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Walk With God Ministries


16 06月

神の御心は喜ぶこと ビル・ジョンソン 6-16-2009


神の御心は喜ぶこと

ビル・ジョンソン


使徒行伝16:22—28 「群衆もふたりに反対して立ったので、長官たちは、ふたりの着物をはいでむちで打つように命じ、 何度もむちで打たせてから、ふたりを牢に入れて、看守には厳重に番をするように命じた。 この命令を受けた看守は、ふたりを奥の牢に入れ、足に足かせを掛けた。 真夜中ごろ、パウロとシラスが神に祈りつつ賛美の歌を歌っていると、ほかの囚人たちも聞き入っていた。ところが突然、大地震が起こって、獄舎の土台が揺れ動き、たちまちとびらが全部あいて、みなの鎖が解けてしまった。目をさました看守は、見ると、牢のとびらがあいているので、囚人たちが逃げてしまったものと思い、剣を抜いて自殺しようとした。そこでパウロは大声で、「自害してはいけない。私たちはみなここにいる。」と叫んだ。」

1986年に私と妻のベニは、教会の人たちと一緒にイスラエルとイタリヤへの旅に出かけました。その時に訪れた場所の一つはある地下牢でしたが、それはただ地面にあけられた穴でした。それは使徒パウロが実際に入っていた地下牢でした。今まであなたが持っていた牢獄のイメージを捨てて、ただ地面にあいている穴を頭に描いてください。 かび臭く、冷たくてじめじめしているのです。囚人たちはそこに文字通り投げ入れられたのです。使徒パウロは実にこの穴でピリピ書を書いたのです。それは牢獄に入っている者が書くにはおよそ似つかわしくない「 喜び」というテーマを持っていました。ピリピ4:4には次の言葉があります。「いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい!」

使徒行伝16章を見ると、パウロの「喜び」は並大抵ではない試煉に会ったことがわかります。さて、もし私が牢獄に入れられていた時に地震が起こり、私の手足から鎖がはずれ扉が開いたならば、私は「ジェホバ・ジャイラ、神はまたもや私のために道を備えてくださった!」と叫んでいることでしょう。これは神の御心だということは明らかですから、私はものすごいスピードでそこから逃げ出して行くでしょう。「主を賛美します!私の賛美はやっぱり効果があった。牢獄を揺るがした!」と言いながら。

しかし、パウロはそうしませんでした。彼が神を礼拝していると地震が起こり、その力が非常に強烈だったので手足の鎖が解かれ、彼らは地に倒れました。扉が開き、パウロは「私はここに入れられていたが、真の自由を所有し、囚人ではなかった。今扉が開いたが、それで私がもっと自由になるわけではない。今、魂の収穫が起ころうとしているようだ。捕まえられる魚がいるようだ。私の人生の一番の目的は魚を捕まえることなのだから、この魚場(穴場)は確かに風変わりだけれど、ここに留まる事にしよう。あの、もしもし、自殺しようとしているのですか?私たちは皆ここにいますよ。」というように考えたのでしょう。これは十分な信仰の証しとなりました。看守もイエスを知りたいと願い直ぐにイエスを信じ、全家族も救われました。超自然的な喜びには、大変 素晴らしい貴い実を結ばせる何かがあるのです。

聖書の中にはいくつかの喜びに関する箇所がありますが、私にとってはこれが最高にユニークで顕著なものです。

数年前に聖書の中の3節を6ヶ月の間、実際どのように実行すればよいのかを学ぶようにと主から示されたように感じました。それは1テサロニケ5:16—18です。「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」私はこの3つの命令をいつも思い巡らし、実行するようにと努めました。

私は一日中この聖句を暗唱したり黙想したりしていました。「いつも喜んでいなさい。」私はどんな時でも喜ぶことを選び、それを表すように努めました。それが簡単に出来る時も、また難しい時もありました。それから「絶えず祈りなさい。」です。このためには私は常に主との交わりを保たねばなりませんでした。次に「すべての事について感謝しなさい。」ですが、これは本当にすべての事なのですから大変です。間違う余地はありませんでした。この3つのことを常にするのです。すべてのことに関していつも感謝し、いつも喜び、いつも祈っているのです。

人びとは私のところに来て「 私の人生に対する神の御心を知りたいのです。」と言います。

私はこう答えます。「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について感謝しなさい。これが、キリスト*イエスにあって神があなたに望んでおられることです。」

「まあ、そうですけど、、、でも私はこの仕事をするべきか、ポートランドに住むべきか、サンホゼに住むべきかを知る必要があるのです。」と彼らは言います。しかし、もしあなたがいつも喜び、絶えず祈り、すべての事に感謝するならば、あなたがどこで何をするかはあまり問題ではないのです。

「たしかに、、、でもどんな仕事をすればいいのかわからないのです。」と彼らはいうでしょう。でも、ガソリンスタンドで働いても、医者になってもいいのです。でもいつも喜び、絶えず祈り、すべての事に感謝していてください。これが神の御心です。他のすべての事はこれに較べたらどうでもいい事です。どこで何をしても勝利です。ただいつも喜び、絶えず祈り、すべての事に感謝していてください。(終わり)


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09 06月

あなたの一日の指揮をとる シンディー・トリム 6月9日


あなたの一日の指揮をとる

シンディー・トリム


「それゆえ、私たちに自分の日を正しく数えることを教えてください。そうして私たちに知恵の心を得させてください。」詩編90:12


あなたの未来は一日ずつやってきます。それは神からあなたへのプレゼントです。それをどのように使うかは、あなたから神へのプレゼントです。時間の使い方、タイムマネージメントは毎日の一瞬一時を有効に使うための技術です。あなたはただ時間を過ごすのではなく、一つ一つのあなたの行動や思考や話を神の言葉に従わせることによって、あなたは時に投資をするのです。

、あなたは、あなた自身の人生を傑作として創造する機会を与えられているのです。エペソ5:15—17にはこの法則に関する基本的な鍵が書かれています。
「そういうわけですから、賢くない人のようにではなく、賢い人のように歩んでいるかどうか、よくよく注意し、機会を十分に生かして用いなさい。悪い時代だからです。ですから、愚かにならないで、主のみこころは何であるかを、よく悟りなさい。」


時間を投資する鍵

毎日、神は御国を拡大する機会を私たちに与えてくださいます。すべての機会を最大限に使うための鍵は、主の御心をしっかりと把握することです。これがあなたの心を神の御言葉によって絶えず一新することが非常に大切である理由です。あなたは自分の思考と言葉を神のものと毎日一致させていかねばなりません。イエスはヨハネ15:7で、すべての状況をうまく取り扱っていくための基本的鍵となるものを教えています。
「あなたがたがわたしにとどまり、わたしのことばがあなたがたにとどまるなら、何でもあなたがたのほしいものを求めなさい。そうすれば、あなたがたのためにそれがかなえられます。」

神はあなたが、1テサロニケ2:13の「この神のことばは、信じているあなたがたのうちに働いているのです」(神のことばを信じて頼り従う人は、神の超人間的力を用いることができること)の御言葉を黙想するように教えておられる理由はこれなのです。神のことばは見いだす者にはいのちとなり全身を健やかにします。(箴言4:20—22参照)
詩編90:12で、モーセは次にような願いを述べています。「私たちに自分の日を正しく数えることを教えてください。そうして私たちに知恵の心を得させてください。」

一日を秩序正しく過ごすためには、プライオリティーを決める事が必要です。何がわずらわせること(しかしやらねばならないこと)であるのか、何が御国の仕事であるのかを見分ける能力が必要です。効果的なタイムマネージメントをするためには、何が時間を投資するに値することか、何に費やすべきでないか、に関する神のみこころを知る必要があります。経済的投資をする場合と同じように、あなたの時間の投資によってどんな利潤(投資効果)を得られるのかを問わねばなりません。使われた時間はコストであり、あなたが費やしているコストに対してどのような利益を得るのかを把握している必要があります。

神は効果的なタイムマネージメントと秩序の究極の例を創世記の中で教えておられます。神は6日で地球とその中のすべてのものを創造され、そして7日目に休まれました。すべては計画どおりに進みました。神がいつ、どのようにすべての生き物とその種族を順序よくつくられたかには秩序がありました。神はご自分の資源、特に時間、を浪費されませんでした。神が地球にいのちを造られたとき、神はそれぞれにはっきりと目的を与え、それらを簡潔に実現されました。

あなたの一日をよく管理せよ!

しっかり時間を管理することによって与えられる報酬を逃さないようにしてください。秩序ある生活が、あなたを創造的にする自由を与えてくれます。神からのインスピレーションを受ける超自然的周波数にあなたが波長を合わせるため(チューニング)に必要な心の平安を、秩序ある生活が与えてくれます。秩序がないと、この世の生活の諸々の世話や心配によって心が乱されるため、心を静めて神の声を聞くことができなくなります。

忙しすぎたりストレスがたまると、自由に想像したり心に夢を描くことが出来なくなります。創造的な夢を描くことに投資し、 あなたの人生というキャンバスに目的をもって絵を描くための時間を確保するためには、 時間を計画的に使わねばなりません。立ち止まって考えてください。神があなたのために前以て用意された(召命)傑作を創造するために必要な時間と平安を持つために、一日一日計画を立てて秩序をもって過ごしてください。祈り、黙想、神のことばを読むこと、プレイズとワーシップのための時間を計画することを決して忘れないでください。あなたの毎日と人生のうちに秩序が保たれる事をお祈りします。(終わり)


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03 06月

祈りの戦士   フランシス・フランジペン  6月3日


祈りの戦士

フランシス・フランジペン

イエスはいつでも祈るべきであり、失望してはいけないことを教えるために、譬え話をされました。(ルカ18:1−8)言葉を変えれば、もし祈っていなければ失望するであろう、ということです。私が祈ったことの多くは、答えを得るまでには忍耐し祈り続けることが必要でした。神は私が祈りをする時に、ただ祈りの答えを受けるだけではなく、もっと深い何かがそこから生まれてくることを望んでおられます。神は私がイエスのようになることを望んでおられるので、私の人格を形成する戦いを私のために用意してくださるのです。その戦いは私の回りの状況を最終的には変えるばかりではなく、まず最初に私を変えるのです。すべての真の祈りの戦士が発見したことはこれです。

祈りの戦士の姿を想像するとき、私たちは普通大叔母とか祖母を思い浮かべます。多分どの家族にもそのような人がいるでしょう。彼女らは水晶の玉を見て可愛いくて小さなジョニーの未来を見ようとしているのではなく、神の御座で祈りによって彼の将来を造っているのです。彼女らはまたメリーは大丈夫だろうかと心配するのではなく、祈りによって勝利を彼女のために勝ち取っているのです。彼女らにはハリーの飲酒の問題を嘆いている時間はありません。そうではなく、彼が解放されるように天国を激しく襲っているのです。

祈りの戦士とは、地上で最も恐ろしくて力があり、悪霊を追いかけ、世界を動かす人種なのです。真実彼らは神の子どもとして行動するのです! もし彼らが水晶の玉を見たらそれが爆発することでしょう。星占いの占いを見たらそれを叱責するでしょう。彼らは将来のことに関してあれこれ心配しません。なぜならば、彼らは神への信仰によって将来を造り出すことにあまりにも忙しいからです。

神は家族のために祈るようにと祈りの戦士を配属されます。私の父が主イエスを信じたときのことを覚えています。10年間、私と父が会うときは必ず神に関して知的な衝突をしていました。 ある日、父は神に敵対する議論で身を武装して家にやってきました。そして「もし神が本当にいるならば、どうして祈りにいつも答えてくれないのか?」と言いました。父は自分の立場は絶対負けないと感じていました。私はもう議論に疲れていました。それで私は違う部屋に入ってしばらく祈りました。「主よ、どうしても答えが必要ですから教えてください。」と。

父のところにもどると、父がこのラウンドは自分が勝ったと感じているのがわかりました。私は父をすごく、すごく愛しているのですが、彼にこう言いました。「祈りが聞かれなかったとお父さんが思う人たちのことはちょっと置いといてください。お父さん自身が祈りの答えなんですよ!家族みんなが毎日あなたのために祈っているから、あなたは今日生きているのですよ。」と。(父は大変太っていて、毎日タバコを一箱吸っていました。)私は続けました。「だから、ちょっと試してみましょう。お父さんは神は祈りを聞かれないと言うし、私たちは聞いてくださると言います。だから、一週間、私たちはあなたのために祈るのを止めますから、どうなるか見てみましょう。」

父があんなに青ざめたのを見たのは初めてでした。彼は母の方を見て、「お前、息子にそんなことをしないように言ってくれ。」といい、額に汗をたらして「わかった、お前に祈りを続けてもらうためにはどうしたらいいんだ?」と私に聞きました。

たった3分間のうちに、祈りを信じなかった父が祈りを続けてくれと懇願するように変ったのです。私は「お父さん、私が祈りを続ける唯一の方法は、お父さんが今すぐキリストにあなたの命を捧げることですよ。」と言いました。父はその時キリストを受け入れたのです。主は私の祈りに答えてくださいました。

祈りとは、私たちが敵と戦うために神の力にしっかり錨を下ろすことです。私たちはみんな祈りが聞かれることを知っています。私たちが救われたのは、誰かが私たちのために祈ってくれたからです!私たち自身が救われたという奇跡をみれば、神が他の人をも変えて下さるという確信を持つことができます。

ルカ21:36では、「しかし、あなたがたは、やがて起ころうとしているこれらすべてのことからのがれ、人の子の前に立つことができるように、いつも油断せずに祈っていなさい。」と言っています。聖書の「神の前に立つ」という言葉は常に、油注がれた権威を受け、任命される姿勢を表しています。エリヤもガブリエルも神の前に立ちました。全能なる方の従者として神の前に立つ者です。彼らが神の言葉を宣言するとき、それは遂行されます。

イエスはマタイ19:26で、「神にはどんなことでもできます。」と言われました。その旗のもとで、私たちは祈り、神を信じるのです。聖霊は私たちの内で常に取りなしをしていてくださいます。私たちが心を聖霊に開きさえすれば、祈りはおのずから口から出てきます。

今世界で起こっている重大な出来事を見てください。私たちが見るすべての問題は、私たちが祈りによってその状況に対する神の解決を解き放つように神は望んでおられるのです。神は何が間違っているかを示し、それが正されるためにはどう祈ればよいかを私たちに教えてくださるのです。どうして間違っていることを批判するためにエネルギーを使う必要があるでしょうか。私たちの祈りで、それを変えることができるのですから!

私たちのただ中におられる主は、力あるお方です。私たちは敵の要塞をも打ち壊す武器を持っています。自分は祈りができないと思うのをやめてください。それは地獄からの偽りです。あなたは祈りの戦士なのです!

あの大叔母さんやおばあさんも若かったころがあるのです。 あなたととても似ていたかもしれません。そして神が彼女らにまわりの問題を知らせたのかもしれません。主の恵みにより、彼女は裁かないで祈ろうと決心したのでしょう。最初はあまり力強くはなかったけれど、だんだんに強くなりました。さあ、こんどはあなたが家族や教会、あなたの町のために祈りの戦士になる決心をするときです!


祈りましょう。
「主イエス様、あなたは天の軍勢があなたには従っていると言われました。あなたの名は『神の言葉』です。ただあなたの言葉を信じるだけではなく、聖霊の力でそれを祈るように助けてください!あなたが私を祈りの戦士として召してくださったことをお受けします。あなたの恵みにより、とりなしの新しい油注ぎを受けます。アーメン!」(終わり)

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29 05月

回復の主 ニック・ビルマン 2009年5月29日


回復の主

ニック・ビルマン


イザヤ55:8−11「わたしの思いは、あなたがたの思いと異なり、わたしの道は、あなたがたの道と異なるからだ。・・主の御告げ。・・天が地よりも高いように、わたしの道は、あなたがたの道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い。雨や雪が天から降ってもとに戻らず、必ず地を潤し、それに物を生えさせ、芽を出させ、種蒔く者には種を与え、食べる者にはパンを与える。そのように、わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる。」

私たちはしばしば「主のみ言葉はむなしく帰らない」と宣言し、それが成すべき事を必ず成し遂げると想定してしまいます。しかし、 それはその言葉がただ主のところに帰らないだけだ、ということはあり得るでしょうか? ないと思います。何か言葉を発せられてからそれを無効にすることは、神のご性格にはないことだからです。それでは、ある事のために発せられたのにそれを成し遂げなかった神の言葉は、一体どこに行ってしまったのでしょうか?それらを再び手に入れることはできるのでしょうか? 

いこいの水のほとりでのイエスとの出会い

最近のことですが、我が家でのワーシップの時、私は主イエスと出会いました。その時私たちは2時間ほどワーシップをしていましたが、 「いこいの水」という言葉がずっと聞こえ、私は霊の中でおだやかな広い川を見ていました。聖霊に促されて、主が私に見せようとしておられるものを尋ねました。イエスは私をいこいの水のほとりに連れていかれ、「ここで横になりなさい」と言われました。それで私は水際の草の茂みに身を横たえました。そこは秘密の場所のようでした。大変平安で、啓示を受けるにふさわしい親密感のある場所でした。

私はしばらく平安のうちにそこに横たわっていると、主が「あなたは回復されることを望みますか?」と訊かれました。「はい。」と答えると、主は手のひらで水を掬い、私の上にぽとぽとと落とされました。水が私の上に静かに落ちるときに、私はその一滴一滴に言葉が満ちているのが見え、その言葉が何であるかもわかりました。私に水滴が落ちると、私の霊はよみがえり生き生きとしました。

私は主にこの水はどんな風に特別なのか、言葉は何であったのかを尋ねました。主は「穏やかないこいの水はわたしが今までに語ったけれども、まだ仕事を成し遂げていない言葉の貯水池なのだ。」と言われました。

私は、聖書の中で「いこいの水 still waters」という言葉のあるところを調べてみました。
「主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます。」詩編23:1−3

主が私たちの人生のために与えられた言葉や計画の中で、私たちが手に入れなかったものが、どのようにもう一度新しくなり「私たちのたましいを生き返らせる」のかを、主は私に教え始められました。言葉を変えれば、神は私たち一人ひとりのために夢や願いを持っておられますが、私たちがそれを受け取らない時期があるのです。しかし、主の言葉は常に送られた事を成し遂げるのであり、故にそれらの言葉はあなたや私のためにまだ存在しているのです。

回復の証し

主の宣言や約束はただ消えてしまうということはありません。主はそれらを私たちが受け取る用意ができるまで、私たちのためにしまっておいてくださるのです。それは 地面にしみ込んでいた雨がやがて空気中に戻っていくのは、地を潤すという目的を果たしてからであるのと同じです。

このよい例として、私の人生で、 私と兄との間で最近起こったことがあります。1998年に、私たちはトロントでのFresh Wind Youth Conferenceに参加しました。 それは主の臨在にあふれたパワフルな週末となり、私たち兄弟にとってもすばらしいリニューアルの時となりました。その時までの数年、兄は麻薬中毒と戦っており、私との関係もうまく行っていませんでした。しかしながら、そのカンファレンスで、主は私たちの関係を回復し、また、それぞれの内に働いてくださったのがはっきりわかりました。神は兄に力強く触れてくださいました。


私たちは復活節の日曜日に帰宅し、教会に行き、家族を訪れ、そして家に戻って休みました。その日の真夜中に、母が私を呼ぶ叫び声が聞こえました。廊下に走り出ると、母が兄の部屋のベッドに座って兄を抱き、彼の頬をたたいているのが見えました。ベッドの下に注射針が落ちていました。真夜中に主が父を起こされ、兄の様子を見てくるようにと強く促されたのでした。それによって兄を発見でき、救急車が来て病院に兄を運ぶまで、私たちは兄の命をつなぐことができたのです。

それは私にとって大きな打撃でした。しかし、これは神の臨在の中でのパワフルな週末の後で、サタンが全力で兄を攻撃をしたのだということを私は理解しました。その日から、私はトロントでの兄のヴィジョンと記憶を私の胸にしっかりと抱きました。そしてそれから始まった兄の麻薬との戦いの凄まじい日々の間、主はしばしばあの週末のことを思い起こさせてくださったのです。


兄はその後、刑務所に入ったり、麻薬中毒の年月を過ごしましたが、数年前にそういう人生から抜け出しすばらしい女性と結婚しました。しかし、まだ本当に主と共に歩くということではありませんでした。ほんの数週間前、私がつくった最新の「Anthem」というCDを彼にあげました。翌日彼から電話があり、「私もこんな情熱を持ちたい」と言うのです。主が私の心を促されたので、「自分は麻薬中毒者であったから、主がトロントで私にして下さったことはもう全部帳消しになってしまったのだ」という敵の偽りを兄が信じることを止めねばならないと話しました。兄は泣き始め、それから私たちは主のことをもっと話し始めたのです。

その幾晩か後に、私はイエスとの「いこいの水」の出会いをし、主は兄のための言葉とヴィジョンをすべてしまってあることと、そしてこれからの兄の人生でそれをスピードアップされることを示してくださいました。私はこのことを兄に話し、神が彼の人生のために計画されたことはもはや手に入れることはできないという嘘を破り捨てました。それからの数週間の間に、彼はイエスとの深い親密さの中に引き入れられ、現在は主に燃え、ますます主に餓え渇いています。私との関
21 05月

伝道の天使がアフリカからやってくる ダグ・アディソン  5月21日


伝道の天使がアフリカからやってくる

ダグ・アディソン



私は2009年3月21日に、Prophetic Breakthrough Ministriesのバーバラ・クラッセンと共に預言カンファレンスのスピーカーとして南アフリカのケープタウンに行きました。飛行機が着陸すると、神がこれから劇的な変化が起こるであろうと語り始められたのです。そして、この変化は連鎖作用を引き起こし、それによって全世界に神の御国を拡大していく大きな影響を与える結果となるであろうと言われました。その後直ぐ、私は天使が訪れる夢を見始めました。カンファレンスでは、天使の活動が活発になっていくのに私は気がつきました。又、神の臨在と力が非常に強く顕れました。奇跡が起こり、人びとは癒され解放されました。それが即座に起こったこともありました。


力の伝道の天使

ある日の夜の集会の直前に私は、御国の経済政策の超自然的注入としか言いようのないものを受けました。私がメッセージを語ると、非常に大きな天使が訪れましたが、彼はビジネスマンが御国のための経費を作り出す油注ぎを携えていました。これを 「ヨセフの油注ぎ」という人もいます。創世記41章にヨセフがパロの夢を解きあかし、経済が下り坂のときに繁栄するための方法を預言的に示したことが書かれています。その集会では、ビジネスと経済のための戦略がその場で示されるケースが多く見られました。私自身のミニストリーの経済的必要に関しても、その夜祈りの答えを受け取りました。


次の集会にもその天使が訪れ、出席者がほとんど全員解放され、傷心や権威者から受けた傷を癒されました。その次の集会でも同じ天使が来て、ほとんど全員が身体に聖霊の顕れを経験し、電流や熱、ぴりぴりという感覚を身体に感じました。何十人かはその晩身体の癒しを受けました。翌日には自殺を考えていた人がミニストリーを受けて救われるという超自然的な変化の報告等が入ってきました。

私はこのように強い神の力の顕れをしばらく見ていませんでしたし、このような天使を見たのは始めてでした。人びとに必要なことが何であれ、この天使は即座にそれに応答する油注ぎを解き放つのでした。私はアメリカにいるボブ・ジョーンズという友人に電話をして、彼がこの天使のことを知っているかを聞きました。ボブはこの天使は「力の伝道」という天使で、私がアメリカに戻ってリバイバルをもたらすために私に遣わされたのだと話してくれました。


集める天使たち

その夜、私は一つの霊的経験をしました。それが夢であったのか、実際に起こったのか、ヴィジョンであったのかわかりません。その経験の中で、私はカリフォルニアで高速道路101号線を車で走っていました。道路のわきに数十人のカリフォルニア交通局の労働者がいるのに気がつきました。じっと見ると、彼らの顔は燃えるような目をした古代アフリカ人の顔に変っていきました。彼らは草むらの中から白い光の玉を手で掬いあげるのに忙しくしていました。他の人たちが見過ごして無視していた光を彼らは見つけることができたのです。その瞬間、私は神への畏敬を感じ、彼らが大リバイバルの際に集めるために神によって遣わされた天使であることに気が付きました。(ルカ10:2、マタイ24:31参照) この天使たちはアメリカにリバイバルをもたらすためにアフリカから来たのだと言うことを私は悟ったのでした。

力の伝道の天使と集める天使たちが今カリフォルニアで、全地に訪れようとしている偉大な神のムーブメントのための備えをしているのです。彼らの働きの対象は、社会からのけ者にされている人や、神に召されているにもかかわらず人びとからは見過ごされている人たちでした。この神のムーブメントはカリフォルニアから始まっていますが、そこにとどまらず地球上全域に広がります。神からの様々なタイプのヴィジテイションやアウトポアリングが今地上で起こっています。これはその一つに過ぎません。


白い羽根

南アフリカのカンファレンスで多くの預言者たちが、アメリカのリバイバルのために、私に天使が一人遣わされると告げました。これは非常に重大なことなので、何かそれを確証するものを私は神に求めました。すると次の集会中に「白い羽根」が空中に 現れ、会衆の面前で私の手のひらに舞い降りてきました。その時、神の力が会場に強く現れました。私は椅子から滑り落ち、床の上で使徒行伝10:10にあるようなトランス、夢見心地になりました。天使が私の手を取り、私は深いレベルの啓示を受け始めたのですが、それは今も続いています。


ニュートンの法則とリバイバル

南アフリカを出発しようとしていたとき、私は神から預言の言葉を受け、今起きていることは、ニュートンの「運動の第三の法則」と似たものだと言われました。その法則とは「物体が他の物体に力を及ぼす時、その物体は同じ大きさの反対向きの力を他方の物体から受けている。」というものです。南アフリカからの天使がアメリカに与えるアクションは、南アフリカでも同じ規模の聖霊のリアクションを起こさせるのです。世界のいろいろな所でリバイバルが起こると共に南アフリカでもリバイバルが起こるのです。旅行から戻ると、私は霊で南アフリカに連れて行かれるという経験をして、一つの分裂を神が癒しておられるのを見せられました。南アフリカや世界において、一致を妨げるものを取り除く神の策戦が天から解き放たれているのです。クリスチャンの一致がリバイバルや神のムーブメントを保つための鍵となるのです。


どう応答すれはよいか

私はこの記事を書くことを非常に躊躇しました。私はこれが過去の神のムーブメントと同じようなレベルの影響を与えるとか、 現在起こっていることは私のミニストリーだけの成果だとか言っているのではありません。ただ私は自分が経験したことをお話し、分与し始めねばならないと感じているのです。私はセンセーショナリズムは嫌いですので、今まで自分の超自然的な体験のほとんどを小さく扱ってきました。しかし、今回のは特別です。家に帰ってインターネットで調べたところ、いくつかのミニストリーがここ数日に起こった天使の出来事の記事を出していました。 この数年来私は、教会史上最大のリバイバルがやってくると言ってきました。

私が気づいたのは次のことです。これらの天使と彼らがもたらす油注ぎが解き放たれると、私たちがすでに持っているものをもう一段高い新しいレベルへと引き上げます。ですから、あなたが既に召されているものをもっと増し加えて
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