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Walk With God Ministries

22 3月

天国の門       坂 柚実子  3月22日



天国の門

ティンデイル現象というのをご存知でしょうか。「多数の粒子が散在する媒質中に光を通すと、通路が散乱光のために光って見える現象」と辞書にありました。雲の間から光がさしてそれが放射状に地上にむかってさしている現象です。よく絵画にも描かれていて、いかにも「天国への入り口」という感じに表現されています。

ティンデイル現象にしても、虹にしても、科学的にそれなりに説明はできるのでしょうが、やはり、それを見たときに人は「科学」以上のものを感じます。詩人のワーズワースは「My heart leaps up when I behold a rainbow in the sky」と詠っていますが、虹を見て嬉しくない人は多分いないでしょう。また、天から射している光の入り口を見るときに、人は誰でも「天国」を思うのではないでしょうか。

「天国の門」というジョン・ポール・ジャクソンの文を3月6日にこのサイトに掲載しました。お読みくださったでしょうか。とても興味がある記事だと思います。この地上に特別に天国まで続いている門があるというのです。ヤコブが石を枕に寝たときに天使がはしごを上り下りしているのを見ましたが、その場所も特別の天国の門だったということです。

エルサレムも神様から祝された主要な天国への門だということで、エルサレムで祈ると祈りが答えられるといわれでいます。ある方はわざわざエルサレムまで行って、嘆きの壁で「お嫁さんをください。」と祈った結果、祈りが聞かれてめでたく結婚されたそうです。また、ハワイの石渡牧師のブログに「来年の春、ガリラヤ湖畔でアシュラムを開くという予定があります。今日はその打ち合わせのためにマキキ聖城教会に行って来ました。ガリラヤ湖畔で聖書の御言葉に静かに耳を傾ける時、他の場所では与えられない特別な語りかけがあると私は信じています。」とありましたから、ガリラヤ湖畔もやはり天国の門になっているのでしょう。

ジョン・ポール・ジャクソンの記事に、リック・ジョイナーのミニストリーの土地は以前モラヴィアン兄弟団によって使用されていて、そこで祈りと賛美がつまれていたゆえに、天国の門がいくつかあることが紹介されています。また、カンサスのIHOP(国際祈りの家)では、1999年9月から今日まで一日も欠かすことなく24時間の賛美と祈りが続けられていますが、その場所はまさに「天国の門」になっているようで、神の臨在が常に豊かにあります。

ヘンリー・グルーバー師と昨年秋に日本に行ったときのことですが、
福島の蓬莱教会(佐藤経夫牧師)でメッセージの前に会衆賛美をしているとき、グルーバー師と主人が同じ瞬間にぱっと天が開くのを感じていたことが後で分かりました。蓬莱教会では、IHOPから学びを受けられて、一日に一時間の賛美と祈りがつまれていて、主が喜ばれておられるのではないでしょうか。

「賛美の中に住まわれる主(詩篇22:3)」をお迎えすることは、誰にでもできます。この日曜日に私たちが賛美をしているときに、ある方に主がこう語られました。「あなた方が賛美をするとき、わたしは招待されていることが分かりますから、あなた方のところに行きましょう。そしてあなた方と親しく交わりましょう。」と。この地上に天国に直通している門が無数に開かれ、「御国を来たらせたまえ」という祈りが実現する日が近づいていますね。
(終わり)


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