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14 11月

遂にトランプ大統領が誕生した          坂  達 也    2016年11月14日


遂にトランプ大統領が誕生した

 

                 坂  達 也

 

 

  今回の大統領選挙は、恐らくアメリカ史上最大のアプセットー予想をくつがえすー選挙であったと言われます。

 ご存知の通り、選挙の十一日前になってクリントン候補の国家機密漏洩の可能性が新たに出て来たため、FBIのコーメー長官が再調査に入る声明を突然出しました。このショッキングなニュースによって、トランプ候補の人気が完全に盛り返しクリントン候補に追いついたかに見えました。しかし投票日の四日前になって、コーメー長官はクリントン候補の嫌疑告発を改めて否定、再度取り下げたのです。これが大きな混乱を招いた結果、最後の土壇場で、再び「クリントン候補優勢」の方向に一気に傾いたまま投票日を迎えました。

 その十一月八日の朝「クリントン勝利」の呼び声が益々高まる現実を前にして、私は主に訴えました。というのは、主が何かをなさるという私が抱いて来た密かな期待に対しもう何も起きないように見えたからです。その時、先週ご報告の通り、下記の聖書箇所が示されました。それは皆さんがよくご存知のエリシャとその若い召使の話しです。

 

 2列王記6:15−17をご覧ください。「神の人の召使が、朝早く起きて、外に出ると、なんと、馬と戦車の軍隊がその町を包囲していた。若い者(召使い)がエリシャに、「ああ、ご主人様。どうしたらよいのでしょうか。」と言った。すると彼は、「恐れるな。私たちとともにいる者は、彼らとともにいる者より多いのだから。」と言った。

そして、エリシャは祈って主に願った。『どうぞ、彼の目を開いて、見えるようにしてください。』主がその若い者の目を開かれたので、彼が見ると、なんと、神が備えた火の馬と戦車を見ることができました。」

 

 エリシャの若い召使は、朝起きて周りの町が敵の軍隊で包囲されているのを見て、恐怖で一杯になりました。しかしエリシャは「霊の目」で神の軍隊が取り巻いているのを見たのです。そこでエリシャは、恐怖におののく召使に手をおいて「彼の(霊の)目を開いてください。」と祈りました。すると突然、若者の霊の目が開き、神が備えた火の馬と戦車を見ることができました。

 実はこの話しを示されたのは、この聖句に対するグラハム・クック師の解釈をたまたま読んだからでした。そして私は改めてこの聖句を読み、すかさず今の自分がこの若い召使であり、現実の状況だけを見てそれに捕われ、エリシャのように霊の目で見ることを怠っていたことに気が付いたのです。

 クック師は、霊の目で見る姿が真の「御国としての現実」であり、それはこの世の現実の上を神の御国が覆っている姿であると言います。「私たちはこの世に生きているが、この世の者ではないことを思い出してください。あなたは御国に属する者だから、この世を違った次元から見ることができるのです」と師は言われます。

 

 主によってそれに気が付かされた私は、その時から選挙の投票結果を見る目が変えられました。そして選挙結果はほとんどの人の予想に反し、ものの見事に神に期待した通り僅かの差でしたが明らかにトランプ候補に「まぎれもなく勝たせた」結果が出ました。全州合計の人気投票数ではクリントン氏が僅かにトランプ氏より多かったことを多くのメデイアが報告していますが、この数字は未だ最終の数字ではないといわれます。しかしいずれにせよ全州の選挙人合計数(現在迄の集計)では、290対228でトランプ氏が圧勝し、クリントン氏もオバマ大統領もそれを認め敗戦宣告をしています。

 さらに今回の選挙をトランプ勝利に導いたのが神であることを証しするもう一つのよい例があります。それは、今回の大統領選の勝敗を決めるかなめの州といわれた州ーオハイオ、ミシガン、ウイスコンシン、ペンシルバニヤ、ノースキャロライナ、フロリダのすべての州でトランプ候補が予想に反して勝ったことです。加えて、今回の選挙ではいつも以上に不正行為が出ることが憂慮され(事実出た)のですが、それが問題にならない程の差によりトランプ氏が勝っことが出来たのも神であると信じます。

 

 それだけではありません。次に大事な上院/下院選挙においても、全く予想に反し、共和党が上院で51議席、民主党48議席、下院では共和党238議席、民主党193議席で共和党が両院の過半数を占めるという圧倒的な勝利に終ったことを見ても、今回の選挙で神がトランプ氏を起用してアメリカを抜本的に変える御計画であることがよく分かり、ひたすら主に感謝しております。

 

トランプ氏の勝因はエヴァンジェリカル・クリスチャンの祈り

 

 今朝の日本経済新聞・電子版の記事によれば「ドナルド・トランプ氏を次期米大統領に選んだ主役は、米北部の工業地帯「ラスト(さびた)ベルト」の白人労働者だけではない。米南部から中西部に伸びるキリスト教保守派の影響力が強い地域「バイブル(聖書)ベルト」の支援も大きかった。だが敬虔(けいけん)な彼らにとってトランプ氏支持は究極の選択だった。」と書かれていましたが、その通りです。

 今年の選挙に先駆けて、先ずフランクリン・グラハム師が2月1日クリスチャン保守派の牙城であるアイオア州から出発し、全50州の首都議事堂をバスツアーで訪れ、大勢のクリスチャンと共に神に嘆願しました。又、ダッチ•シーツ師は「天にアッピールする」という名の下に、全米各地で集会を開き、それにチャック•ピアース師が参加して各地のクリスチャンと共に祈りました。10月のオハイオ州のミドルタウンでの集会では、ピアース師が力強い預言を宣言し、これによって、それまではクリントン氏が優勢と言う予想が完全にひっくり返りました。その他、リック・ジョイナー師、マイク・ビクル師を始めとする多くのクリスチャン団体と教会のリーダー達が、クリスチャンがこぞって選挙に参加することを呼びかけました。

 ここで選挙が終わった後に語るフランクリン•グラハム師の言葉をご紹介します。「今メデイアは、どうしてこんな結果になったんだろうかと頭をかかえていますが、私は八日の夜判明した結果は、明らかに神の介入のなせる業であったことを疑いません。神のいない無神論者の掲げる課題がこの国を乗っ取ろうとして来たことに対して神がストップをかけられたのです。しかし次期大統領・副大統領に選ばれたトランプ氏とペンス氏はこれから多くの助けと祈りを必要としています。神が彼らを助け、又アメリカが再び祝福されることを心から祈ります。」こう語ったグラハム師は、投票日の翌日大統領と副大統領に当選した両氏に祝電を打っております。

 2012年の大統領選では2500万人のエバンジェリカル・クリスチャンが投票所に行かなかったといわれます。しかし今回は、懸命の呼びかけと祈りの要請の結果が多くのクリスチャンを投票させ、二党を載せた秤の傾きを変えました。

 ここでトランプ氏を最初から熱心に応援し続けて来たリック•ジョイナー師に語ってもらいます。

 

トランプ大統領は今や悔い改めを多くする正真正銘のクリスチャン

 

 「私はこのところ、少なくとも3−5日置きにトランプ氏、あるいはその側近の人たちと密接な連絡をとっているので言えるのですが、トランプ氏は最近、個人的に新生したクリスチャンとして、色々なことで神に悔い改めをし、神を畏れる人間に変えられていることは間違いのない事実です。但し、だからといって彼が間違いをしないということではありません。特に政治家経験の全くない彼は、これからも色々な間違いをし、大きな苦しみの中を通るでしょう。それだけにクリスチャンが今まで以上に祈る必要があります。」とジョイナー師も明言します。(以上、先週末のモーニングスター集会でのメッセージより)

 また、トランプ氏をよく知っている人たちは、トランプ氏は自分ではっきり約束したことは必ずといってよい程実行する人であり、決して無責任な人ではないといいます。

 

 ここで私がトランプ氏を弁護し、また、彼の良さを強調したいことがあります。それは彼が豊富な経験を持つビジネスマンであり、それでいて彼は「善悪の良心」がすり減った人ではないことです。多くの政治家が単に政治家特有の「裏のかけひきの技術」は熟練していても、人の心とか情勢判断に機敏で「取り引きに勝つ」ことにおいては、商売人としての多年の経験があるトランプ氏にはかなわないと思うのです。

 それが証拠に、彼は今真っ先に、最も重要案件で選挙公約の目玉である「メキシコ国境に壁を建てる」ことと「オバマケアを廃止する」ことにおいて、たとえ壁を作る代価をメキシコ政府に払わせることは無理としても、とにかく実質に建て上げ、移民問題の野放し状態に終止符を打つこと、そしてオバマケアにおいても、その一部が正当なことであれば存続させ、実質をより良い国民保険体制に変革する方向でどんどん準備を進めています。

 

 そのためにトランプ氏はチーフ・オブ・スタッフというホワイト・ハウス人事の最重要な職務に共和党チェアーマンのプリーバスという人を任命しました。これはトランプ氏が「ワシントン政治体制を壊すという約束」に反した人事だという批判を受けましたが、彼は共和党大統領として、同じ党が上下院過半数を勝ち得たという、今回、大げさにいえば千載一遇のチャンスを逃したくなかったからであると思います。なぜなら、自分の公約して来た議題をどんどん通すためには、議会の協力が絶対に必要だからです。その意味でこのプリーバスという人は、選挙期間中も空中分解しかかった共和党そのものを、終始トランプ候補の線でまとめ上げて来た今選挙での第一の功労者であり、今こそ彼のような人物が党とのコミュニケーション上、最も必要な人物であるからです。

 

なぜ、トランプ氏に猛反対する人が出て来たのか

 

 今回アメリカの国は真っ二つに意見が割れました。未だにトランプ候補の当選に不満で各地でトランプ反対のデモが起こっております。(もっとも、そのデモ隊の一部は日当を払って雇われた人たちであると言われますが。)とは言うものの、特に若いクリスチャンが主体の教会で、デモに参加していない人たちであっても、感情的にトランプを嫌悪しー憤懣やるかたないー受け付けない、という人々が大ぜい出て来たことは事実です。一体何が起こったのでしょうか。

 私はその大きな原因は、共和党の最終候補を選ぶに際して、連立する多くの共和党候補者が競り合う中で、トランプ氏が同じ共和党のクリスチャン候補者を激しくこき下ろし罵倒したことに原因があると思います。このような彼の人となりの欠点は確かに最後迄たたりました。

 しかし、これに便乗したジャーナリストたちの多くは、真のジャーナリズム精神を失って、忠実な報道を公平に伝える代わりに、ここぞとばかりに「自らの私見」を述べ立て、挙げ句にウイキリーク等が暴露したクリントン候補の犯して来た多くの罪状を報道しなかったのです。又、現場に飛んで確認することを怠った多くのジャーナリスト(特にニューヨーク中心の)たちは、地方で経済的に犠牲者となっている白人労働者の気持ちとか怒りを見落とし軽視したのです。その結果は彼らが何としてもクリントン氏に勝たせたいという思いから「選挙予想」を意図的にクリントン優位に偽って報道したともいわれます。このような作為的に民衆を煽った「メデイアの無責任さ」が前代未聞の驚くべき「番狂わせ」をつくり出したのではないでしょうか。

 皮肉なことに、クリントン氏は自分の敗因を聞かれたときに、先づはFBI コーメー氏にあると言い、次にメデイアにあると言っております。これではメデイアの立つ瀬がないことになります。

 

 今回、圧倒的多数のメジャーなリベラル・ジャーナリストたちは、選挙活動に入るかなり前から「トランプという人間」は人種差別者、女性軽蔑者、国粋主義者、ファシスト、非道な金儲け主義者と言う、いわゆる「ステレオタイプのレッテル=先入観・固定観念」を作り上げ、それを民衆に押し付けることに驚く程成功したともいえるのです。それは極度のリベラル思想であり、極端な偏見、極度の嫌悪、激しい恨みを抱いて意図的なでっち上げたとしか思えません。そこに私は悪霊的なものを強く感じます。

 これからどんどん変化してゆく中で日本の皆様のお祈りを心からお願い申し上げます。(終り)


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