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Walk With God Ministries

28 11月

収穫は始まっている チャック・ピアス    2011年11月29日


収穫は始まっている

チャック・ピアス

 

 

ワーシップと収穫:使徒的見地

 

私たちは地上での新しいワーシップのシーズンに入りました。私はこれを「収穫の歌のシーズン」と呼びます。このシーズンは使徒的なシーズンです。

使徒的シーズンとは、 人々が召命を受け取り、収穫されるために準備された畑に遣わされるシーズンのことです。 私たちはセレブレーション祝い、働き、戦い、勝利というような思い(メンタリテイー)を持っていますが、これらはすべてワーシップを通して表されます。収穫とは、「神の裁き」を表しています。イエスはこの収穫を比喩として用いました。それは、 信じる者を主が集められる時がやがて来ることを私たちに悟らせるためでした。

 

収穫はすでに始まっています。それは主が初めて来られた時に始まり、今、急速に進んでいます。でも天の領域においては、「 収穫の実権を握り倉に納めるのは誰か」という問題に決着をつけるための「綱引き」が行われています。ルカ10:2には「だから、収穫の主に、収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい。」とあります。

 

御国の収穫のための地上での戦いのためには、霊とまことによる礼拝が必要です。 働き人、即ち礼拝者(ワーシッバー)が刈り入れをするために入っていく多くの畑が調えられています。倉も備えられています。戦いの最終的見せ場は「収穫のための戦い」です。収穫は農作業(私たちの働き)の最終段階であり、穀物は熟していて、今それを刈り取って集めることがされねばならないのです。

 

黙示録14:15−16にこうあります。

「すると、もうひとりの御使いが聖所から出て来て、雲に乗っておられる方に向かって大声で叫んだ。『かまを入れて刈り取ってください。地の穀物は実ったので、取り入れる時が来ましたから。』そこで、雲に乗っておられる方が、地にかまを入れると地は刈り取られた。」

 

主の栄光の重さ(ウエイト)

 

「 God’s Unfolding Battle Plan (Regal Books, 2007)」という本で、私は次のように書きました。

「私たちは、すべての前線で、様々の大きさの、多くの戦いに直面しています。これからの20年間は、世界のすべての国家がイスラエルを取り巻いて調停しようとします。そのうちの幾つの国家は世界的に有力な勢力となります。アメリカ合衆国は、その中で改めて説得力を取り戻そうと試みますが、その声は以前のような大きな説得力を持つことができません。神を無視し金権の力だけを信じる国々(マモン)が世界を治める最大の影響力を持つようになるでしょう。国々は贖われていない血を持つ人民によって構成されているので、そのような国々は国々に対して争い続けるでしょう。肉的な思考は絶えることなく、それは神に敵対し、神の知識(計画)に反抗し続けます。反キリストは世界を自分の手で治める計画を推進します。しかし、地とそれに満ちているものは主のものであり、このことも永遠に変ることはありません!

 

地は主のものであり、主はそれを満たすご計画を持っ故に、すべてを「収穫する」ご計画を持っておられるのです。穀物(いね)はかまで刈り取らねばなりません。刈り取られたものは束にして打ち場に運び、道具や動物を用いて脱穀せねばなりません。穀物は 空中に放り上げられ、 籾殻は軽いので風によって 吹き飛ばされ、重い実だけが残ります。

 

収穫の最後の段階は倉に納めることです。穀物は倉に入れる前にふるいにかけられます。収穫の戦いは、この時最後の局面を迎えます。私たちは今、揺すぶられ、ふるわれています。揺り動くものは、すべて揺り動かされるのです。主は私たち個人や団体、あるいは都市、国家の中から「 商品価値が小ないもの」、即ち罪、咎をふるい落としておられるのです。

 

この時、収穫の鍵となるのは主の栄光の重さです。籾殻を風で飛ばすプロセスの中で、重い実は吹き飛ばされません。これからのシーズンには、私たちがあちこちに吹き飛ばされてしまう可能性のある多くの課題が取り扱われるでしょう。主の栄光の重さが私たちの上に置かれていないと、私たちは吹き飛ばされてしまい、主が地上に与えておられる収穫のプロセスを全うすることができません。この収穫の鍵を私たちが受け取るには、霊とまことによって礼拝することを学ぶこと以外の方法はありません。

 

私たちは収穫の働き手

 

私たちは先ず収穫されますが、次に将来の働き手になるのです。ロバート・ハイドラー師は、私と一緒に働いているすばらし教師ですが、最近次のように 書いてきました。「二晩前に私は夢を見ました。夢の中で妻のリンダが買い物から段ボールの箱を持って帰ってきました。箱の中にはガラガラ蛇が入っていました。彼女は『このガラガラ蛇を3週間家に中に置いておけば、 終ることのない収穫のシーズンが始まるだろう、と主が私に言われたのよ。』と言うのです。そこで私たちはその通りにしました。毒蛇をガレージの中にいれて家の中に入ってこないようにドアをいつも閉めておきました。ガレージに行くときは、そこにガラガラ蛇がいることを知っていましたから、十分注意を払いました。

目を覚ましたとき私は、『召命を受けて遣わされるならば、蛇やサソリに対する権威も私たちに与えられる』ことを思い出しました。

 

私たちの問題は、教会がこの世を恐れるばかりで、汚れている場所にはどこへも出て行かないことです。もし私たちが恐れを捨て、「この世」を自分の家に持ってきて(私たちがこの世に同化するのではなく)それらすべてのカルチャーを神の目的のために変革し聖化するならば、私たちが敵の力に屈しない権威を持ってすでに実際に行使していることが分かるでしょう。」

 

主が私に言われました。「あなた方の中のある者たちは、敵を足の下に置くことに抵抗を示しています。その事が、あなた方が次のレベルの分け前を取る道を塞いでいるのです。あなたが敵にしたいことをわたしに願いなさい。そうすれば、わたしはその敵を連れて来て、今まで敵が押さえていたもの、かすめ取っていたもの、奪い取ったものすべてを、3週間以内にあなたに与えます。敵が今まで守って来た彼らの倉の鍵を、今やあなたが所有するのです!

 

収穫は必ず起こります! あなたの収穫のシーズンはある時に終ってしまったかもしれませんが、わたしの計画、わたしの定めた時に収穫のシーズンが再びもどってくるようにします。目を開きなさい。あなたの信仰の目を開きなさい。期待の目を開きなさい!わたしは収穫をあなたにとりもどすことが出来る神です。

もしあなたがわたしを慕い求めるならば、もしあなたの目をわたしからじっと逸らさないならば、わたしは天の窓をあなたの上に再び開くでしょう。それによって、あなたが失ったもの、あるシーズンにあなたが使えないように閉ざされていたものが、いま解き放たれるのです!あなたは収穫が起こることを今日確かに見るでしょう。

霊とまことをもってわたしを礼拝しなさい。そうすればわたしを知らなかった町やカルチャーを、わたしは一日のうちに変革させます。わたしの天の歌を聞きなさい。新しい歌は古いサイクルを打ち破ります。収穫の歌が今解き放たれています。天と共に歌いなさい。そうすれば、あなたの収穫を助ける万軍をわたしは遣わします。」(終わり)


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