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Walk With God Ministries

10 9月

次のシーズンに入る時(その2) ダッチ・シーツ 2019年9月10日


次のシーズンに入る時(その2)

 

ダッチ・シーツDutch Sheets Ministries)

 

 

 

 

考え方を変える必要

 

一つの境界線を後にして次のシーズンに入ると、すべてが変わります。ですから私たちは考え方を変えねばなりません。バプテスマのヨハネが現われたとき、

「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから。」と言いました。悔い改め(メタノイア)とは悲しむことでなく、考え方を変えるということであり、ギリシャ語では「考え方を変え続ける。」という継続を意味します。

 

そしてヨハネは、考え方を変えねばならない理由は、「天の御国が近づいたから」と言っています。

彼は言うのです。「御国の王が来られて、アダムの堕落により混乱に陥ったこの世を正しくされるから、考え方を変えなさい。

四千年待ち続けたメシアが今私たちの中におられ、すべてが変ろうとしています。ですからもし罪の中にいるのならば、考え方を変えなさい。もし宗教的なシステムの中で縛られているのなら、考え方を変えなさい。もし自己満足してぬるま湯につかっているのならば、考え方を変えなさい。『悪が支配しているからメシアが来るまで待っていよう』と思っているならば、考え方を変えなさい。メシアはもうすでにここに来られ、蛇の頭を踏み砕こうとしているのですから。」と。

私たちはすでにヨルダンを越えてこちら側にいるのですから、考え方を変えねばなりません。ヨルダンを渡る前とは違う時代に入ったのです。そしてそれはただピクニックをして楽しむ時ではありません。

私たちは今、巨人たちを倒すために行くのです。ヨルダンを越えてその地方を解放するのです。それは即ち、祈りのチームを人身売買の源となっている国々に遣わし、混乱と戦うことです。まだ地上には二千年間福音が届かなかったところがあり、六千年間悪霊の支配下にあったところがあるのです。

今まで六千年の間、神の御業をみたことがない地があるのです。今私たちはその地に行き、「天の御国は今ここに来ている!御国の王は今ここにおられる!」と告げ知らせるのです。

 

キリストのからだの中で混乱していることが一つあります。

ある人たちは、「悪霊を打ち負かす必要はない。私たちはただ主を礼拝すればいいのだ。サタンはすでに敗北したのだから、私たちはただ神を讃美していればいいのだ。」と言うのです。勿論そうです。私たちは出て行ってもう一度サタンを打ち負かすことはありません。しかしカルバリでの勝利を実際に適用し行使せねばなりません。それは誰かがせねばならない仕事なのです。武具と剣が必要なのはそのためです。

私たちは新しい時代に入り、新しい領域に入り、歴史上最大の魂の収穫を見ようとしています。過去二千年間で救われた人よりもっと沢山の人がこれからの20年間で救われてくるのを私たちは見るのです。

 

今まで一度もブレークスルーがなかった人々や土地がブレークスルーを経験します。現在はイスラム国と言われる国が10年後にはキリスト教国と呼ばれるようになります。それは私たちが境界線を越え、新しい時代で用いられるように聖別されたからです。

 

私たちは信仰によって癒しや奇蹟を神から受け取ります。しかし、信仰がなくても癒し、しるし、不思議が豊かに上から注がれるシーズンがあるのです。そのような時には救われてない人でもそれを受けます。不可知論者や無神論者であってもです。

 

そのようなシーズンに私たちは入っていこうとしています。いろいろな集会で大勢が解放されていくシーズンです。私は霊でそれを見ました。でも実際にそれが起こり始める時には、やはり皆さんと同じようにびっくり仰天することでしょう。神と親しく交わるとき、御臨在が部屋に満ち、人々は口々に宣言し、神の力が部屋の空気を満たすのです!

 

集会にイエスの御臨在が顕れ、悪霊たちは「ああ、もうここには居られない!

とても耐えられない!」と叫んで出て行くのです。もし皆さんの集会に悪霊がまだいるならば、ちょっと考えた方がいいでしょう。もし主の栄光があるならば、そして神の顕在が部屋の中に入ってくるならば、悪霊たちはもうそこから逃げ去って行くのです。

 

ヨシュアの失敗から学ぶこと

 

私たちが神のことばを聞き、それに従うならば、敵は私たちを止めることはできません。しかし私たちが自己満足して高慢になるならば、敵にやられてしまいます。

それは、ヨシュアが約束の地に入ったときのようです。彼は2つ目の戦いに破れてしまいました。どうしてでしょうか。

 

それは彼らがジェリコを陥落したことによって悦に入って尊大となり、どのようにアイと戦えばよいかを神に祈り求めることをせず、自分たちの力で戦おうとしたからです。それによって小さなアイに敗北してしまいました。アイを征服するのが神の御心でなかったわけではありません。しかし神はアイがイスラエルを破るのを許されました。彼らが「これは本当に小さな町だから祈る必要はない。」と言って高慢とプライドで勝手に行動を起こし、神に聞いて従うことをしなかったからです。

 

ですから、神があなたを用いて働かれ始めたときでも、常に神に祈り求め、神が言われることに従うことを決して怠ってはなりません。そうすれば、あなたは新たな領地へと進んでいき、新しい時代に入れるのです。私たちは約束の地に入り、勝利と征服のシーズンに入ったのですから巨人たちを倒していくのです。

 

チャック・ピアース師の預言

 

私がチャック・ピアース師とエルサレムで集会をしていた時のことです。彼が

「あなたへの言葉を神から聞きました。意味は神が教えてくださると思いますよ。『わたしはヘブロンを再び開拓する I’m going to pioneer Hebron again.』という言葉です。」と言いました。私は「チャック、それはどう言う意味ですか?」と聞いたのですが、彼は「知りませんよ。でもこれがあなたへの言葉ということは確かです。神がその理由を教えてくれますよ。」と言うだけでした。

 

神はよくピアース師を通して私にそのようなことをされます。神はたった一言、二言を与えることによって、私がその意味を熱心に神に求め続け、

深い啓示と洞察を主から得るためのプロセスに入るようにされるのです。

 

ヘブロンはカレブが征服した町でした。イスラエルの中で最も重要な場所の一つで、ヘブロンという言葉は「契約、友情」をあらわしています。そこはアブラハムとサラが埋葬されている町で、それは彼らが神の友だったからです。又、ユダヤの学者たちによれば、アダムとイブもそこに埋葬されました。イサクやレベカをはじめ旧約聖書の多くの人物も埋葬されています。ですからヘブロンは非常に重要な土地なのです。

 

しかしヨシュアの時代には、すでにヘブロンは巨人アナクの父であるアルバによって征服されていました。彼はすべての巨人の中で最大のものであったと聖書は言っています。

 

 

創世記23:2「サラはカナンの地のキルヤテ・アルバ、今日のヘブロンで死んだ。」

 

創世記23:19「こうして後、アブラハムは自分の妻サラを、カナンの地にある、マムレすなわち今日のヘブロンに面するマクベラの畑地のほら穴に葬った。」

 

ヨシュア14:15「ヘブロンの名は、以前はキルヤテ・アルバであった。アルバというのは、アナク人の中で最も偉大な人物であった。」

 

 

最も巨大で邪悪であったアルバが、イスラエルで最も高い土地に位置していたヘブロンを征服したのは、悪霊は権威を象徴する高い所を好むからなのです。

しかしそれは悪霊が権威を欲し、高き所を占拠したかっただけではありません。悪霊が神をあざけり「神よ、あなたはここは契約とか友情の地だと言っているが、俺は悪霊に憑かれた巨人たちの砦にしてやるぞ。」と言って神の権威に戦いを挑んだのです。

 

カレブの働き

 

カレブは斥候の一人としてカナンの地を偵察したとき、「私たちはぜひとも、上って行って、そこを占領しよう。必ずそれができるから。」と言いましたが、それはただ高い地を取るためだけではなく、そこに住む巨人達を倒したかったからです。そして45年後に、85歳の彼はヨシュアのところに行き、「どうか今、主があの日に約束されたこの山地を私に与えてください。あの日、あなたが聞いたように、そこにはアナク人がおり、城壁のある大きな町々があったのです。主が私とともにいてくだされば、主が約束されたように、私は彼らを追い払うことができましょう。」と言いました。(ヨシュア14:12)彼はアルバの町、キルヤテ・アルバに向かい、それを奪回したのです。そして又そこを「ヘブロン 」という名にもどしました。

 

又、ヘブロンはキリストの予形、型であり、のがれの町の一つとなりました。神が私に「ヘブロンを再び開拓せよ」と言われたのは、私たちと神との交わりを略奪していた霊的巨人たちを追放し、回復するという事なのです。

 巨人たちを失脚させ、ヘブロン(神の臨在、神との交わりの場)を再び取り返すのです。それは2007年に私が見たボクシングリングで巨人たちをノックアウトする夢の成就でした。

 

昨夜ピアース師は「ダッチさん、5人の巨人をやっつける時がきましたね。今ですよ。」と言いました。というのは、私は夢の中で倒した巨人は5人いたからです。私は主に5人の巨人とは何かをはっきりと教えてくださいと頼みました。その一人は「堕胎」です。もう一人は「不正な政治組織」だと思います。私たちは霊的要塞を取り除き、暗やみ、抑圧、偽りを地にはびこらせている巨人たちを取り除いて、その地を解放し、その地が福音の光を見ることができ救いが起こるように今からしていくのです!(終り)


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