WWGM

Walk With God Ministries

29 5月

天国の話 キャット・カー(One Quest International)    2017年5月29日


天国の話


キャット・カー(One Quest International)

20年前ほどから私は霊で頻繁に天国に行くようになりましたが、「天国に行かせてください。」と一度も神に願ったことはありませんでした。ただ常に毎日の生活を信仰で歩んでいました。父は牧師でしたし、祖父は宣教師でした。私たちは神を敬うだけではなく、自分の天の御父として親しみ、主が私のためにすばらしい計画を持っておられることを信じていました。でもある日、御父が私を天に連れて行ってくださり、案内してくださったのです。これは夢にも思っていなかったことなので、本当に驚きました。

私はとりなし手なので、毎晩4時間くらい神と時間を過ごしますが、1996年に初めて天国に行ったときは、私が台所でお皿を洗っている時でした。主が来られて「あなたを天国に連れて行きます。」と言われたのです。そして天国で主がまず見せてくださったのは、映画館でした。びっくりしました。天国は勿論聖い所ですが、楽しくて面白い所でもあるのです。神は偉大な創造主ですから、天国は単にだだっ広くて無味乾燥なところではないのです。私の日常は家族の世話をする立場にあったので、楽しむ時間があまりありませんでした。主はそんな私のために楽しい映画館に連れて行ってくださったのだと思います。それは「リアリティー劇場」という名でしたが、ただ映画を見るだけではないのです。幾つかの映画の中から選ぶことができるのですが、ドアを開けるとあなた自身が映画の中に入って一緒に映画の中で生きることができるのです。「何かになりたい」という願望をすべてかなえてくれる映画館なのです。

天国はリアルな場所です。天国は本当に美しくすばらしいところなので、自分が天国に来たことが分からない人はいません。一番の特徴は「光」です。花の中には色を変えるものもあります。あなたが花畑に行くと、花々はあなたの方を向きます。すべてが光に満ちています。私のまわりですでに亡くなった人たちに会いましたし、有名な人達にも会いました。例えば、映画館の中でジョン・ウエインに会いました。彼は今でも映画を作っていました。父、御子、聖霊を全てのものがすばらし音楽をもって礼拝していました。音楽も地上とは違い、耳で聞くだけではなく、歌が虹のような色のリボンとなるのです。すべての賛美は御座の方に流れていきます。

天国の人々はお互いに知らない人はいませんでした。会ったことがない人でも皆知り合っていて、ファーストネームで呼び合っていました。彼らの顔には主の輝きがありました。誰でもずっとそこに留まりたいと思うことでしょう。

神が私たちのすべての祈りを聞いていてくださることが分かりました。その答えがあなたの望むときに来ない時も、神はあなたに必ず最善をしてくださるのです。私たちが御心にそって生活しているならば、神はかならず祈りに答えてくださるのです。私のとりなし手としての祈りも、このことを確信してから完全に変えられました。私は4歳のときボーンアゲインしました。それから勿論罪を犯すこともありましたが、すぐに悔い改めました。神は悔い改めるならばどのような人でも受け入れてくださるのです。

天国は実在する場所であり、平安と喜び、そして冒険に満ちています。「天国は退屈なところだ」という神話やサタンの偽りを神は憎んでおられます。私は毎日のように天国に行くようになり、天国のいろいろな場所を見学させてもらいました。私の一番好きな場所の一つは、ポータル(門)と呼ばれ、地上と繋がっている場所です。ここは天国に来た人がまだ地上にいる誰かのことを考えると、神はここから地上のその人を見せてくださるのです。彼らは地上の愛する人が神の御こころにそって生きるようにと応援していてくれるのです。パウロがヘブル12:1で「多くの証人が雲のように私たちを取り巻いている」と言うのはこのことです。そこには黄金の大きな柱が沢山あり、柱の下の部分は地上の出来事を映し出すモニターになっています。地上であなたの家族が救われそうになると、その人の顔がそこに映し出されます。人々や天使がそこに集まって、歌ったり踊ったりして家族と一緒にお祝いをするのです。もう一つのモニターには、もうすぐ天国にやってくる人の顔が映し出されます。すでに天国にいるその人の家族は門に来て出迎える用意をするのです。神は天国がこのようにすばらしく機能していることを地上の人々に知ってほしいのです。

私たちが地上で主に心から歌ったり踊ったりすると、その行為はすべて天国で美しい織物となり、あなたの傑作となります。その作品は御座の王の前に持ち出され、画廊に並べられます。あなたが天国に行くならば、あなたが創ったすべての作品を見ることができます。神はすべてのものを保存されています。またあなたの涙や祈りも集められて、御座にある金の鉢に入れられます。鉢が一杯になると地上へと傾けられ、大きな神のムーブメントが地上に起ります。

地上で堕胎や、流産で死んだ赤ちゃんは、一人残らず天国の育児室でお世話されています。もしあなたが堕胎をした経験があるならば、神はあなたが悔い改めをすることを願っておられます。なぜならば、赤ちゃんは自分の親が誰であるかを知っていて、親が天国にくるのを待っているからです。あなたが天国に行くならば、赤ちゃんはあなたに委ねられます。赤ちゃんは育児室では非常にゆっくり育つので、まだ赤ちゃんのままなのです。赤ちゃんは神から与えられている賜物とデスティニーを失わずに持っているので、天国でそれを達成して行くことができます。ですからどうか、あなたの赤ちゃんの待つ天国に必ず行ってください。

母と私は長い間教会の接待係をしていましたが、ある時4日間のカンファレンスがあり、非常に疲れを憶えていました。その時牧師夫人から電話があり、ある人の家の清掃に行ってくれないかと頼まれました。私はちょっと行きたくないな、と思いましたが、母は優しい人なので引き受けました。その婦人は他の教会の人でしたが、牧師夫人と懇意だったようです。この婦人はある女の子の葬儀に出席する他の街の人たちを宿泊させるために家を整える必要があったのです。

私たちは街のはずれにある家にいき、掃除を始めました。私が暖炉のまわりを拭いていたとき、突然主が「メロディーに伝えてほしいことがあります。」とはっきり言われたのです。私は「メロディーって誰ですか?」と聞くと、主は「メリサのお母さんです。」と答えられました。私は「メリサって誰ですか?」と聞くと、「スキー事故で死んだ女の子です。
メリサは天国でひいお爺さんに迎えられ、とても楽しくしているとメロディーに伝えてください。」と主が答えられました。

次の瞬間、私は最早暖炉の前ではなく、天国の道を二人の人のあとについて歩いていました。一人は美しい十代の女の子で、ブロンドの髪の毛で青い目をしていました。でもひいお爺さんのような人は見つけることができませんでした。女の子と一緒にいる男性は25歳くらいに見えましたが、それがひいお爺さんだったのです。私たちの霊は永遠ですから天国ではお爺さんも又若者になるのです。二人は楽しそうに笑いながら話していました。女の子が「お母さんに『さよなら』が言えたらうれしかったんだけど。いつもお母さんのことを応援していて、天国でユースリーダーもしていることを知ったら、お母さんはきっと喜ぶと思うわ。」と言いました。彼女はまだ十代だったのですが、神の人の用い方は年齢とは関係ないのです。やがて彼らは遊園地に入っていきました。向こうに巨大なローラーコースターがあり、人々がキャーキャーと喜んでいるのが聞こえました。天国には恐れはありませんが、スリルを楽しむことはできるのです。女の子はローラーコースターに近づくと、ますます興奮していました。彼女は白と青の、お爺さんは茶色と緑のシャツを着ていました。長い衣では不便な時があるので、天国にはいろいろなサイズや色の洋服が沢山用意されているのです。女の子は自分の人生や家族についていろいろとお爺さんに話していましたので、私はそれらを聞いてすべて心に留めておきました。

次に気がつくと、私はまた暖炉に前にいました。私は母にすべてを話しました。そして母が牧師夫人に話すと、すぐにメロディーの電話番号を教えてくれました。私たちは掃除を終えて帰宅しましたが、天国で見聞きしたことを一つも忘れないように、キチンと書いておくようにと神が言われました。

後日メロディーに電話をして会いたいと言ったとき、彼女は少し訝しく思ったようですが、会ってくれることになりました。私はまず自己紹介をしてから、「今からこれを読みますが、最後まで聞いてから、あなたが思われることを聞かせてください。」と言って読み始めました。ひいお爺さんが天国でメリサを迎えて二人でローラーコースターに乗りに行ったところまでくると、メロディーの顔は蒼白になってしまいました。私は彼女が気を失うのではないかと思い、「大丈夫ですか?」と聞くと、彼女は「大丈夫です、どうか続けてください。」と言いました。そして彼女は私が読むのを笑ったり泣いたりして聞いていました。話し終えたとき、彼女は「あなたが本当に天国に行き、娘を見て来たことを100%確信します。
疑いの余地はありません。」と言いました。「私はあなたと会ったことはありませんし、あなたは娘のことは何も知らなかったはずです。一番の証拠としてあなたは娘の日記のことも知りませんでしたよね。」と言いました。その日記はお葬式の前日に彼女がメリサのベッドの下で見つけたものでした。メリサは2001年に13歳で亡くなったのですが、1995年からずっと日記を毎日つけていたのです。母親はメリサが亡くなるまでその日記の存在を知りませんでしたが、日記を読んでいくと、あるページに「昨夜、私は夢を見ました。それは私がまだ若いときに死んで天国に行き、ひいお爺さんに会ってローラーコースターに乗る夢でした。」と書かれていたというのです!今度は私が衝撃を受ける番でした!
又、メロディーはメリサがチアリーダーで白と青のユニフォームを着ていたことも話してくれたのです。神の慰めが大いにありました。


この逸話は私の本(Revealing
Heaven)にも書きましたが、すべて事実です。天国は本当にある場所で、言葉では表せませんが、すばらしく美しく愛と喜びと平安に満ち溢れています。神はすべての人が天国に来ることを願われています。そしてイエスをこの世に送ってくださり、十字架で私たちの罪を贖い天国への道を備えてくださいました。主の御名を誉め称えます。(終り)


Post a Comment