WWGM

Walk With God Ministries

15 12月

秋の日本旅行の報告 その4  坂 柚実子 12月15日


秋の日本旅行の報告 その4                                         

私たちは秋には沖縄に行くことを、このところ恒例としています。滞在は10日間ほどで、いくつかの教会でメッセージをさせていただきますが、宿泊はずっとサレム宮里教会でお願いしています。主任牧師の島袋英子先生とは1996年の春、東京でのグルーバー先生の集会にちょうど上京しておられた先生が来て下さった時からの御つきあいです。この出会いはまさに神様のご計画であり、沖縄でのグルーバー先生や、ひいては私たちのミニストリーは、島袋先生をはじめとするサレム教会の方々の御尽力で進められてきました。

1996年の秋には、主人と私がグルーバー先生の通訳として日本に行っている一ヶ月程、私たちのオレゴンの教会の留守番をしていただきました。沖縄の教会を副牧師の伊覇先生にお任せになり、オレゴンの小さな日本人の群れのためにご奉仕くださったのです。その次の年に初めてサレム教会(当時は宮里隣人教会)に行かせていただいた折には、教会の皆様に先生を一ヶ月もお遣わしくださったことに心からお礼を申し上げたのでした。



 写真:島袋英子先生

その2年後でしょうか、グルーバー夫妻と私たちで日本を旅行中、四国から沖縄に移動した時点でグルーバー先生のお母様の訃報が入り、御夫妻は急遽アメリカに帰国されました。沖縄でのミニストリーの予定はすでに組まれておりましたが、すべてキャンセルするしかないと思われました。しかし島袋先生が、主人に「坂先生、あなたがグルーバー先生に代わってミニストリーをして下さい。」と励ましてくださり、他の牧師先生方の御理解のもと、主人が初めて日本の教会でメッセージを取り次ぐと共に、祈りの歩行の指導もさせていただきました。この時の経験は大いに主人を力づけました。それからも、いつも島袋先生は私たちのミニストリーの理解者、サポーターとしてお祈りくださり、暖かく励まし続けてくださっています。

サレム宮里教会は二階が礼拝堂、 三階が先生のお住まい、私たちは一階に宿泊させていただきます。すると夜遅くとかにどなたかが訪ねてきて、先生とお話などされています。後でお聞きすると、以前教会に来ていた方が東京に行くことになり、「先生、お祈りをしてください。」と言って来られたとか、なのです。そんなことが度々で、先生が多くの方の霊的支えになっておられるのがわかります。先生の牧会はキリストにある赦しと憐れみを土台にしておられると、常に思わされます。 信徒の方々もその薫陶を受けて、一人一人が主を深く愛し従って行く信仰を培っておられるのを感じます。
これまで主のために捧げられた先生の人生の収穫 が、これからもますます豊かに実るようにとお祈りします。 (終わり)

トップへ戻る


Post a Comment