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18 2月

バレンタイン・デーを迎えて        預言者ボブ・ジョーンズ師を思う                   坂  達 也


バレンタイン・デーを迎えて

       預言者ボブ・ジョーンズ師を思う

 

                    坂  達 也

 

 

 

 先週の金曜日、2月14日はバレンタイン・デーでした。私は毎年バレンタイ・

デーが来るとボブ・ジョーンズ師が天に召された日であることを思い出します。

そこで2014年の2月14日に天に召された師のために、リック・ジョイナー師が司式をしたモーニングスター教会での盛大なメモリアル・サービス式典(2月21日)の様子をもう一度久し振りにユー・チューブで見ました。

 

 最初に紹介されて、ボブの思い出を語ったのは、カンサスシテイーにあるIHOPのマイク・ビクル師でした。ビクル師は1983年にカンサスシテイーに移り、そこでボブに会いました。ボブはマイクが手を差し出しても握手もせず、いきなり「あなたは24時間絶え間のない、若い歌い手とミュージシャンと共に主を礼拝するミニストリー(今の Ihop )を持つ、そこに世界中からsong birds 歌い手が集まる、そして、イスラエルとの関わり合いを持ち始める。後にハリー・トルーマン大統領が住んでいた125エーカーの土地に移る(実際にイスラエルに好意を持つ大統領はフリーで自分の土地を IHOP に寄贈した)等のことを預言し、それが25年後に実現したのです。

 

 次に高壇に上がったのはポール・キース・デイビス師でした。彼は最初の出会いからボブが全くこの世的でない天の御国のことしか考えていない「変人」である経験を語りましたが、彼はボブと6年間密着して一緒に仕事をした人で、リック・ジョイナー師と共に最もボブと親しかった人の一人です。

 そのデイビス師が強調して語ってくれたことで一つ確かなことは、ボブはエライジャ級の預言者であったことでした。以下はメモリアルサービスの時ではなく、デイビス師自身のミニストリーで、ボブが9歳の時に起こったことを、デイビス師が分かち合ってくれたことをご紹介します。(彼のミニストリー:2014年3月4日の録画より)

 ボブが9歳の時の話:ボブは向こうから白い馬に乗った大きな男がやってきた。よく見ると馬の足は地に付いていない、そしてシルバー色のトランペットを持っていた。ボブはそれは世の終わりに現れるガブリエルであると信じた。するとガブリエルは馬の鞍の上に乗せていた牛皮でできたマントをボブに投げた。しかしボブは世の終わりが来たのだと思って、拾わずに家の中に駆け込んだ。ボブが39歳の時、ガブリエルが戻って来てマントを再び投げたのでボブはそれを拾った。その時からボブの預言的ライフが始まり、ボブはテクニカラーの幻とか夢を見るようになった。そして私は、ボブが人の内臓に入って行くのを見た。1974か5年に、ボブはホモセクシャルコミュニテイーに起こる病気エイズを預言した。また、その頃大流行し始めた Abortion 妊娠中絶用の錠剤が発売されることの預言を受け、それを訪ねた教会で話した。すると悪魔が現れ, ボブがその話をし続けるなら殺すと通告したにもかかわらず、その直後にその錠剤薬の話を他の人に話した。すると翌日ボブは下腹部が破裂し口に血がのぼったので救急車で病院に運ばれたが、結局診察台の上で死んだ。ボブは天に上り、クリスチャンの列に並んでいた三人の人と共に光の衣を着て順番を待っていた。もう一つの列には大勢の人が、それぞれ生前に仕えたお金、アルコール等に似た着物を着て地獄に落ちて行くのを見た。

 ボブの前に並んだクリスチャンのうち先頭にいたのは9歳の女の子で、主はその子に、この世で「あなたは愛することを学んだか。」と聞くと、答えは「Yes」、主は「その通りだね」と言って彼女にキスとしハグをし、天の門の中に入れました。次は少し年老いた婦人で、彼女は主は愛したが、夫を亡くした時に恨みの気持ちを持ち、それ以来、人を愛さなくなったと告白すると、主はそれを認め、中に入ることを許したが、ご褒美は与えられなかった。次の女性は黒人で、彼女の周りには多くの御使いが付き添っていたが、ボブには一人の御使いしか付いていなかった。彼女はエバンジェリストで多くの人を天に送った。主は彼女にキスをして中に迎へ入れた。次にボブの番が来ると、主は彼に「あなたは地上に帰りなさい。」と言い、それに答えてボブが「帰りたくない。私は帰ってもあまり役に立ちません。」と言うと主はボブに「あなたは魂の救いを願うかと聞き、それに「Yes」と答えると、「あなたは地上に帰って、わたしのリーダーたちに影響を与え、10億のたましいを救う」そして「わたしが聖書で与えると約束したすべての賜物を多くの人に数倍増して与える。」と言われた。

 

 

 ボブ・ジョーンズ師が残した最も有名な言葉といえば、既に上記で紹介したように、人々が死んで天の入り口でイエスの前に立つ時、主は誰に対しても唯一つだけ質問をされる。それは、この世で生きた生涯で「あなたは愛することを学んだか。Did you learn to love?」という質問です。

 

 私はこの質問の意味は考えれば考える程深いと思います。先ず思い出されるのは弟子たちに聞かれてイエスは、マタイ22:37、39で「心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。これがたいせつな第一の戒めです。「あなたの隣人をあなた自身のように愛せと」という第二の戒めも、それと同じように大切です。律法全体と預言者とが、この二つの戒めにかかっているのです。」その上に、マタイ5:44で「自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。」とありますから、本当に「神は愛」以外の何ものでもありません。ジョーンズ師は続けます。「神のなさることのすべては愛という土台の上に建てられている。もしあなたが本当にこの世で愛することを学んだのなら、その神があなたがたにしてもらいことのすべてにおいて従順を尽くしたはずであると言われます。主がそう言われるのは「主と私たちは結婚するように造られていて、そのための準備であるからです。」ハレルヤ!

 尚上記マタイ22:40には「律法全体と預言者とが、この二つの戒めにかかっているのです。」と書かれていますが、私の聖書の「律法全体」の右側には、いつ書いたか分かりませんが「神の御心」という添え書きが、そして「預言者」の右側には「私たち」という添え書きが付いていることに気が付きました。恐らくこの添え書きは誰かが言ったか、書いてあったものに相違ありませんが、そうです、私たち自身が皆「預言者」にならなければならない、そして花婿のすべての言葉を聞いて、それに従順を尽くすことが最大の目標ではないでしょうか。

 ところで、ボブ師は前の奥さんが召された数年後に、今の奥さんのボニーさんと再婚しました。そして分かったことは、ボブ師は「あなたは愛することを学んだか。」という質問に対し「私はボニーから『愛することを学んだ。』」とはっきり答えています。何とすばらしいこの世での結婚関係の証しでありましょうか。ボニーさんは、御国のこと以外に何も考えない、頑な一徹に主に仕え、来る人拒まずで人を教え導いたボブ師、特に最後の頃は身体的にこの上ない大きな苦しみの中を通った夫を献身的に尽くしたボニーさんから「愛を学んだ」と証しされたのです。

 

 最後にポール・キース・デイビス師による、ボブが天に召される直前に起こったことをボブ師の証として述べさせていただきます。

 ボブは2014年の一月に地元の病院に入院したのですが、その直前のある時彼はベッドから立とうとして立ち上がった途端に足の骨が折れて(カルシューム欠乏症)床に崩れ倒れた。その後衰弱の一途を辿り、召された2月14日の数日前は、ベッドから頭をあげることもできない状態にあった。そんな彼が夜中の2時頃にその病院の事務長室のドアを開け、歩いて中に入って来た。そのドアにはキーパッドが付いていてその支配人(リック師の知り合いのクリスチャン)と秘書しか暗証番号は知らないはずのドアをボブが番号を押して入って来たのです。ボブが入って来たのに驚いていると、ボブはその支配人に主からの預言を伝えたいから書き取って欲しいといい、色々な人への預言を語り出した。支配人は全く知らない人ばかりで、英語で書いたつもりが、後で見ると東洋の言葉のような外国語になっていたというのです。ボブは最後の最後まで主からの預言を伝えることに徹した人であったという驚くべき話。ボブは言い終わって、自分の病室に歩いて帰り、朝の6:22AMに召されたのでした。後で分かったことは、支配人室に入って来た時ボブは「私に触るな。私は未だ完全に霊の身体に変わり切っていないー変わりつつある状態であるからと叫んだそうです。(続く)


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