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11 2月

ACPEによる2012年への主の言葉                2012年1月6日


ACPEによる2012年への主の言葉

2012年1月6日

 

ACPE( The Apostolic Council of Prophetic Elders) は昨年11月末に2012年に対する主のことばを求めて会議を開きました。これは1999年から毎年続けられていることですが、現在世界中が揺り動かされているので、これまでで最も厳粛な会議となりました。世界の多くの預言者は、アメリカは2012年に改革に向かうためには大きくシフトされる必要があり、それはこの国が「光を照らす山の上にある町」として再び確立されるかどうかの瀬戸際の年となると言っています。

 

「12」という数は聖書では政府、 統治(government)を表しています。 今年の大統領選挙で、アメリカという国の今後の地位が決められます。アメリカ合衆国はその偉大さのかなりの部分をすでに失ってしまいましたが、今シフトがなされないならば更に多くのものを失うことになるでしょう。2011年のためのことばの中で、私たち(ACPE)は、2011年は傾きが変わる「ティッピング・ポイント」の年になるか、あるいは「完全なる嵐 パーフェクト・ストーム」の年のどちらかになることを感じとっていました 。世界的にこの予想は非常に正確だったようです。大変悲しいことですが、日本にとっては文字通り「パーフェクト・ストーム」の年となってしまいました。

 

しかしながら、2011年の揺さぶりは、これから世界中で起こる揺さぶりに較べれば、まだ小さいものであるという感覚が集まった人たちの中にありました。これからのシーズン、キリストのからだ全体が、地上の国々の中で影響力のある声と権威を持たねばならず、主が来られる日までこの地を「占領すること occupy」を学ばねばなりません。しかし、ACPEはある人たちのように世界の終りが2012年に来るとは信じません。

 

揺り動かし

 

ヘブル12:27−29と黙示録12:10−12が今年のことばとして適切であると感じました。

 

「この『もう一度』ということばは、決して揺り動かされることのないものが残るために、すべての造られた、揺る動かされるものが残るために、すべての造られた、揺り動かされるものが取り除かれることを示しています。こういうわけで、私たちは揺り動かされない御国を受けているのですから、感謝しようではありませんか。こうして私たちは、慎みと恐れをもって、神に喜ばれるように奉仕をすることができるのです。私たちの神は焼き尽くす火です。」(ヘブル12:27−29)

 

私たちのリアリティーは、揺り動かされることのない御国に住んでいることだ、ということを忘れないでください。私たちは揺り動くことのないお方にしっかりと掴まっていなければなりません。私たちが自分の人生の中で持っている揺り動かされないものとは何でしょうか? 見つけてください。先のシーズンで清められ剪定されてシフトした事が、私たちの人生と信仰を新しいより高いレベルへと導いてくれます。

 

「そのとき私は、天で大きな声が、こう言うのを聞いた。『今や、私たちの神の救いと力と国と、また、神のキリストの権威が現れた。私たちの兄弟たちの告発者、日夜彼らを私たちの神の御前で訴えている者が投げ落とされたからである。兄弟たちは、小羊の血と、自分たちのあかしのことばのゆえに彼に打ち勝った。彼らは死に至るまでもいのちを惜しまなかった。それゆえ、天とその中に住む者たち。喜びなさい。しかし、地と海とには、わざわいが来る。悪魔が自分の時の短いことを知り、激しく怒って、そこに下ったからである。』」黙示録12:10−12

 

キリストのからだが「エクレシア」又、法的権威として立ち上がるシフトがやってきます。多くの牧師が、「 political correctness この世一般が認める政治的同調」という束縛を打ち破り、自分の信じる事を明言するようになります。説教者たちは壇上から大声で妥協なしに聖書の言葉を語ります。これによって多くの政治家たちは、自分が「兄弟の告発者」になってあまりにも行き過ぎたことに気づき、主の恐れが多くの者の上に下ります。

 

このエクレシアのシフトにより、ある期間、エクレシアに敵対する者たちは信徒に対して激しい怒りを抱きますが、彼らも自分たちが行き過ぎていたことを知ります。アメリカとヨーロッパの牧師たちは、霊的覚醒と改革のための代弁人となります。新しい世代の「ウェスレイ」や「ウィルバーフォ—ス」たちが共に立ち、再び「教会」が道徳的権威として立ち上がるように呼びかけます。

 

今は使徒行伝4章のシーズンです。敵は教会を迫害しますが、教会は当時と同じように祈りによって戦います。しるしと不思議が数多く起こり、大勢の人たちが救われます。宗教組織は崩壊し、残るのは神の「レムナント 残りの者たち」です。私たちは妥協することなしに自分の場所にしっかり立っていなければなりません。

 

改革者に対する反撃はすさまじいでしょう。それはサタンが激しい怒りをもって反撃してくるからです。 メディアから攻撃が起こりますが、神ご自身がそれに対して応戦されるので、メディアは自分たちが神から攻撃されていることを知るでしょう。この戦いを通して、エクレシアは揺り動かされることのない輝く光として立ち上がってくるでしょう。

 

敵の攻撃に怯まなければあなたは勝利します。教会は自分の声を持ちます。リベラルなメディアは、堕胎に反対し聖書的な結婚観を支持する人たちに対して特に攻撃してくるでしょう。へイト・クライム(憎悪犯罪—人種、宗教、性的指向等の特定のグループに対する偏見、暴力)は正義的行為とされ、容認されるようになります。

 

まず初めに、「聖さのムーブメント」が教会に起こり、どんな罪も容認されなくなります。 悔い改めない者はあらわにされます。主が 性的罪やポルノにはまっている者たちを説教壇から取り除かれるからです。

 

経済は揺り動かされる

 

世界的な経済的揺り動かしを指し示す聖書箇所が幾つか与えられました。

「あなたが見ておられるうちに、一つの石が人手によらずに切り出され、その像の鉄と粘土の足を打ち、これを打ち砕きました。そのとき、鉄も粘土も青銅も銀も金もみな共に砕けて、夏の麦打ち場のもみがらのようになり、風がそれを吹き払って、あとかたもなくなりました。そして、その像を打った石は大きな山となって全土に満ちました。」ダニエル2:34−35

 

今は神の御国が全地に満ちる時です。エクレシアが全地に満ちる山となるでしょう。これが示す意味は私たちに与えられませんでしたが 、神にご計画があることは確信しました。山々が崩れていくとき、神は解決の答えを持っている神の御民を、銀行、経済、教育、政治の領域に準備されています。軍隊さえそのシステムを変えるでしょう。

 

ヨーロッパは揺れに揺れるでしょう。EUは、自分たちの政治から神を排除し福音を伝える牧師たちを逮捕しようとまで思っていたのですが、彼らは神ご自身によって取り扱われるでしょう。揺れ動きの最中に、神は歴史上今までなかったほどに教会を覚醒されます。ロシアとアジアの幾つかの場所も揺り動かされます。数カ国では、今までその国に君臨し動かされることはないと思われた独裁者が落とされるでしょう。

 

経済的揺り動かしの中で、多くの国家に暴動が起こるでしょう。神はこのシーズンを反キリストの霊の根を取り除くために用いられます。以前は、例えばイスラムのようないろいろな「主義」に信奉していた多くの人は、その真の姿があらわになるのを見てキリストに来ます。トルコとエジプトはイスラエルを脅そうとするでしょう。主は私たちにイスラエルと共に立たねばならないことを再び語られました。

 

エジプトはイザヤ19が成就されるシーズンを迎えるでしょう。 迫害の中で苦しむ教会を神が覚醒させ、一時的にはサタンが優勢かに見えるかもしれませんが、最後には神の大いなるムーブが勝利するからです。

 

今の時、国連さえも今までなかったほどに揺り動かされ、国連が持つ反イスラエルのアジェンダが暴露されるでしょう。

 

経済の見えなかった中身が「割れてあらわにされる」でしょう。地上全体に経済組織の揺り動かしがあるでしょう。しかし今、神はこの時のために用意されてきた神の「ヨセフ」を立て上げられるでしょう。主は私たちに恐れてはならないと、はっきりと言われました。

 

私たちは主にどのように備えたらいいのかを尋ねました。主は私たちに「危機のための備え」をしていなければならないと言われました。それは「地震とかの災害が起こったときのために必要な物資を蓄えて置くのは良いことである」という意味だと私たちは感じました。ある程度の物資を蓄えるのは賢明なことであると感じた一方、恐れのゆえに大量の貯蔵をする事に対する警報もありました。

 

「そこで、ヨシュアは民のつかさたちに命じて言った。『宿営の中を巡って、民に命じて、「糧食の準備をしなさい。三日のうちに、あなたがたはこのヨルダン川を渡って、あなたがたの神、主があなたがたに与えて所有させようとしておられる地を占領するために、進んで行こうとしているのだから。」といいなさい。』」 ヨシュア1:10−11

今のシーズンに忘れてはならない大切なことが3つあります。

1.恐れに対して正面から立ち向かう

2.物資を蓄える

3.天の御国は決して揺るがされないことを知る

 

イスラエルはこの揺り動かしの最中にも繁栄を続け、世界の多くの者たちが銀行のシステムを確立する方法に関するアドバイスを受けにイスラエルに行くでしょう。イスラエルはイザヤ60の成就のシーズンです。

 

扉をしめよ

 

イザヤ22:15−22により、国家の最高の地位に着こうとする者たちが国民に対して父の心を持っていない時、神の教会は彼らに扉を閉ざすことを神が望んでおられることが感じとられました。選挙のサイクルに劇的なシフトが起こるでしょう。ある政治家たちはまだ心が定まっておらず(天秤の上に載っている状態)、 義しい票を投じるか、暗い闇に落ちて行くかのどちらかに傾くことになるでしょう。

 

アメリカの選挙では、神は人々からそれぞれの覆いを吹き飛ばして、本当に義であり保守である者を明らかにするでしょう。私たちはアメリカのために祈りと断食の年とすることを呼びかけています。アメリカはこの一年でよい方にシフトするか、ひどく震われます。

影響力のある3つの山

 

「任務を果たしたバルナバとサウロは、マルコと呼ばれるヨハネを連れて、エルサレムから帰って来た。」使徒行伝12:25

 

「さて、アンテオケには、そこにある教会に、バルナバ、ニゲルと呼ばれるシメオン、クレネ人ルキオ、国王へロデの乳兄弟マナエン、サウロなどという預言者や教師がいた。彼らが主を礼拝し、断食をしていると、聖霊が、『バルナバとサウロをわたしのために聖別して、わたしが召した任務につかせなさい。』と言われた。そこで彼らは、断食と祈りをして、ふたりの上に手を置いてから、送り出した。」使徒行伝13:1−3

 

今は、預言者と教師が一緒に働くべき新しいシーズンです。教えの賜物と神のことばの強い土台とは、教会に惑わしを入りこませない ために一緒に働かねばなりません。教師職にある者を私たちは認識し、他のミニストリーの賜物と同じように働きのために召し出さねばなりません。

 

この事は今年、特に大切です。それは今年最も重要な三つの山は、教会/宗教、家族、政府だからです。神は家族を再び一つにすると言われ、私たちは家族に焦点を当てねばならないと言われました。神は家族関係を癒し回復されます。

 

又、地域教会は神のエクレシアとして機能し、改革時代にアメリカを変えたよりも更に大きく国を変えていくでしょう。改革時代には牧師たちが自由のために戦いに参加しました。「その時の世論に同調する意味での政治的正しさ、political correctness」により機能していた様々な場所で「宗教の霊」が暴露されるでしょう。

 

上述のバルナバとサウロとマルコに関する聖書箇所から分かるように、今はミニストリーのために神が世代を結びつける時です。今は次の世代をメンタリングする(教え導く)シーズンです。エリヤとエリシャの関係にある人たちが共に立つてバトンを渡して行くでしょう。マントルがモーセからヨシュアに移ったように、「バプテスマのヨハネ」の働きをしていた人々が「ジーザス・ピープル(弟子たち)」の世代のために道備えをしていたように、移って行きます。

 

私たちは多くの人々が「地の果てまで出て行くように」という神の召しを聞く新しい宣教のムーブメントを見るでしょう。それはJ.R.MottのStudent Volunteer Movement以来見た事もないようなムーブメントとなるでしょう。神が大勢の女性たちを立て上げるので、多くの新しい女性たちがリーダーとなって立ち上がるでしょう。今は詩編68:11「主はみことばを賜る。良いおとずれを告げる女たちは大きな群れをなしている。」が成就するシーズンです。

 

人身売買、売春の犠牲者のために戦う「あわれみのミニストリー」のムーブメントが起り、今までになかったほど社会の中で教会が発言力をもつようになります。売春に対する神の裁きの「重りなわ」が天から下ろされます。様々なことが暴露され、政治のトップリーダーたちの性的犯罪も明らかになり、世界にショックを与えます。(この会議の直後に、世界的な売春組織が明るみに出された事がニュースとなりました。)

 

「家」の年

 

「それからイエスは宮にはいって、宮の中で売り買いする者たちをみな追い出し、両替人の台や、鳩を売る者たちの腰掛けを倒された。そして彼らに言われた。『「わたしの家は祈りの家と呼ばれる。」と書いてある。それなのに、あなたがたはそれを強盗の巣にしている。』また、宮の中で、盲人や足なえがみもとに来たので、イエスは彼らをいやされた。」マタイ21:12−14

 

今年は「家」の年です。教会と同様に家族も「家」を表します。エクレシアは、すべての国の祈りの家となるでしょう。これによりすべての「politically correctnessその時の世論に同調する意味での政治的正しさ」からシフトしなかったものは、教会から追い出されるでしょう。まことの麦と一緒に育ってきた毒麦がどこにあるのかが分かるようになるでしょう。人々がどちら側に 立っているかを見分けられるようにするのが神の目的です。私たちは真理を語るために「教会のノンプロフィット 非営利団体」の特権をすすんで返上することさえ必要となるでしょう。

 

プライドがあらわにされ、クリスチャンのリーダーたちに新たな謙遜さが生まれるでしょう。その結果「祈りの家」に進んでなる者たちは偉大なしるしと不思議を見るでしょう。大勢の人々の解放が起り始め、多くの者が超自然的に強い束縛から自由にされるでしょう。新しい「ジーザス・ピープル・ムーブメント」が起こるでしょう。

 

私たちは、「祈りに浸された教会」を主が求めておられる、又、主は少数の選ばれた人たちだけではなく教会全体が祈ることを求めておられる、ということばを受け取りました。このことばにより、アメリカに祈りのムーブメントが回復されるように私たちが祈ることを神が求めておられることがわかりました。主はアメリカの祈りの歴史を私たちに思い起させてくださいました。

 

1980年代—地域教会で早朝の祈りと主の祈りが強調された偉大な神のムーブ

1990年代 — 祈りのムーブメントは主にパラ・チャーチの働きとなり、「AD2000」や「10/40のウィンドウの祈り」を通して多くの働きがなされました。この働きにより今までは福音に対して閉ざされていた多くの国が開かれました。又、ビル・ブライト師は断食祈祷のムーブメントを導きました。

2000年代 — 大学のキャンパスに神は祈りの家のムーブメントを起こされました。これはこれからも続けられ広がっていきますが、同時に祈りは地域教会にもどされ、今までになかったほどに教会全体が祈るまでになります。 祈りの家への情熱が取り戻されます。(ヨハネ2:17)

子どもと若者ユース

 

「そしてようやく三日の後に、イエスが宮で教師たちの真中にすわって、話を聞いたり質問したりしておられるのを見つけた。聞いていた人々はみな、イエスの知恵と答えに驚いていた。両親は彼を見て驚き、母は言った。『まあ、あなたはなぜ私たちにこんなことをしたのです。見なさい。父上も私も、心配してあなたを捜し回っていたのです。』するとイエスは両親に言われた。『どうしてわたしをお捜しになったのですか。わたしが必ず自分の父の家にいることを、ご存じなかったのですか。』」 ルカ2:46−49

 

子供や若者さえも、来るべき祈りのムーブメントの影響を受けます。子供と若者の覚醒が全地に起こります。イエスが賢者たちを驚かせたのは12歳のときでした。子供と若者の世代、特に10−12歳(tweens)が今までなかったように 立ち上がってくる時となるでしょう。

 

詩編110:3にあるメシア預言が実現するでしょう。

「あなたの民は、あなたの戦いの日に、聖なる飾り物を着けて、夜明け前から喜んで仕える。あなたの若者は、あなたにとっては、朝露のようだ。」

 

ルー・イングル師は次のように言います。「夜明け前の暗い時間に、若者が集まり始める。乾いていた(誰もいない)地面は今や目の届く限りキラキラと輝いている。敵は夜眠りにつき、起きてみるとどこから現れたかわからない軍隊に取り巻かれているのを発見する。それは彼にとって最大の悪夢である。何も無かった平野が今や兵士で埋め尽くされ、彼らの武器は朝日に輝いている。文字通り一夜にして、献身した若者の軍隊が今ある暗やみから立ち上がってくる。この若者の大軍はすでに機動し始めている。今は目に見えないが、後に無敵となる。( Invisible now – Invincible later.)」

 

シンディー・ジェコブ師がつけ加えました。「彼らは神のあかつきの軍隊です! 戦いのためのフレッシュな軍隊、 聖さに燃え、主への情熱で真っ赤に燃えている軍隊! 彼らは聖く美しく、堕胎、貧困、ポルノ、同性愛やすべての性的罪の縛りを取り除く油注ぎを持っています。

 

今、極限の聖さが求められています。朝寝をするよりも神を愛する反世俗の戦士たちは、聖さの麗しさに心を奪われているので、世俗的な娯楽の楽しみを捨て去ります。聖さより美しいものは何一つありません。この世の誘惑もそれに勝るものではありません。言葉には表せないほどに麗しいのです。どんな詩人でも聖さの本質をことばで表現することはできません。彼らは主イエス・キリストと恋に落ち、主は言葉に表せないほどに麗しいのです。」(終り)


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