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08 12月

ハヌカの祭り:奇蹟への入口 キャシー・ペルトン     2014年12月8日


ハヌカの祭り:奇蹟への入口

 

キャシー・ペルトン

 

ヴィジョン

 

私は、11月22日に飛行機の中で眠っていたとき、これからの季節にとって意義深いヴィジョンを見ました。ヴィジョンの中で、私はカレンダーを見ていたのですが、その上には「ハヌカ Hanukkah」と書かれていました。それから私の霊は高いところに上げられたのですが、そこでは今まで経験したより、天ともっと深くつながっているように感じました。そしてそれは黙示録4:1にある「ここに上れ。」という神がすべての者に与えている招きに私が応答した結果であることを私は悟りました。

 

すぐに私は二つの開かれた大きな門の前に立っていました。見ると、その門はそれぞれにメノーラの形をしていて、門の向こう側にある道は光を放っていました。私はヴィジョンの中ではその門をくぐって向こう側には行きませんでしたが、もうすぐ入って行くことになっているのがわかりました。次に私は16という数字を見ましたが、その時点ではその重要性はわかりませんでした。しかし、その門から入っていくならばすぐに、超自然的な奇蹟や勝利の季節に入るということはわかっていました。ヴィジョンはそこで終りました。

 

ヴィジョンを見る前のこと

 

このヴィジョンの意味を説明する前に、この数ヶ月私が経験したことをお話ししたいと思います。

私はこのところずっと提灯やろうそくのゆらぐ明かりに魅了されていました。私は提灯で家を飾りたいという思いにかられ、玄関に2つ取り付けて、毎晩ろうそくを灯していました。

私は今までの経験から、このように何かに強く惹き付けられる時は、ただ家を美しく飾って楽しみたいという私の願望から発しているのではなく、主が私に何かもっと深いことを語っておられるしるしであることを知っていました。

 

この数ヶ月、主人と私は何度もマタイ25章1−13節にある5人の賢い娘のたとえ話のことを示されていました。主は私たちが常に油で満たされているように召しておられることを私たちは知っていました。純粋な油は、ワーシップと祈りを通しての主の臨在の中に見つけることができます。

 

マタイ25章の言葉と共に 、人間の力ではなく主の力強い御腕により頼むことによって事を成すことを教える聖書の箇所を、私は強く示されていました。そのうちの一つは詩編147:10、11です。

「神は馬の力を喜ばず、歩兵を好まない。主を恐れる者と御恵みを待ち望む者とを主は好まれる。」

 

又、主はゼカリヤ4:6をも示してくださいました。

「すると彼は、私に答えてこう言った。『これは、ゼルバベルへの主のことばだ。「権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって。」と万軍の主は仰せられる。』」

 

ハヌカとは何か

 

ハヌカはユダヤ暦のキスレウの25日から始まりますが、二つの歴史上の奇蹟がその起源です。即ち、ユダヤ軍の勝利と、神殿の油が奇蹟的に供給されたことです。

ハヌカは、BC2世紀に侵略してきた強力なギリシャ・シリアの軍勢を、ユダヤのマカベア一族(マカバイ)の活躍により撃退したという軍事的勝利を祝うものですが、この祭りの最大のシンボルはメノ—ラであり、それは「油の奇蹟」の記念なのです。エルサレムから敵を駆逐したあと、ユダヤ人たちはアンティオコス4世エピファネスによって汚された第二神殿を清める作業に取りかかりました。

 

祭壇を建て直しメノーラに火を灯そうとしたとき、永遠に灯し続けるべきメノーラのための聖い油のつぼが一つしかないことを彼らは発見しました。それは一日分の油でした。しかし、不思議なことに、ともしびは新しい油が調達できるまでの8日間、昼も夜も燃え続けたのです。私たちがハヌカを8日間お祝いする理由はここにあり、光の祭りと呼ばれる所以でもあります。

 

イスラエルの立法府クネセトの向かい側に置かれているメノーラにはゼカリヤ4:6の言葉が刻まれています。それを見るとき、私たちはユダヤの軍事的勝利の歴史と共に、圧制者に対するユダヤ人の霊的勝利と究極的な神の勝利を思い起こすことができるのです。

 

私はこのヴィジョンの解釈を主に求めました。そして、私たちは今、ハヌカの季節に入ろうとしていますが、それは私たちが霊的に一つの門をくぐり、奇蹟と勝利の時へと私たちを導く道に踏み込むのだということを、主が教えてくださったのを感じました。

 

超自然的な奇蹟は自然界の供給をもたらす

 

これから私たちは超自然的な奇蹟を経験し、それは目に見える形での供給をもたらすものであることを私は感じとりました。又、私はたちが地上における奇蹟の時に導かれ、それは今まであまりにも長く神の民を抑圧し、威嚇してきた大きな敵の勢力に対して、私たちが勝利を勝ち取ることを得させるものである、ということも感じ取りました。

 

私は神が「もう十分だ!」というのを聞きました。私たちを抑圧する敵は私たちより多勢のように見えますが、私たちが祈りとワーシップの油を絶えず燃やし続け、主を畏れて主に信頼するならば、主は昔、マカベアの戦いの時のように私たちに勝利を与えてくださいます。

 

前述のように、ヴィジョンの中で私はメノーラの形をした二つの門を見てから、次に16という数字を見ました。今年ハヌカは12月16日に始まり、12月24日(即ちクリスマス・イブ)に終ります。今年はハヌカがキリストの誕生を祝うクリスマスを迎える前の8日間であることは興味があります。これはユダヤ人の目からおおいが取り除かれて、彼らの救い主を見ることができるようになる時へと導いていくシーズンの中に私たちが入って行くのだと、私は信じます。(第二コリント3:13−16、ローマ11:25−32参照)

 

それと共に、二つの門にあったメノーラには、各々8本、合計16本のろうそくが立っていました。聖書的に16という数は、「愛」を表しています。旧約聖書にある神の16の名前やタイトルは、イスラエルの子らに対する永遠に変ることのない神の愛を特に表しています。

 

新約では、第一コリント13:4−8に「神の愛の16の特徴」が書かれていて、それらの特徴は私たちも持つべきであることをパウロは教えています。

「愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人のした悪を思わず、不正を喜ばずに真理を喜びます。すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。愛は決して絶えることがありません。」

 

愛は神様から与えられたあなたのミッション!

 

これからの8年間には、教会が第一コリントにある愛の真の意味を具現していくときに、驚くべき数のユダヤ人が救い主を認めるようになると私は信じます。私たちは神ご自身が持っておられる愛で、彼らを愛するのです。今年のハヌカの季節は私たちを新しい門出へと導き、御父の愛の性格が表され、イスラエルやすべての国々において神の真の愛が実行されるのを人びとは見るでしょう。それは窓際に置かれたメノ—ラがそこを通るすべての人びとにはっきり見えるのと同じです。

 

現在のハヌカ・メノーラには8つの枝の真ん中に一つ高い枝がついていて、それは両側の8本のろうそくに火を灯すために使われます。これはイエスを表しています。主は私たちのための9本目のろうそくであり、奇跡的な勝利と奇跡的な供給という火をこれからの8年間、灯してくださるのです。「これからの日々のため、ワーシップがあなたのパスポート、信仰があなたの通貨。愛があなたのミッションです。」という御言葉を私は聞きました。愛があなたのミッション、召しなのです!

 

今は喜ぶべき時です。世界中で想像を絶する独裁やテロ行為が起っていますが、神はそれとは全く異なる宣言をされています。神の民が恐怖の軍隊の力を恐れるのではなく、主の力に服従して主を畏れて生きる時、神は力ある右腕を現してくださるのです。私たちは今、大いなる勝利と奇蹟の時に入って行っているのです

 

喜んでください! 今はワーシップと祈りであなたのランプに油を満たす時です。今は主に信頼し、主に対する畏れに中で安全に住む時です。そしてあなたの所に届くすべての悪い知らせや迷いを捨て去る時です。今門がまさに開かれ、光の御父が輝き現れて暗やみを追放するのです。おびただしい天の軍勢が神の民のために戦うためにやってきたのです。アーメン!(終わり)


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