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Walk With God Ministries

14 10月

ワーシップと天使 パトリシア・キング       2012年10月14日


ワーシップと天使

パトリシア・キング

 

今日はジュリー・マイヤーさんに 私たちの賛美が天使にどのような影響を与えるかという彼女の考えをお話していただきます。天使のことに話すに際して、次のことを強調したいと思います。それは主イエスだけが礼拝されるべきお方であるということです。主イエスだけが私たちの人生の礼拝と奉仕の中心であるのです。私たちは天使の学びをするときに、バランスを失ってはなりません。それはあくまでもイエスが中心でなければならないからです。往々にして人々は天使のことを話すのを恐れています。なぜならば天使のことを話すと、イエスから目を離してしまうのではないか、と危惧するからです。

 

でも聞いてください。もし神が私たちに天使のことを学ぶことを望んでおられないならば、何故御ことばの中にこれほど多くの天使に関する記事があるのでしょうか。神は天使がどのように働くのかを私たちに知ってほしいのです。何故でしょうか? それは、天使も 目に見えない神の御国の一員だからです。その御国に私たちも住んでいるのです。あなたはボーン・アゲインした途端、神の御国の一員になったのです。あなたは今その御国の中に存在しています。あなたの住んでいる目に見えない神の御国の次元、領域には、天使や他の天の生き物が存在しているのです。勿論、神も目に見えませんが、そこに住んでおられます。

 

コロサイ3:1に「こういうわけで、もしあなたがたが、キリストとともによみがえらされたのなら、上にあるものを求めなさい。(set your mind on the things above)」とあります。天使は神に創られた被造物であり、創られたいのちです。ですから私たちは 見えない上にあるものの一つである天使にも思いを馳せるのですが、それは決して彼らを礼拝するのではありません。ここにバランスが必要となってきます。

 

でも 今は天使が私たちを訪れるシーズンであり、神はそのことを私たちが知ることを望んでおられます。あなたがワーシップする時、天使の軍勢も共にワーシップしているのです。あなたはそれに気がつかないかもしれませんが、最近私たちは天使の声を聞く体験をするようになっています。私は最近ハワイに行ったのですが、そこで私たちがワーシップをしていた時、私は天使たちが私たちと一緒に歌っているのを聞きました。それは違う次元、領域で起こっていたことなのですが、私の肉の耳が開かれてそれを聞くことが出来ました。

 

私たちが主イエスに目を注いでワーシップする時はいつでも、天のワーシップと一つになり、天のワーシップに力を添えることになります。それは永遠にイエスを誉め称えるワーシップとなるのです。何とすばらしいことではありませんか。あなたがイエスをワーシップする時は天使が御座の前で共にワーシップしていることを忘れないでください。御ことばの中に彼らが「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな。Holy, holy, holy」と歌っていることが書かれています。彼らは次々にイエスの偉大さ、素晴らしさを見出して賛美し礼拝せずにはおられないのです。主イエスがあまりにも大いなる方であり賛美されるべきお方であるからです。そして あなたのワーシップは天使たちを感動させ彼らの動きを活発にさせるのだと私は思います。ジュリー・マイヤーさんに彼女の経験を話していただきましょう。

 

ジュリー・マイヤーさん (International House of Prayer )の話

 

私たちがワーシップするときに天使がそれに合わせて歌うということに関して、私の経験をお話します。私たちはどこかですばらしいワーシップが行われているとそれに心を奪われ惹き付けられる事があります。

ある時、私はある教会で行われたワークショップに参加していて、そこに座っていたのですが、どこかからか人々がイエスを心から賛美しているワーシップが聞こえてきました。そのワーシップが私の心を捕らえ、私はじっと聞き入っていたのですが、とうとうそこに座っていることができず、ワークショップを抜け出して歌声の聞こえる方に行ったということがありました。そんな風にワーシップには人を惹き付ける力があるのです。天使ももしかしてそのようにワーシップに惹き付けられてやってくることがあるのではないかと、私は思うのです。

 

またある時、私たちワーシップチームが集まって練習をしていました。ハーモニーなどを話し合ってから歌い始めました。それは「練習」というよりは、本当に主を心から賛美するワーシップになって行きました。みんなが心から主イエスを愛していたからです。

すると窓のすぐ外にあった木に小鳥がなんと100羽くらい集まって来て、 一斉にさえずり始めました。あまりの騒がしさに、私たちは驚いて歌うのをやめ、小鳥たちの歌を聞いていました。私たちがすべてを忘れ委ねきって心から賛美をするとき、何かを得るためとか、何かを知るためとかではなく、ただただ賛美を受けるにふさわしい主にむかって賛美をするとき、その賛美の流れにすべてのものが惹き付けられてくるのではないでしょうか。

人間を除いてすべての被造物は創り主を知っています。私たちがただ主だけを見上げて何も求めないでワーシップするとき、小鳥たちが私たちのワーシップに引き寄せられたように、すべての被造物が引寄せられるのではないかと私は思うのです。

そして天においても同じことが起り、天使たちも私たちのワーシップに引き寄せられるのではないかと、私は思います。(終)


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