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Walk With God Ministries

06 2月

トランプ大統領      ジョナサン・カーン牧師           2017年2月6日


トランプ大統領

 

ジョナサン・カーン牧師

   (大統領就任式当日の朝の祈祷会でのメッセージ抜粋)

 

 

神の選ばれる器

 

ドナルド・トランプ氏はクリスチャンとして生活してこなかったので、その事を危惧するクリスチャンが沢山おります。神を知らなかったり、或いは神と共に歩いて来なかった人を、神はご自分の目的達成のために用いることが出来るのでしょうか?

イザヤ45章にペルシャのクロス王への主の言葉が書かれています。

「主は、油そそがれた者クロスに、こう仰せられた。『わたしは彼の右手を握り、彼の前に諸国を下らせ、王たちの腰の帯を解き、彼の前にとびらを開いて、その門を閉じさせないようにする。...それはわたしが主であり、あなたの名を呼ぶ者、イスラエルの神であることをあなたが知るためだ。わたしのしもべヤコブ、わたしが選んだイスラエルのために、わたしはあなたをあなたの名で呼ぶ。あなたはわたしを知らないが、わたしはあなたに力を帯びさせる。』」

 

又、主は預言者エリシャにエフーをイスラエルの王として油注ぐように言いました。エフーは神を知らず、気性の激しい男でした。しかし神は彼を選び、彼をご自分の器として用いました。それはイスラエルを揺り動かし、アハブとイザベルの王朝とバール祭司たちの邪悪な統治を終らせるためでした。

 

神はこのような者たちをご自分の器として、御国と御民のために今までも用いてこられたのです。今私たちはドナルド・トランプ氏が神の目的のための器として、自分の人生を完全に主に明け渡せるようにと祈らねばなりません。

 

今回の大統領選挙は、世論調査会社はその結果を信じられませんでしたし、専門家もどうしてそうなったのかを説明できませんでした。けれどもこの逆転劇が起こった理由があるのです。トランプ候補にはとても勝ち目がないと見える中で、神の民たちは、アメリカ中、そして世界中で大小様々のプレーヤーグループを結成し、祈ったのです。

すべての専門家や世論調査会社が見落としていたのは何だったのでしょうか?その質問の答えは3千年前にすでに書かれていたことでした。

「わたしの名を呼び求めているわたしの民がみずからへりくだり、祈りをささげ、わたしの顔を慕い求め、その悪い道から立ち返るなら、わたしが親しく天から聞いて、彼らの罪を赦し、彼らの地をいやそう。」2歴代誌7:14

 

トランプ大統領へ

 

あなたはもうすぐ大統領就任の宣誓をし、世界でもっとも権力のある地位につこうとしていますが、王たちを王座に即かせるのも、退かせるのも全能の神であることを、常にしっかり胸に刻んでおいてください。

あなたの権威は人からではなくすべての王の王であられる神から来るのです。ですから、あなたの人生を神の権威に従わせるならば、あなたは神の権威によって国を導いていくことができます。

義を行ない、憐れみを愛し、へりくだってあなたの神と共に歩いてください。

今まであなたの人生は自分の意志を行うための器でした。しかし今からは神の意志と目的のための器とならねばなりません。神の御後を慕い、神の義を求め、神の御声の導きに従ってください。

神の道を高く上げてください。そうすればあなたも高く上げられるでしょう。神の言葉を守るならば、あなたも守られます。すべての名にまさって神の名を尊ぶならば、あなたの名も尊ばれるでしょう。

あなたの主なる神を心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くし、知性を尽くして愛してください。そうするならば、あなたは起きて、光を放ち、主の栄光があなたの上に輝くでしょう。

 

あわれみの窓と神の召し

 

神の民の皆様に申し上げます。古代イスラエルが神から離れて裁きを受けたことを私たちは知っています。しかし古代においてさえも神はご自分の国に対して憐れみの窓の猶予を与えてくださいました。そして神は私たちが神に戻るために恵みの窓、執行猶予の期間を与えてくださいました。私たちはそれをどのように取り扱ったらよいのでしょうか?

 

もし私たちが 人間や私たちの力、プライド、偉大さに信頼を寄せるならば、イザヤ9:10に記録されているような古代イスラエルの犯した間違いを繰り返すことになるでしょう。それは大惨事を引き起こしかねません。アメリカは再び偉大になれます。しかしそれは自分の偉大さに信頼したり、自分の力に拠り頼むことによって達成されるのではありません。アメリカが再び偉大になる唯一の道は、アメリカをもともと初めに偉大にされた神にアメリカが立ち返ることです。それ無しには、何の偉大さも希望もありません。

答えは政府でも軍隊でも経済でもありません。答えは神であり、唯一の道はリバイバルです。そしてリバイバルが起こるためには、悔い改めがなければなりません。悔い改めなくしてリバイバルはあり得ないからです。そしてその悔い改めは神の民から始まらねばなりません。「わたしの名を呼び求めているわたしの民が、、、、」とある通りです。

 

私たちがワシントンDCに来たのは政府機関との関係を求め深めるためではなく、聖霊との関係を深めるために来たのです。私たちは人の能力に信頼を置くために来たのではなく、全能の神の力、即ちリバイバルのための神の力を呼び求めるためにきたのです。

私たちはこの恵みの窓を与えられているのですから、それを無駄にしてはなりません。しかも日が射す昼間のうちに働かねばなりません。今日は大統領就任式です。私たちは単に世界中の人が見守る新大統領就任式に参加するため以上に、このアメリカの新大統領を立て、そしてこの大統領に与えている重大な「神の目的の就任式」に参加するためにここに集まったのです。

 

神の御前での宣言

 

ですから、今日この地から、この国のすべての神の子に、神の名によって集まるすべての教会と集会に対して「私たちは本日から、熱烈なる情熱をもってリバイバルのために祈り、リバイバルのために働き、リバイバルのために悔い改め、リバイバルのために自らへりくだり、リバイバルのために主の御顔を慕い求め、リバイバルのために悪い道から立ち返り、リバイバルのために福音を宣言し、神の力によりリバイバルのうちに人生を生きる」と!

その私たちには二つの道しか残されてはいません。それはリバイバルが起こるか、神の裁きがくだるか、そのどちらかです。答えはリバイバルでなければなりませんが、それが祝福のうちに起こるか、或いは国が揺すぶられて起こるかのどちらであったとしても、絶対にリバイバルを来させねばならないのです!

 

今私たちはアブラハム、イサク、ヤコブの神、モーセの神、エリヤの神、預言者たちの神、メシアの神、紅海を分けた神、復活の神、全能の主権者なるイスラエルの神の御座の前に進み出ます。

この大統領就任式の日を、この国全体を神の霊が行き巡る「新しい日」の就任式としてください。

私たちは神に叫びます。「憐れんでください!この地を憐れんでください!どうかあなたの御目を再びこの『山の上にある町』アメリカに留めて憐れんでください。この国に再びあなたの力を現してください。あなたの民にその力が注がれますように。あなたの教会に注がれますように。アメリカ中心部に、コーストに、ここワシントンDCに、ホワイトハウスに、議会に、そして私たちに注いでください。どうかこの国にリバイバルを起こしてください。失われた魂が救われますように。そして救われている者がリバイブされますように。どんなことが必要であったとしても、この地にリバイバルを起こしてください!」

 

不可能を可能にされる神

 

それは可能でしょうか? 神にとって不可能なことは無いと私たちは宣言いたします。神に出来るでしょうか? 私たちは答えます、「はい、神は出来ます」と。なぜならば私たちの神はイスラエルの神だからです。イスラエルは存続するはずのなかった国です。3千年以上の間、地獄の全勢力がイスラエルの子らを地上から消し去ろうとしてきたのです。

パロは彼らを滅ぼそうとしました。アッシリアは埋没させようとしました。バビロンは踏みつけようとしました。ローマは歴史の記録から消し去ろうとしました。ナチは全滅させようとしました。ソ連は排除しようとしました。そしてテロリストたちは抹殺しようとしています。

しかし、パロはいなくなり、アッシリアはなくなり、バビロンは陥落し、ローマは滅び、ナチは滅ぼされ、ソ連は崩れました。そしてテロリスト達もいなくなるでしょう。

ある者は戦車を拠り頼み、ある者は王を信頼する。しかし私たちは私たちの神、主の御名、私たちが救われるべき唯一の御名に信頼します。私たちはイェシュア・ハ・マシア、メシアなるイエスの御名に拠り頼みます。

 

神の御名が高く上げられますように。アメリカという「山の上にある町」が再び生ける神の栄光の臨在で輝きますように。すべての名にまさる神、イェシュア・ハ・マシア、メシアなるイエス、王の王、主の主、世の光、イスラエルの栄光、そしてアメリカ合衆国の唯一の希望である方の名によって祈ります。神よ、どうか助けてください。アーメン(終り)

 訳者注:ジョナサン・カーン師はユダヤ人で、アメリカのニュージャージー州で牧会しておられる方です。

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