈りによってトランプ氏が大統領に選ばれたことを信じて疑いません。

それは信仰の働きによってでした。その「信仰」に関しイエスはいわれます。「まことにあなた方に告げます。もし、あなたがたが、信仰を持ち、疑うことがなければ、いちじくの木になされたようなことができるだけでなく、たとい、この山に向かって、『動いて、海にはいれ。』と言っても、そのとおりになります。あなたがたが信じて祈り求めるなら、何でも与えられます。」(マタイ21:21)

ここで興味のあるみ言葉は、イエスが別なところで*「もし、からし種ほどの信仰があったら、この山に・・・」と言っておられることです。(マタイ17:20)つまり、信仰そのものはほんの小さなものでよいのですが、重要なことは「疑うことがなければ」という上記の下線の部分です。私たちは何としても「疑う」ことを失くさねばならないのです。

しかし信仰に関してもう一つ重要な要素があります。それについてマルコ6:2−6をお読みください。イエスは生まれ故郷ではあまり奇跡が起こせませんでした。それは彼を知っている地元の人々がイエスに対する信仰をほとんど持ってはいず、むしろ疑いの目で見ていたー即ち不信仰であったからです。

 

以上の前置きをして、シュルーズバーグ師という方が、最近のモーニングスターでのカンファレンスで、次のような話しをしていたことをご紹介したいと思います。

それは大統領選挙日の3週間程前に、主が今何が起こっているかを彼に語ったお話です。主は大統領選挙において今、アメリカ国民の関心の目が一斉にヒラリー候補の上に集中しているがトランプ候補の方には向いていない。この状態を変えねばならないと言われたそうです。確かにその頃のクリントン夫人の人気は絶頂でした。民衆、特に女性がこぞって「ヒラリーが勝つ」ことを一致して叫び、それにメディアがこぞって「ヒラリー勝利」を宣言したのです。又彼女の選挙キャンペーンのスローガンは「私はヒラリーと共にいる」という預言的な宣告でした。一方のトランプ陣営は、肝心の共和党内で「トランプ反対」の不協和音が根強く、これに民衆が呼応し「私はトランプに投票しない」と叫ぶ人たちが優勢になりつつありました。そこで主が指摘されたのは「主でさえも生まれ故郷では奇跡を起こすのは難しかった」という事実でした。こう言われたシュルーズバーグ師は、主のいわれることをよく理解し、早速祈り手のグル―プを結集したのです。そして天を見上げて宣言をし始めました。「ヒラリーのサポーターたちよ、彼女から目を離しなさい。」そして「ヒラリー陣営に不一致を、トランプ陣営にはより多くの民衆の目が集まり彼への期待が一致して強くなる」ことを叫び続けました。すると3−4日経って、突然コーメーFBI長官がヒラリー氏の容疑調査再開を発表しました。それによってヒラリー陣営への勝利の期待は一変して破壊的混乱状態に陥り、ヒラリーへの信仰に民衆が疑いの目を向け始めたのです。一方トランプ候補への関心の目がどっと集中し、投票日には完全にひっくりかえっていたというのです。

師は真の信仰を持つ人が二人三人集まり一致して祈れば「山をも動かす」と言います。私は、今回の選挙でトランプ候補を勝たせたのは「クリスチャンの祈り」であると言われたことは本当であったと信じます。

 

そこで最後にもう一度イザヤ45:1−3を見てみましょう。

「主は、油注がれた者クロスに、こう仰せられた。『わたしはかれの右手を握り、彼の前に諸国を下らせ、王たちの腰の帯を解き、彼の前にとびらを開いて、その門を閉じさせないようにする。わたしはあなたの前に進んで、険しい地を平らにし、青銅のとびらを打ち砕き、鉄のかんぬきをへし折る。わたしは秘められている財宝と、ひそかな所の隠された宝をあなたに与える。それは、わたしが主であり、あなたの名を呼ぶ者、イスラエルの神であることをあなたが知るためだ。」

 

これは何とすばらしいみ言葉でありましょうか。もしトランプ大統領がクロス王に例えられるのなら、上記の主の約束のみ言葉がトランプ大統領にも当てはめられるのです。私はこのみ言葉が成就することを疑わずに信じる決意をしております。現にトランプ政権は正式の発足(新年1月20日)を前にしてその組閣が着々と進められており、その人選の多くは主の知恵によるものと信じます。

しかしアメリカだけでなく、世界は益々過激派による暴動、虐殺、移民問題の広大、それに大地震をはじめとする天変地異とか疫病・飢饉が起こり、世の中の秩序と治安は完全に麻痺する事態が起こることは想像に難くありません。従って世界のクリスチャンは益々その信仰に堅く立って一致協力し御国を立て上げて行くための祈りと忍耐が必要な時代に向かっております。どうぞ皆様のアメリカに対する一層のお祈りをお願い致します。(終り)


14 11月

遂にトランプ大統領が誕生した          坂  達 也    2016年11月14日


遂にトランプ大統領が誕生した

 

                 坂  達 也

 

 

  今回の大統領選挙は、恐らくアメリカ史上最大のアプセットー予想をくつがえすー選挙であったと言われます。

 ご存知の通り、選挙の十一日前になってクリントン候補の国家機密漏洩の可能性が新たに出て来たため、FBIのコーメー長官が再調査に入る声明を突然出しました。このショッキングなニュースによって、トランプ候補の人気が完全に盛り返しクリントン候補に追いついたかに見えました。しかし投票日の四日前になって、コーメー長官はクリントン候補の嫌疑告発を改めて否定、再度取り下げたのです。これが大きな混乱を招いた結果、最後の土壇場で、再び「クリントン候補優勢」の方向に一気に傾いたまま投票日を迎えました。

 その十一月八日の朝「クリントン勝利」の呼び声が益々高まる現実を前にして、私は主に訴えました。というのは、主が何かをなさるという私が抱いて来た密かな期待に対しもう何も起きないように見えたからです。その時、先週ご報告の通り、下記の聖書箇所が示されました。それは皆さんがよくご存知のエリシャとその若い召使の話しです。

 

 2列王記6:15−17をご覧ください。「神の人の召使が、朝早く起きて、外に出ると、なんと、馬と戦車の軍隊がその町を包囲していた。若い者(召使い)がエリシャに、「ああ、ご主人様。どうしたらよいのでしょうか。」と言った。すると彼は、「恐れるな。私たちとともにいる者は、彼らとともにいる者より多いのだから。」と言った。

そして、エリシャは祈って主に願った。『どうぞ、彼の目を開いて、見えるようにしてください。』主がその若い者の目を開かれたので、彼が見ると、なんと、神が備えた火の馬と戦車を見ることができました。」

 

 エリシャの若い召使は、朝起きて周りの町が敵の軍隊で包囲されているのを見て、恐怖で一杯になりました。しかしエリシャは「霊の目」で神の軍隊が取り巻いているのを見たのです。そこでエリシャは、恐怖におののく召使に手をおいて「彼の(霊の)目を開いてください。」と祈りました。すると突然、若者の霊の目が開き、神が備えた火の馬と戦車を見ることができました。

 実はこの話しを示されたのは、この聖句に対するグラハム・クック師の解釈をたまたま読んだからでした。そして私は改めてこの聖句を読み、すかさず今の自分がこの若い召使であり、現実の状況だけを見てそれに捕われ、エリシャのように霊の目で見ることを怠っていたことに気が付いたのです。

 クック師は、霊の目で見る姿が真の「御国としての現実」であり、それはこの世の現実の上を神の御国が覆っている姿であると言います。「私たちはこの世に生きているが、この世の者ではないことを思い出してください。あなたは御国に属する者だから、この世を違った次元から見ることができるのです」と師は言われます。

 

 主によってそれに気が付かされた私は、その時から選挙の投票結果を見る目が変えられました。そして選挙結果はほとんどの人の予想に反し、ものの見事に神に期待した通り僅かの差でしたが明らかにトランプ候補に「まぎれもなく勝たせた」結果が出ました。全州合計の人気投票数ではクリントン氏が僅かにトランプ氏より多かったことを多くのメデイアが報告していますが、この数字は未だ最終の数字ではないといわれます。しかしいずれにせよ全州の選挙人合計数(現在迄の集計)では、290対228でトランプ氏が圧勝し、クリントン氏もオバマ大統領もそれを認め敗戦宣告をしています。

 さらに今回の選挙をトランプ勝利に導いたのが神であることを証しするもう一つのよい例があります。それは、今回の大統領選の勝敗を決めるかなめの州といわれた州ーオハイオ、ミシガン、ウイスコンシン、ペンシルバニヤ、ノースキャロライナ、フロリダのすべての州でトランプ候補が予想に反して勝ったことです。加えて、今回の選挙ではいつも以上に不正行為が出ることが憂慮され(事実出た)のですが、それが問題にならない程の差によりトランプ氏が勝っことが出来たのも神であると信じます。

 

 それだけではありません。次に大事な上院/下院選挙においても、全く予想に反し、共和党が上院で51議席、民主党48議席、下院では共和党238議席、民主党193議席で共和党が両院の過半数を占めるという圧倒的な勝利に終ったことを見ても、今回の選挙で神がトランプ氏を起用してアメリカを抜本的に変える御計画であることがよく分かり、ひたすら主に感謝しております。

 

トランプ氏の勝因はエヴァンジェリカル・クリスチャンの祈り

 

 今朝の日本経済新聞・電子版の記事によれば「ドナルド・トランプ氏を次期米大統領に選んだ主役は、米北部の工業地帯「ラスト(さびた)ベルト」の白人労働者だけではない。米南部から中西部に伸びるキリスト教保守派の影響力が強い地域「バイブル(聖書)ベルト」の支援も大きかった。だが敬虔(けいけん)な彼らにとってトランプ氏支持は究極の選択だった。」と書かれていましたが、その通りです。

 今年の選挙に先駆けて、先ずフランクリン・グラハム師が2月1日クリスチャン保守派の牙城であるアイオア州から出発し、全50州の首都議事堂をバスツアーで訪れ、大勢のクリスチャンと共に神に嘆願しました。又、ダッチ•シーツ師は「天にアッピールする」という名の下に、全米各地で集会を開き、それにチャック•ピアース師が参加して各地のクリスチャンと共に祈りました。10月のオハイオ州のミドルタウンでの集会では、ピアース師が力強い預言を宣言し、これによって、それまではクリントン氏が優勢と言う予想が完全にひっくり返りました。その他、リック・ジョイナー師、マイク・ビクル師を始めとする多くのクリスチャン団体と教会のリーダー達が、クリスチャンがこぞって選挙に参加することを呼びかけました。

 ここで選挙が終わった後に語るフランクリン•グラハム師の言葉をご紹介します。「今メデイアは、どうしてこんな結果になったんだろうかと頭をかかえていますが、私は八日の夜判明した結果は、明らかに神の介入のなせる業であったことを疑いません。神のいない無神論者の掲げる課題がこの国を乗っ取ろうとして来たことに対して神がストップをかけられたのです。しかし次期大統領・副大統領に選ばれたトランプ氏とペンス氏はこれから多くの助けと祈りを必要としています。神が彼らを助け、又アメリカが再び祝福されることを心から祈ります。」こう語ったグラハム師は、投票日の翌日大統領と副大統領に当選した両氏に祝電を打っております。

 2012年の大統領選では2500万人のエバンジェリカル・クリスチャンが投票所に行かなかったといわれます。しかし今回は、懸命の呼びかけと祈りの要請の結果が多くのクリスチャンを投票させ、二党を載せた秤の傾きを変えました。

 ここでトランプ氏を最初から熱心に応援し続けて来たリック•ジョイナー師に語ってもらいます。

 

トランプ大統領は今や悔い改めを多くする正真正銘のクリスチャン

 

 「私はこのところ、少なくとも3−5日置きにトランプ氏、あるいはその側近の人たちと密接な連絡をとっているので言えるのですが、トランプ氏は最近、個人的に新生したクリスチャンとして、色々なことで神に悔い改めをし、神を畏れる人間に変えられていることは間違いのない事実です。但し、だからといって彼が間違いをしないということではありません。特に政治家経験の全くない彼は、これからも色々な間違いをし、大きな苦しみの中を通るでしょう。それだけにクリスチャンが今まで以上に祈る必要があります。」とジョイナー師も明言します。(以上、先週末のモーニングスター集会でのメッセージより)

 また、トランプ氏をよく知っている人たちは、トランプ氏は自分ではっきり約束したことは必ずといってよい程実行する人であり、決して無責任な人ではないといいます。

 

 ここで私がトランプ氏を弁護し、また、彼の良さを強調したいことがあります。それは彼が豊富な経験を持つビジネスマンであり、それでいて彼は「善悪の良心」がすり減った人ではないことです。多くの政治家が単に政治家特有の「裏のかけひきの技術」は熟練していても、人の心とか情勢判断に機敏で「取り引きに勝つ」ことにおいては、商売人としての多年の経験があるトランプ氏にはかなわないと思うのです。

 それが証拠に、彼は今真っ先に、最も重要案件で選挙公約の目玉である「メキシコ国境に壁を建てる」ことと「オバマケアを廃止する」ことにおいて、たとえ壁を作る代価をメキシコ政府に払わせることは無理としても、とにかく実質に建て上げ、移民問題の野放し状態に終止符を打つこと、そしてオバマケアにおいても、その一部が正当なことであれば存続させ、実質をより良い国民保険体制に変革する方向でどんどん準備を進めています。

 

 そのためにトランプ氏はチーフ・オブ・スタッフというホワイト・ハウス人事の最重要な職務に共和党チェアーマンのプリーバスという人を任命しました。これはトランプ氏が「ワシントン政治体制を壊すという約束」に反した人事だという批判を受けましたが、彼は共和党大統領として、同じ党が上下院過半数を勝ち得たという、今回、大げさにいえば千載一遇のチャンスを逃したくなかったからであると思います。なぜなら、自分の公約して来た議題をどんどん通すためには、議会の協力が絶対に必要だからです。その意味でこのプリーバスという人は、選挙期間中も空中分解しかかった共和党そのものを、終始トランプ候補の線でまとめ上げて来た今選挙での第一の功労者であり、今こそ彼のような人物が党とのコミュニケーション上、最も必要な人物であるからです。

 

なぜ、トランプ氏に猛反対する人が出て来たのか

 

 今回アメリカの国は真っ二つに意見が割れました。未だにトランプ候補の当選に不満で各地でトランプ反対のデモが起こっております。(もっとも、そのデモ隊の一部は日当を払って雇われた人たちであると言われますが。)とは言うものの、特に若いクリスチャンが主体の教会で、デモに参加していない人たちであっても、感情的にトランプを嫌悪しー憤懣やるかたないー受け付けない、という人々が大ぜい出て来たことは事実です。一体何が起こったのでしょうか。

 私はその大きな原因は、共和党の最終候補を選ぶに際して、連立する多くの共和党候補者が競り合う中で、トランプ氏が同じ共和党のクリスチャン候補者を激しくこき下ろし罵倒したことに原因があると思います。このような彼の人となりの欠点は確かに最後迄たたりました。

 しかし、これに便乗したジャーナリストたちの多くは、真のジャーナリズム精神を失って、忠実な報道を公平に伝える代わりに、ここぞとばかりに「自らの私見」を述べ立て、挙げ句にウイキリーク等が暴露したクリントン候補の犯して来た多くの罪状を報道しなかったのです。又、現場に飛んで確認することを怠った多くのジャーナリスト(特にニューヨーク中心の)たちは、地方で経済的に犠牲者となっている白人労働者の気持ちとか怒りを見落とし軽視したのです。その結果は彼らが何としてもクリントン氏に勝たせたいという思いから「選挙予想」を意図的にクリントン優位に偽って報道したともいわれます。このような作為的に民衆を煽った「メデイアの無責任さ」が前代未聞の驚くべき「番狂わせ」をつくり出したのではないでしょうか。

 皮肉なことに、クリントン氏は自分の敗因を聞かれたときに、先づはFBI コーメー氏にあると言い、次にメデイアにあると言っております。これではメデイアの立つ瀬がないことになります。

 

 今回、圧倒的多数のメジャーなリベラル・ジャーナリストたちは、選挙活動に入るかなり前から「トランプという人間」は人種差別者、女性軽蔑者、国粋主義者、ファシスト、非道な金儲け主義者と言う、いわゆる「ステレオタイプのレッテル=先入観・固定観念」を作り上げ、それを民衆に押し付けることに驚く程成功したともいえるのです。それは極度のリベラル思想であり、極端な偏見、極度の嫌悪、激しい恨みを抱いて意図的なでっち上げたとしか思えません。そこに私は悪霊的なものを強く感じます。

 これからどんどん変化してゆく中で日本の皆様のお祈りを心からお願い申し上げます。(終り)


 Page 5 of 31  « First  ... « 3  4  5  6  7 » ...  Last »